ヒロアカ映画ライジングの感想

非常にかっちゃんに偏った感想です。クソ長い。

そしてここまでで前半だ。


とりあえず冒頭のシーンで荼毘を見ていて、おそらくもう予想されてるだろうけど、トウヤくんの遺体を元に作られた人間なのかな……って思いでエンデヴァーとの戦闘を見ていた。しんみりした。

島でのみんながヒーロー活動しているのを見て、それだけで嬉しくて泣いてしまいました。それぞれの長所をしっかりと活かしていて、みんないきいきしていて、島の人にも愛されていて。こんなに平和なシーンで泣けると思わなかった。A組の成長がこんなにも嬉しい。感謝しかない。

言いたい事いっぱいいっぱいあるんだけど、めちゃくちゃ長くなるので割愛します。かっちゃんの話だけでも長いので。以下ほぼかっちゃんの話。

文句言いつつみんなが休んでる時はちゃんとパトロールしてるかっちゃんに愛しさが募りました。あとずっと観光ガイド持ってたから、地理や人が集まる場所の把握は完璧だったんじゃないかと。影で努力してるよね。。あと人の話を実はよく聞いている。活真くんとデクの会話聞いてて、個性も理解した上で最後に船の上からあの言葉で送り出したの、変わったな成長したなって。すごいよ。1話のオールマイトの代わりを幼馴染が2人でやってる。ってあのシーンは胸いっぱいでした。

上で2人でオールマイトの代わりって言ったのでここでバァーッと言ってしまうのだけど、お姉ちゃんが捕らえられてるの見て、活真くんががむしゃらに飛び出していったところでデクが駆け付けてくれて、まほろちゃんはバクゴーが救けてくれて、そして2人でスマッシュを打ち上げて雲を晴らすのもそうじゃん。ずっとあの日のリフレイン。オリジンを2人が次世代に繋いでる。

そしてパトロールから帰って来てからのデクとのやり取り。早くその力を自分の物にして俺と戦え。まさかこれが最後の戦いに向けての盛り上げの一部だと思わなかった。こうやって約束した次の日にこれを壊してでもやらねばならない事が起きるとか思わないじゃん。非情すぎて泣けてきた。

ミイラ敵との戦いで、リスクを負ってでも籠手を爆破したのも感動なんだけど、腕を拘束されていても爆破できるようになっているんだなってのも感動……周辺が爆発したからって誘爆する素材では無いと思うし、どうやったんだろうか。そして傷を負ってるのを周りに悟らせずにさっさと次へ向かう。彼も死のうとは思っていなくても人を救ける為にリスクと自己犠牲は負う覚悟で戦ってるんだなって泣けてきました。

「お前が迷子探しに行って何の役に立つんだ!」って切島くんに言っていたけど、自分にもそれは向いていないからやってなかっただけで、決してサボっていた訳ではないんだなと。だってこの日は宿直明けだから睡眠時間も短いはずなんですよ。それでもこれは自分の役割だと判断して無理をして動いてる(戦いたいという思いもあるとは思いますが)。避難誘導は柄には合わないとは思うんだけど、神野の時に“この戦いでは自分が邪魔だ”って判断もきちんと出来ていたので、本当に自分が使える場所だと思っていなければ引く事もあると思うんですよね。そしてデクのいる場所だって分かってても、まほろちゃんの出した目印のところにいの一番に駆け付けてる。

なんかベラベラ話した後にここはIQ下げるんですけど、

ナインと戦闘してる時のかっちゃんの空中から一気に距離詰めてスライドして後ろに回り込む動きめちゃくちゃカッコよくないですか? 爪を避けてる身のこなしもめーちゃくちゃカッコいい。頬が切れたところも最高。龍(?)に食いつかれて肋骨持ってかれてるとこも最高。食われたままでも爆破打ってるとこも好き。そして満身創痍のところデクと纏めて梅雨ちゃんに包まれてるとこもかわいそうで良かったです。戦うかっちゃんの身のこなし好きだ。

その後の活真くんの献身も熱くなるものがあったけど、みんなの為なら個性が無くなっても良いって言ってる姿に、もう本質はヒーローじゃん……ってなりました。そしてヒーローになるのをよく思ってないまほろちゃんがそれにショックを受けてるのも印象的だった。弟がヒーローになれなかったら良いなんて思ってない。まさか幼馴染2人がオルマイの代わりなのまでは理解できても、引子ママの代わりをこんな幼い少女がしてるなんて驚いちゃう……

最終回で1話の内容を盛り込んでくれる演出めちゃくちゃ好きなんですよね。この映画ほんとに良い最終回。怖い。

最終戦の話まで書き始めるとヤバそうだったので一旦切ります!