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【これをしてたらヤバイ!】相場で失敗する人の7つの特徴

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 こんにちは東証学園生徒会長の三尊いのりです。
 今日は生徒の皆様に「株式相場で退場する人に見られる7つの特徴」についてお話していこうと思います。
 まずは大けがしない方法を学ぶことで長く投資を続けられる投資家になりましょう!


 株式投資で損するのが怖い人はもちろん、自分のトレードを見つめ直したい人にもプラスになるような内容にしてみました。
 では本題に入りましょう。

①市場に対して確固たる思考プロセスで取り組めていない。


 これが非常に大きいポイントだと思います。株を始めたての人は例えばPERを見ながら投資をしたりしますが、その本質的な意味、なぜこの株があがるか? という所まで思考出来ていないケースが多いです。

 テクニカルでもそうですね。チャートを見て、線を引いて、なんかあがりそう!といった感覚でポジションを取ったりしてませんか? 

 どうして今そのテクニカルが買いタイミングとして機能するのか? いくらになったら損切りする、いくらになったら利確するなどは決めてますか? 

 ファンダでもテクニカルでも曖昧に感覚でトレードをして勝てる人は本当に少ないです。自身でポジションを取る際は自分の思考プロセスが適切かどうかを精査し、できるだけ曖昧な部分をなくしていく必要があります。


②損切りが出来ない


 これは短期でも長期でも多く見られる失敗ですね。自分の思考プロセスを確固たる物にしたあとは常に疑い続ける必要があるのが株式投資の世界です。

 なぜなら、株式相場は常に確定的な動きをすることはなく、どれだけ正しく相場に取り組めていても突然私達を裏切ることがあるからです。ポジションを取るときにどれだけ論理的にこの銘柄は上がると考えていたとしても、必ず損切りの余地は残すべきです。

 時には機械的に買値から10%下がったら売るなど決めておく必要があります。なぜなら損切りをしないということはその分資産がその銘柄に囚われてしまうことを意味します。

 すると、次に良い銘柄を見つけた時にその資産を使えません。資金効率が悪くなってしまいますね。必要経費だと思って損切りはどんどんしていきましょう! 


③レバレッジをかけ過ぎている


 これは儲かる投資と破産する投資の表裏一体でもあるのですが、レバレッジの張りすぎは銘柄値動きのリスクを当然増大させます。

 100万円持っている投資家の人が100万円株を買ってマイナス10パーセントを喰らっても当然マイナス10万円ですが、レバレッジをかけて100万円の現金で300万円まで株を買ったとしたら、マイナス10パーセントで3倍の30万円マイナスになります。マイナス30パーセントならマイナス90万で退場ですね…。

 当然逆もまたしかりなのですが、熱くなっていると気づかずレバレッジを大きくしてしまう…。まだ株を初めて間もない方はレバレッジはかけても現金比で150%まで、つまり100万なら150万までしかポジションを持たないなどが良いと思います。

 しかし、レバレッジは少ない資産を早期に膨大な資産へと導いてくれる手段の一つでもあるので、相場の勉強と実践に取り組みつつ段階的に解放していくのが良いと思います。

 いのり的な指針ですが、株を初めて半年間は現金比100%以内でポジションを持つことをおすすめします。半年たって何かが見えてきたらレバレッジを解放していきましょう!


 ④損をしたときに熱くなってポジションを膨らませてしまう。


 これは非常に危険なトレードです。短期トレードだと分かり易いですね。自分の取ったポジションとは逆に価格が動いたとき、衝動的にポジションを倍に増やしてしまうつまりナンピンしてしまう…。

 もちろん戻れば利益は大きく出るのですが、戻らなければ大きく損失を生み出してしまいます。それにポジションを足すということはイコールそのポジションにコミットメントしてしまうことにつながります。

 つまり、そのポジションが正しくなかったときによりメンタル的に損切りしづらくなるという状態です。皆さんも1度は経験したことがあると思います。

 もし価格が逆にいってポジションを足したくなった時、こう考えましょう。今増やそうとしているポジションはチャートやファンダ的に正しい物なのか? 

