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お庭の草抜きと仕事について

おはようございます。今朝も勢いで書きます!

今年の夏は暑かった。毎年、言っているように思うから、今年の夏も暑かった、か。その暑い夏のあいだ、我が家のお庭の草や木々たちは、元気よく伸びて育った。

これも毎年のことだ。そこまで元気に伸びなくてもいいのにと思いながら、暑い夏のあいだは、暑すぎて、草抜きができずに、リビングなど室内から伸び放題の草を眺めるだけだった。

そんな状態を放っているのだから、夏の終わりになると、我が家の庭は森のように鬱蒼としてくる。もはや、お庭の原型が分からないほどだ。

我が家では夏の終わりは、お庭の草抜きのシーズンの始まりでもある。

お庭はキレイに整えられていると、居心地がいい環境になるのだが、草木が好き放題に伸びてしまうと、眺めるのもツラくなる。

あ~、草を抜かないとなぁ~、木の枝も切らないとなぁ~、と。

どこから手を付ければいいのか、分からない状態になる。お庭がキレイになるというゴールが見えない状態だ。

これは、まるで、大量の仕事を抱えて、終わりが見えずに、どこから手を付ければいいかが分からない状態と似ている。

さて、そういうときに何をすればいいか?

すでに、私はこれまでのお庭の手入れで学んでいる。

・いっきに片付けるために、まる一日かけた草抜きを始める
・子供たちに手伝うように強く声をかける
・いい道具を探しにホームセンターへ行く
・そのまま放っておく、見て見ないふりを続ける

どれも違う。

最も、大切なことは、できるときに、一時間でもいいから草抜きを始めることだ。30分でもいい。大事なのは、服を着替えて、一本目の草を抜くこと。道具を手にして、一本目の枝を切ること。

一本目の作業をすることが、最も大事。

一本目を抜くと、次に抜く草が見えてくる。そして、その草を抜くと、次に抜く草が見えてくる。

一本目の枝を切ると、次に切る枝が見えてくる。そして、その枝を切ると、二本目に切る枝が見えてくる。

お庭の草抜きや枝切りは、この繰り返しなのだ。大事なのは、草が抜かれ、枝もキレイに整えられたお庭をイメージするのではなく、目の前の草や木を一つづつ抜いて、切っていく。そうすると、次にやるべきことが見えてくる。その繰り返しを続けることが大事。

また、いっきにお庭をキレイにしようとしない。一日30分、それが難しければ、3日のなかで30分でもいいし、一週間で一時間でもいい。何回かに分けて、時間をつくって、作業を続けること。

その作業を続けていると、どんどんとキレイになっていくお庭を見ることになり、それがモチベーションとなって、作業が進むようになる。

大量の仕事を目の前にしたときも、一緒だ。仕事量に押しつぶされるのではなく、まずは、一つの仕事を終わらせる。それも、できるだけカンタンなものがいい。そして、次に見えてきた仕事を終わらせる。それを続けていると、終わりが見えてきて、それがモチベーションとなり、仕事のスピードが上がっていく。

お庭の草抜きや木々の枝を切りながら、このようなことを考えている。草抜きや枝切りから学ぶことはある。

ひとつづつを大切にして、今日もステキな一日に。


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