陽炎
作詞/作曲:想都ぱら
気をつけて 擦り切れたドラマを横目で
ほら溶けてるよ 受け止めた夏を綺麗に舐めとった
うだろうよ 端に寄って手を引き寄せて
重たいでしょって リモコン取って境界を分かんないまま
溶けたA・B・Cで顔を飾って 君は怒らなかった
爽やかにべたついた笑顔を擦り寄せた
君のくれたラムネは少し減って 赤らむ頬に伝う汗
扇風機に透かされた脇腹に今もまだ照れてるよ
なびくキャミソール君の形になる
それならぼくも ティシャツを着て
ともに蜃気楼に溺れよう
儚さと終わりを思って 永遠へ踠き続けている
空を掻く両手は夏風に絡んで
もどかしく動きを止めてしまった
揺れた声に驚いて見ても君は乾いた目を瞑っていて
一人で何をと言う前にぼくもともに言ったんだ
君のくれたラムネは少し減って赤らむ頬に伝う汗
扇風機に透かされた脇腹に今もまだ照れてる
飲んだラムネ真っ青光る半端に上がった口角と
言いたげに汗ばんだ瞳の奥に今もまだ照れてるよ
青い短冊に青天も君もあおぐ
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