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【読書レポート】問題解決力を高める推論の技術


書籍について

問題解決力を高める推論の技術

発行日 2020年1月21日
著者 羽田康祐
発行者 太田宏
発行所 フォレスト出版株式会社

この本を読んだ背景

朝会と、先週取り組んだ課題について、自分に足りないものが因果関係を持たせるために根拠をいくつか考えて、相手が納得する理由をつけることです。

数値に対して根拠を出して〇〇だから〇〇になります。の流れをできるようにならなければいけないと思いました。

この先、相手に話すときに何か提案するときはこの言い方をして相手に納得させることができるようになりたいので、この本を読みました。

この本を読んでどういう姿になりたいか


取り組んだ課題では、フィードバックでなんで?と言われたときに返す言葉がないので返せるようにまずはしていきます!

相手が納得して、行動させるまでできるようになりたいです。今のままでは根拠が薄いです。

演繹法を使って、なるほど!と思ってもらえるプレゼンができるように根拠を1つではなく3つ揃えて相手に納得感を出すようにします!

本の要約 


◆帰納法をトレーニングする方法

帰納法のトレーニング方法につ言って解説しよう。

帰納法は単にその方法論を理解しただけでは使いこなせるようにはならない。
なぜなら帰納法は「知識」ではなく「運用能力」であり、
身に着けるために必要なのは「勉強」ではなく「日々のトレーニング」と「習慣化」だからだ。

一方で、無理な努力は長続きしない。
あなたも「英語の勉強」や「ダイエット」などで努力が続かなかった経験がおありだろう。

「努力するのは大切なこと」と考えるのは美徳だが、続けるために重要なのは「努力すること」以上に、
「努力しなくても済む工夫」をすることだ。
そのためには「帰納法のトレーニングの時間を作るのではなく「今ある習慣の中に帰納法を組み込む」のが賢いやり方だ。
よってここからは、今ある習慣の中に帰納法を組み込み、トレーニングする方法について解説しよう。

ーーーーーここまで読んでーーーーー
今トレーニングで課題を2つ週にもらっているのでその課題についてこの帰納法を使って解いていくように
したいと思いました。
新たにチャレンジする時間は今自分には手いっぱいでないので、この本であった特徴を3つ並べてその中に
ある共通点から根拠を導き提案や施策などに結び付けるやり方をしようと思いました。
今の課題の取り組み方は、課題を見つけに行きこの結論です!という風に決めつけが入りがちなので、
この方法を試してみます!
まずは自分のできるところから変化させていきたいと思いました。

◆職場の問題を帰納法で解決する


突然の質問で恐縮だが、あなたが務めている企業は100%完璧な組織だろうか?

多くの人は、諸手を挙げて「yes」と答えられないはずだ。
なぜなら「100%完璧な組織」とは「問題ゼロの組織」と同義だが問題ゼロの組織など論理的にあり得ないからである。
「問題」とは「理想の状態と現実の状態とのギャップ」のことをさすが、そこには大きく分けて3つの視点が存在する。

大きく分けて3つの視点がある。
「発生型」の問題:すでに発生してしまってる問題
「潜在型」の問題:今後発生するであろう問題
「設定型」の問題:今より高い理想に近づけるために設定した問題。

こうして問題を3つの視点でとらえなおしてみると、たとえ今の段階で組織の問題がゼロに見えたとしても
*今より高い理想を追求し続ける限り「設定型の問題」は永遠になくならないことが分かる。

このっようにあなたの組織を含め、世の中の組織には必ず何らかの「問題」が存在する、
だとすれば「組織の問題を解決する業務に帰納法を組み込む」ことができれば、毎日の仕事が「帰納法のトレーニングの場に変わるはずだ。

ーーーーー
自分の今の課題は、発生型の問題で解決するためにどうするのかと言うことについてやっています。

まず上記の課題をできるようにして、さらに広い視点で今より高い理想に対しての問題を考えていけるようにしたいと思います!

