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配信者に必要なPCってなんだろうーその1、選ぶべきPCー

はじめましての方は初めまして。そうでない方はおはらーな☀
みそらーなnote、Ready steady go!

今回はいま配信者になろうと思ったら、必要なPCって今どの程度なんだろうなぁって思ったことを書いてきます。
Mac派?知らない。Linux派?オメー初心者じゃないやろがい。

もし、俺、これから配信者になるんだ……って、いばらの道を選ぶ人がいるんならせめてもの手向けになればいいなぁ(願望)くらいの記事です。

一応何度か自作やアセンもしてるけど、あくまでふんわり記事だから参考程度に読んでね。
ちゃんと知りたいなら何百機も組んでる方のブログとかを参考にしてね。そのレベルには勝てんよ……


PCの選び方

そもそも、配信者といってもいろんなスタイルがあります。
ゲーム実況系なのか、雑談系なのか、お絵描きなどの作業垂れ流し系なのか、演奏してみた、歌ってみたetc。
方針も、収録か、声だけか、顔出しか、Vライバーか。
それによっても必要なスペックは大きく変わってくるので正直ハイエンドPC(全部最先端パーツで作られた最高品質機種、50万以上するような化け物)以外は必要に応じてどこを重点的にするかが変わります。

でも、大前提があって、

屋外配信をするなど理由がなければ基本ノーパソは選ぶな。
家電有名メーカーよりBTOメーカーを選べ。

です。
理由は単純に、
ノーパソは型落ちが早く、短寿命で拡張性がないから。
BTOメーカーは選択肢が広いから。

ちょっと詳しく書いていきますね。

ノーパソを選ばない方がいい理由

1点目:CPUがデスクトップより弱い

CPU、要はパソコンの頭脳がデスクトップのものに比べて、低燃費だけどその分性能が抑えられたものがつかわれることが多いです。ノートPCでi5積んでます!って書いてても、デスクトップのi5と比較したら1〜2世代前くらいのスペックだったりね。
これはバッテリー駆動で動くノートパソコンゆえの宿命で、電力が常に供給されているデスクトップみたいに電気を際限なく食べてたら1時間と駆動できません。
もちろんハイエンドノートパソコンに搭載されているようなものになるとそれも改善はされますが、デスクトップなら同程度のスペックをもったパソコンが数万単位で安く買えます。しかも高性能の代償にバッテリーの燃費悪いので結局コードさしっぱで、同じ場所で使うというね。
そうなるとノートのメリットがなくなってます。
昨今はCPUの性能UPスピードも早いので、ミドルスペック程度のノーパソではメインで使える稼働寿命が結構短いのも悲しみを加速させがち。

例外は、電力が外出先で確保できる場所で配信を行うケース(車内コンセントがあるとか、ロッジでキャンプ配信とかね)や、別の目的(例えば大学でノートPCが必要など)との兼ね合いがあるパターンかな。
まあ前者は今はスマホやタブレットでも概ね問題ないし、後者は予定外の画面やユーザー名が映って身バレするリスクが上がるから気を付けてね。

2点目:熱が逃げにくくて、それがパソコンのダメージになる

CPUって、実はすごい熱を発生させているんです。最近はLED満載のデスクトップが人気ですが、それってファン(換気扇)がいっぱいついてますよね。あれは飾りではないんです。いや、飾りのケースもないわけじゃないけど、9割のケースでは中にたまった熱い空気を排気して、外の空気を取り込む役目があります。

なんで空気を取り換えるかっていえば、PCが熱で壊れないようにするためです。
CPU然り、グラボ然り、パソコンは精密機器の集合体です。ナノメートル単位で作られてる部分もあるくらいですからね。そこに電気がガンガン通ると、抵抗とか諸々で発熱します。
熱膨張って知ってるか?☕️👊じゃないですけど、CPUなんて何も対策しなければものの数分もせず火傷するくらい熱くなります。マジで。
だからそれで変形したり壊れたりしないよう大きめのCPUクーラーがあって、さらにケースにもファンがいっぱいついてるのが今のデスクトップ主流になってます。

それがノートだとそれが背面に小さいのが1個あるくらいで、基本的に通気性も最小限なんですよね。
しかもパーツごとが密集しているので、発熱しているパーツ付近のパーツも巻き添えで温かくなっていきます。
特にCPUとグラボは主な発熱源、なので酷使するほど、周りを巻き込みながら寿命を削っていきます。

デスクトップはそのあたりのエアフローなりが融通が利くので、ノートより寿命が長くなりやすいんですよね。これが2点目。

ついでに言えば、パーツが全部一体になっているので、キーボードでもCPUでも、どっか1つ壊れたら基本工場修理送りになります。帰ってくるまで数週間くらいかかることもあったり。
デスクトップは壊れた原因を変えれば融通利くので、持ち込みでも修理早いんですよね。自作やカスタムができるならパーツ取り寄せたら1日で済みますし。

3点目:USBポート足りねぇ!!!

