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微笑ましき外界

昨晩の妙なお腹の減りはおさまったものの、なんとなくおでかけ気分だったので散歩をすることに。

しっかし寒い。寒いけどいつものベンチで腰掛けてピアノ曲聴きながらぼけーーーーっとしてた。

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ベンチの背もたれに体を預けて空を見上げてたらなんだか赤ん坊のような気持ちになった。赤ちゃんって座れないからだいたい抱っこされてても寝かされてても上を見上げてるよね。だからこれって赤ちゃんの目線な気がして、空を遮る木々が私を優しく見下ろしている気がした。彼らは風に任せて穏やかに揺れていた。後ろの雲も、こんにちはさようならと挨拶しては流れていく。

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そのうちに、とても小さな雪の粒が降りてきて、澄んだ空気に溶け込んでいった。イヤホンからはノクターンが。なんでもない風景になんだか完璧さを見た気がした。


さすがに寒空にじっとしていると足がじんじんしてきたので歩きだす。

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珈琲店へ入ってフレンチトーストとカフェオレを食べて暖まる。帰りに軽くお買い物をして帰宅。

帰りのバスから見かけたお父さんに肩車をしてもらってるこどものリュックがスポンジボブの黄色。初老の男性が腰をかがめながら家から出てくる姿。近所の家の梅。散歩する人、人、人、犬。そして鳥。

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すべてが微笑ましい光景だった。

わたしが世界を作ってるならば。素晴らしい世界だと思う。

地球の裏側で残酷な現実があったとしても。それでもなお、世界はどこでも美しくて、切なくて、悲しくて、素敵だなぁ、とのんきに思う。


たまに外に出るのはいいですな。特に自然の中にぽつんといるの。(とはいえ危険のない自然)部屋も大好きだけど、外にでるとより自分の意識の反映が強調される気がする。

しかしこんな抽象的なことばっか思ってるから自己紹介が端的にしにくいんだよな。理解されずらいワタシ。まっいいけど。


ごきげんようよう


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