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I feel pretty②

すきあらばこの映画を再視聴。

あーおもしろい。
のはなぜか。

彼女が彼女自身をとんでもなく素敵になったと思った過程はまぁどうでもよい。
きっかけはひとそれぞれよ。

そう思いだしてからの彼女のパワフルさが素晴らしいのだ。

すべてはなんでも自分の思った通りと思いだしてからの彼女が、とてもお手本になるのだ。

綺麗に生まれ変わった自分を同じように世界中のみんなが自分を素敵と思っている(に違いない)と思っている。

工事現場のおっちゃんも自分に口笛を吹いたと思うし、ドアを開けた紳士は自分のためにジェントルにドアを開けてくれたと思う。クリーニング屋でも男性が自分の(電話)番号を聞くし、モテモテで仕方がないという感じ。

自信満々で会社の受付の面接を受るときには、彼女の強みを力強く語ることができる。
自分の力で手に入れた職場では自分の力を惜しみなく発揮するし、会議に紛れ込んだ時にも臆することなく発言できる。

クリーニング屋で番号を交換した相手に自ら電話しデートにこぎつけた彼女は、初デートにも関わらず素のままの彼女をさらけだし、無謀にもビキニコンテストに乱入する。コンテストでは敗北するが、結果相手の男性は彼女に夢中になる。
彼はビキニコンテストの司会者に言われる「考えてみろ、夜道でパンクしたとき、一緒にいたいのはどっちだ?」
自信満々の彼女に「将来は君になりたいよ」と彼は言う。
最高の賛辞。

自分に自信があり自分であることを楽しんでる人といるのはハッピーに他なりませんわ。

芝生で会話してるときなんか
「みんな自分のことをわかってない。自分の嫌な部分にばかりに必要以上に固執して素晴らしい部分を完全に見逃しているんだ。君は自分を理解して周りの目を気にしてない。」

セックスのときには電気を消したり付けたり合戦したのだが、彼女は自分をみてほしい。彼は彼女をみるのはいいけれど彼自身を見られるのが恥ずかしく思っている。彼女の「あなたも見たい」で心もほどけるのだが。
ピロートークはもはやアイスクリーム屋の話題になるが、
「どうやったらそんな風になるの?君は自信にあふれている。」
に対して、
「心の底から信じるようになったの。強く望めば願いが叶うとね。」
と。


彼女の場合映画をきっかけに噴水にコインを投げて強く願ったのは確かだが、ジムで足を滑らせ強く頭を打ったのがきっかけである。

こんな風に劇的にかわることもあるが、映画の終盤同様、いきなり振り子が振るときは戻る力も強いだろう。

気付いて目覚めるときは劇的な覚醒であっても、やってきたことはこつこつ積み重ねるほうが、その目覚めや自信の確信は確固たるものになるのではないだろうか。
と、わたしはまだこんな昭和的考えなのでこつこつタイプが合っているのだと思う。

自分が思った通りに事が進むのよねん。
こつこつ自信を取り戻そうかしらね。
いや、その道を辿ってると確信してるけど。、


今日アイロンかけながらふとおりてきた。
わたし、たぶん全部自分でやってみたいのだと思う。
自分で考えて、やってみて、
人生の最後らへんだとしてもいいから、
あっ!できた!
を感じたいのだろうなと思う。

それはこの面倒くさがりのBodyをもつエゴには非常に迷惑なものであるけれど、それが魂の喜びなら抗えまへん。

映画の感想はまだ続きます♪

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