USBポートがシンプルに少ない。
USBが3つにUSB-Cが1個あればそこそこいいノーパソでしょう。
じゃあ配信者になるなら、どのくらいUSBポートを埋めるか、考えてみると、
・マウスやキーボードなどの入力デバイス
・マイクやオーディオインターフェース
・WEBカメラ(声のみの人以外)
・ペンタブや液タブ(作業配信する人や作業効率上げたい人)
・ゲームコントローラー(ゲーム配信者)
・キャプチャーボード(switchとかやるなら)
etc……
他にも最近話題のSTREAM DECKやら左手デバイスやらMIDIキーボードやら、増やそうと思えばきりがないですね。

ノートだとキーボードやマイクなどは一部内蔵されているので使わないじゃん!って人もいると思いますが、ゲームをするならキーボード酷使した結果、壊れて丸ごと修理コースがあるのであまりお勧めしません(経験談)
また、内臓マイクは外の騒音とかいらない音まで拾ったり、音質悪かったりで、友達との通話ならまだしも第三者に聞いてもらう配信では基本やめた方がいいです。何万もするコンデンサーマイクは使うかどうか人によりけりだけれども、せめて数千円のゲーム用ヘッドセットとかね。
カメラは顔出しとか画素数が必要な用途以外なら使えると思う。

勿論、それらもただで動くわけじゃありません。電気を使って動いてます。ノート直刺しだと本体とバッテリーの取り合いになります。
さらに言えば場所も取ります。そうなると位置も固定になってコンセントに常に刺して……となるとノートであるメリットは?ってなるんですよね。

そんな感じで、うち個人の見解としたらノートPCは配信者には理由がなければお勧めしにくいです。

BTOメーカーからPCを選べ!

BTOってなんぞや?という方に簡単に言えば、半オーダーメイドのパソコンです。Bulid to order、要は注文したらそれに応じて作ってくれる会社のことです。
例えばゲームをいっぱいしたいからSSDを大容量にしたいとか、グラボをいいのにしたいとか、配信で作業するからマルチタスクに強いCPUにしたり、メモリ大きくしたりとか。
有名どころだと、CMやってたマウスとか、 店舗も多いドスパラやパソコン工房とかかな。

対して、家電量販店とかで売ってるメーカー品PCは完成品です。一から十まで整えてくれて、初心者向けのサポートソフトや故障保証などは手厚いですが、ゲームや配信に最適化されてない構成で作られてます。そりゃソリティアやワードするのに高級グラボ要らないからね。
じゃあ最近増えてるゲーミングコーナーのならいいやん!って思うかもですけど、悪くはないけども同じ値段ならスペックに応じて必要なパーツを考えられる選択肢が多い方がいいじゃん?ってのが個人的な見解。

じゃ、BTOメーカーで選ぶのは分かったから何処にすりゃあええの?って言われるでしょうが、これはきのたけ戦争並みに宗派があるので正解はないです。
殆どの人は自分が最初に問題なく使えたメーカーを継投して使うし、まして別のBTOメーカーで同世代同程度のスペックを持つPCを複数台買う人は激レアさんかソムリエか石油王でしょう。
なのでどこ見るべきかと言われたら、個人的にはこの辺りが重要かなって思います。

1.やりたいゲームがあるなら、その推奨スペックより一回りパワーのあるPC
2.ケースの見た目と予算
3.オプションパーツの選べる量

1.については言うまでもないでしょう、基本的に配信にしろ録画にしろ、ゲーム+OBSなどの録画配信ソフトなど、複数のソフトを走らせながら使うことが多くなります。
また、動作の最低スペックというのは画質もギリギリにした上、フレームレート(動画のコマ数)も遊べるギリギリのラインの構成です。折角動画や配信に行ったのにガビガビだったり、カクカクなものを見たいですか?
視覚情報は人間の場合すごく大きなファクターです。
そういったところで、来てくれた初見さんやリスナーさんに残念に思われないようにするためにも、スペックはケチるべきでは無いため、1つ目にしました。
スペックに関しての詳細は長くなるので次回以降に書きます。

2つ目は見た目と予算。
ケースの見た目は大事です。これから長い付き合いになるものだからこそ、愛着のわくものを選ぶのが大切です。今だと配信者とのコラボモデルや、黒以外のカラーも多くなってるので選択肢も広いですからね。
でもやっぱり予算も大事。配信をしようと思うなら最低でも15万クラスは見積もっておかないとですけど、安いなら安いに越したことはないですからね。

3つ目は、BTOの特権であるオプションでのパーツ交換の種類が多いかどうか。
BTOパソコンはそのままでも勿論稼働しますが、将来性を考えて一部のパーツを変更したり、増設したりといった対応をしてくれます。
例えば、ゲームをたくさんしたり、動画ファイルを沢山作ることになるだろうから大容量のHDDを追加したり。或いは先ほどの排熱の話をしましたが、CPUの熱を逃がせるようにいいクーラーやいいグリスにしたり。他にもメモリーを増やしたり、色々な改造を注文段階で受けてくれます。
その選択肢は多いなら多い方が勿論いいですからね。ただ、スペックや予算ほどは重要ではないので3番目かなぁ。


ちょっと長くなってきたので今回はこの辺りで。
まとめると、
・BTOメーカーのデスクトップモデルから探そう
・スペックや予算は大事。見た目も気になったのを選ぼう

あんだけ書いたのに2つで終わったよ!!!
でも解説なんてそんなものかもしれない。

あくまでこれはうちの見解なので、参考までにね。
次回はスペックとかその辺をもう少し掘り進めたいな。
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じゃあね!!

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