 最初に決めた思考プロセスからポジションを増すことは正しいとでているのか? その思考プロセスが間違っていたとしたら今の方が冷静で正しい判断が出来ているのか? などですね。

 株式相場はメンタルゲームの側面もあります。時には欲望を抑え込み、今の自分を冷静に見つめる必要があります。

 冷静さを欠いた運任せのトレードには期待値は見込めますでしょうか? そのことを常に胸に刻んでトレードし続ける必要があります。
 ファンダの方でよく見るのが、例えば今100円で2カ月後に150円になると想定している株があったとします。

 これがコロナショックのような市場の暴落で個別のファンダメンタルとは関係無い所で巻き込まれて80円になったとします。このとき自分の思考が確固な物であればあるほど買い増しという選択を取りがちです。

おそらく「企業の個別業績には影響がないただの市場の暴落はむしろ買い場である」と考えているのだと思います。しかし、これは私としては取るべきではない行動だと思います。この思考プロセスは一見正しそうで正しくないからです。

 なぜなら、今この株が100円から80円に下がったのマーケットの暴落が要因です。つまり企業の個別業績には関係していないのですが、当初この銘柄を買ったときに想定していなかったであろう市場の大きな変動そのものが現在この株の価格を形成している状態になっているからです。

 要は現在この銘柄は業績なんて関係なく、マーケットの変動に追随しているだけなのです。もしマーケットの暴落を受けて80円に下がった銘柄をあなたが買ったとしたら、それは企業業績の好転に対するポジションではなく、マーケットがリバウンドすることに対して取ったポジションになるのです。

 マーケットの変動で短期的にその株が動いているのだからそうですよね。そのときそのポジションには当初あなたが持っていたであろう業績予測という優位性が存在せず、あなたが最も苦手とするようなマーケット全体の短期的な値動き予測という要素が大部分を占めているのです。


 なので、執行コストが問題にならない程度の枚数であれば、マーケットの値動きが激しくなって個別株も変な影響を受けているなと考えたときには変にリスクを増大させずにさっさとポジションを解消してしまいましょう!
 相場が落ち着いてきたときにはまたあなたの優位性も戻ってくるのでそのときこそポジションを取り直して利益を得るべきです!


 ⑤一つの銘柄に資金をいれすぎてしまう。


 これはファンダ系あるあるの一つですね。どれだけ良いと思っても、自分が想定していないリスクが突然現れることがあります。その銘柄を見つけ出した時の情熱を持って、違う銘柄も探し、分散をして想定外のリスクを減らしていきましょう。一つの銘柄に入れ込んでしまうと良いところばっかみえてしまいますしね。
 


 ⑥慢心する


 儲かってくるとありがちです。ポジションに対する思考プロセスを徹底しなかったり、大きなポジションを突然とったりしてしまうことがあります。

 株式投資がメンタルゲームだと言われる所以の一つですね。どれだけ自分が上手くなったと思っても、謙虚に相場に向き合い続ける必要があります。

⑦自分には得意ではないタイプのトレードを始めてしまう。


 これは短期トレードで成功しているのに、突然銘柄の将来性に惚れ込み、その銘柄だけを長期投資してしまったり、長期トレードで成功しているのになぜかデイトレを始めてしまったりといった例が当てはまりますね。

 自分の運用成績が良くても悪くてもこのパターンに嵌まってしまうことがあります。前者は儲かっていることでトレード全体そのものが上手くなったと錯覚してしまうことで起きます。

 でもあくまでも成果がでているのは自分の得意分野ですので、得意分野ではないトレードをしそうになった時は「この分野の勉強が自分には十分だろうか?」と立ち止まりましょう。

 そしてトレードが上手くいっていない時は「もしかした別分野のトレードの方が上手くいくのでは?」と手を出してしまいがちですが、これもしっかり自分が勉強しているかどうかを考えましょう。

 なんの戦略もなく無為に別分野のトレードを初めても上手くいくはずがないのです。そのときに「これは勉強代だ…」と考える人もいるかもしれませんが、その分野の基礎を積んでない状態でいきなり実践をしても勉強になりません! 

 勉強代の払うのはそのトレード分野の勉強をし、戦略を持ってからにしましょう!


またね!

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