10月11日衆議院代表質問ジェンダー関連

時間はTBS NEWS(https://www.youtube.com/watch?v=j2sYbQkN-KM)準拠

書き起こし


立憲・枝野

(51:17~)「選択的夫婦別姓制度の導入を、法制審議会が始めて答申したのは、1996年。私は初当選以来28年間もその実現を訴え、何度も議員立法を提案してきました。もはや議論は十分です。決断と実行の時であります。私たちは、選択的夫婦別姓制度を早期に実現します。大部分が女性である婚姻の一方当事者に、改姓を強いるという差別的な制度を、急いで改める必要を感じませんか?明確にお答えください。」
(52:00~)「性的指向や性自認を理由とした差別を禁止するLGBT平等法の制定と、同性カップルによる婚姻を可能とする法制度の実現を目指します。担当の大臣も設けます。これらについての総理の見解をお聞きをいたします。」


岸田総理

(1:12:12~)「選択的夫婦別氏制度の導入については、国民の間に様々な意見がある所であり、引き続きしっかりと議論すべき問題であると思っております。
同性婚制度の導入については、我が国の家族の在り方の根幹に関わる問題であり、極めて慎重な検討を要するものであると考えます。
また、性的指向、性自認を理由とする不当な差別や偏見はあってはならないと考えます。
多様性が尊重され、全ての人々が互いの人権や尊厳を大切にし、生き生きとした人生を享受できる共生社会の実現に向け、関係大臣が連携して、しっかりと取り組んでまいります。」


要約


――選択的夫婦別姓

枝野
・30年来の議論は十分で、決断の時である。
・一方に改姓を強いる現制度は差別的である
・急いで改める必要を感じないか?

岸田
・国民の間に様々な意見がある。引き続き議論すべき。


――LGBT

枝野

・(我々は)性的指向・性自認を理由とした差別を禁止する。
・同性婚を可能とする法制度の実現を目指す
・担当大臣も設ける。

岸田

・同性婚は我が国の家族の在り方の根幹に関わり、極めて慎重に検討すべき
・性的指向、性自認を理由とする不当な差別や偏見はあってはならない。
・すべての人々が互いの人権や尊厳を大切にする社会の実現を目指す

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