映画『週末の探偵』舞台挨拶に行ってきた。

#シネリーブル梅田 で開催の『 #終末の探偵 』舞台挨拶上映へ。主演の #北村有起哉 さんと #井川広太郎監督 が登壇、上映前に見どころを解説した。

作品は博打の場面からスタート。ルーズな探偵を演出しながらも飄々とした中に時にお節介で時に街が良くなるように仲介役となり、時に恩義を忘れない人間味があって新たな探偵シリーズの幕開けを感じた。

探偵ものといえば、スモーキーで薄暗い世界感という印象が強いが、今作に描かれているのは移民問題や社会悪の立ち位置、そして暴力的な正義。ただのしゃれた探偵話じゃないんですよ。

「決め台詞をさがしてみて」と2人からの提案があったけど、しかと見届けましたよ！あれですね。

　あと、やっぱり北村さんは、声がいいなー！ほんと。居るだけで味わいがあり、韓国の映画俳優みたいな感覚で見てしまう。アクションもできるし。今回のアクションは、長回しの場面もあって緻密に研鑽されているように見えた。アクション監督が『ディストラクション・ベイビーズ』『ベイビーわるきゅーれ』の園村健介さんなので、見どころの一つでもある。

この日北村さんがかけていたレイバンのサングラスは劇中で使っていたものだそう。個人的に気に入って買取ったそうなので、シリーズ化したらまたグラサン姿で舞台挨拶もありかも。

あ、あと、本筋には関係ないんですが、主人公の携帯のカバーが手帳型だったのが意外。丁寧に毎回カバーを閉じていて気を配る性質が人との関係性にも通じているなと勝手に想像しました。

あと、ラストシーンで食べる麺が本当においしそうで…でもこの麺ひとつとっても日本のなかの異文化を感じさせてとても好きなエンディングだったな。

★終末の探偵　公式サイト
https://syumatsu-tantei.com/