設定しているものは今とのギャップがあります。そのギャップを埋めるには発生してる問題をまず解決する必要があるからです。

自分のやっている課題は、起きている事情に対してさらに良くするにはどうするべきなのかを考えることが自分にできてないので日々トレーニングしたいと思いました。

◆職場をトレーニングの場にする2ステップ


それでは具体的に、あなたの職場を「帰納法のトレーニングの場」に変えるには何が必要だろうか?
大きく分けると次の2つのステップが必要だ。
STEP1:フレームワークを使って問題を発見する。
STEP2:帰納法を活用して、提案ロジックを考える。

まずは「STEP1:フレームワークを使って問題を発見する。」
物事は、ただ漠然と全体を眺めているだけでは、有益な示唆は得られない。
なぜならこの世界に存在する多くの物事は、様々な構成要素が複雑に絡み合って成立しているため、
ただ漠然と全体を眺めるだけでは、1つ1つの構成要素や、構成要素間の関係がつかめないからだ。

しかし、世の中にある様々なフレームワークは、物事をとらえる際に有力な「複数の視点」や物事を成立させている
「構成要素」を提供してくれる。
もしあなたがフレームワークを有効に使いこなせば、多くの気づきを得るだけでなく、気づきをえるスピードも格段に上がるはずだ。

フレームワーク
「PEST、ファイブフォース、3C、4P、PDCAなど」

これらを用いて、意識的に自社の戦略や組織、あるいは業務・財務を眺めればただ漠然と
全体を眺めるよりはるかに多くの気づきや問題を発見できるようになるはずだ。

さっまざまな気づきや発見をえたら、続いては「STEP2:帰納法を活用して提案ロジックを考える。
もしあなたがフレームワークを駆使した結果、あなたの企業が抱える問題として、
「業務生産性の低下」に気付いたとしよう。
そしてこの問題の解決策として「リモートワークの導入」という仮説を立てたとする。

しかし、ただ単に「リモートワークを導入してみたらどうですか?」だけでは帰納法のトレーニングにはならない。
あなたの目的は「日々の業務を通して帰納法をトレーニングすること」なので、
ぜひ「社内の提案」の局面で帰納法を取り入れてより説得力のある提案を目指そう。

そこであなたは。QCDというフレームワークで事実を整理し、帰納法を使って推論を組み立てたとしよう。

品質:妨害のない環境で必要な業務に集中できる、通勤時間が無くなりプライベート充実しメンタルヘルス効果が見込める。
コスト:デスクやいすなど備品類のコスト削減、光熱費の固定費部分も削減
スピード:チームメンバーの居場所にとらわれずMTGができる

共通点:リモートワーク導入で生産性低下の問題を解決できる。
結論:リモートワークを導入するべきだ。
このように組織の中で必ず問題が存在する以上、そこには「提案」の余地がある。
そして余地がある以上「帰納法」を活用する場面は多く存在する。

もしあなたが帰納法の運用能力をマスターしたなら、ぜひ職場の問題を発見し、解決策を考える際に帰納法を使う習慣をつけよう。

本を読んでやること

・先週の行動のPDCAを回します。

先週は2つの課題に取り組みました。フィードバックをもらう時間がなく焦ってやってしまったので1つにもうすこし考える時間を作りたいと思いました。
課題の数は増やさずに先週のフィードバックをまずもらって改善させるところからやりたいと思います。
納得してもらったら次の課題に行くようにして、今週もらった2つの課題に合格を貰います。

・根拠を3つ出すようにします。
反論処理も3つの根拠に対して考えます!!
共通のものを見つけてそれを根拠にして進めるようにしたいと思います。

・共通点を見つけて課題に対しての結論をだします!

この根拠なので、〇〇を行い改善していきます。まで言えるようにします。

2.3個目は課題でこの方法を取り入れてやります。

振り返り

先週の課題で思ったことは、フィードバックをもらう前提でやってしまうためなるべく納得感が強くなるように資料を提出したいと思いました。

1つに取り組む時間が朝1時間も取れず帰りにやることになったので、朝と退勤後30分ずつにしたいと思います。

1時間でできない場合は夜に30分さらに追加し1時間半ではできるくらいにします。

先週合格できてないので、今週で2つ合格し次の課題をもらえるようにします。

9月までの目標


結果目標

タイムコントロールができる自分になる

背景(この目標を立てた理由)
・課題に対して解決100%でできていないこと
・やればいいと思ったところで終わってしまうこと
・楽な方に逃げてしまう自分がいる
・自分のやりたいことの時間に使ってしまってやらなければいけない時間を作れていないこと

改善策
・タイムコントロールができるよう計画を立て、向き合うことが苦手なものに対して時間を使う
・決まった時間にすることを決め強制的にやる
・逃げるような発言をしない

行動目標

朝早起きをする
本を読む時間を作る
マイナスなことを考えないようにする

結果 理想の姿
・時間を有効に使うことができる
・自分の欲しい時間を確保できる
→課題に対して100%取り組む時間作れることにもつながる

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