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母の不満と面接と

身体性とかいっときながらよくわからなくなってきたよ。

でも呼吸に意識を向けるようにはしてたよ。

今日は面接日。雲はどんより。面倒だった。朝から母は食事のことで不満を漏らしてくるし少しだけ憂鬱だったよ。

「外食したらよく食べるのにわたしのご飯は食べてくれないのね。わたしは一生懸命つくってるのに。テレビのお嬢さんは母の味って喜んで食べるのに。家で自分でろくなもの食べてないじゃない、そんなんじゃ病気になっても知らないからね」

いや、まずいからやん。むしろ吐きそうになるくらい、体が拒否するのに食べろってか。むしろあなたの食事を食べた方が具合悪くなりそうなんですけど。そしてわたし、こういう食事スタイルにして半年ですがかなり快調ですが。

これが本音であるが、冷静に母への言葉を考えた。

「いや、家族であっても味の好みがあるから。単に、お母さんの食事がわたしに合わないだけだよ」

で、終わった。自分で作ったものおいしくないってわかってるくせにそういうこというんだもんなー面白い人だ。テレビみてなんか影響受けて寂しく感じたのかもしれない。自分を振り返ることをしない人よ。愛を込めて作ったならおいしいのに。でもこれは母のプライドを傷つけるので言わないっと。


曇り空の中街へ行った。早めに出てカフェで「オールインザプレイング」を読む。カフェの席は窓際で、空と街を歩く人がよく見えた。少し読んでは空や人を眺めた。面接の時間になったのでジャケットを羽織ってビルへ行く。面接は時間が押していた。話の内容が廊下に漏れている。笑い声、若い女の子の声。時間長いしこの女の子で決まりちゃうかーと思った。事務なんて誰でもできんだから若くて可愛い子がえーやろ、とか考えてた。待ってる間は呼吸法を使って浅い瞑想してた。20分すぎて部屋に案内される。ろくに企業の事業内容も調べてこなかったので完全受け身面接。こちらの緊張をほぐそうといろいろ質問してくださって気楽な面接だった。血液型まで聞かれるのは初めてだった。いろんな会社と社風があるものだなぁと勉強になった。きっと働いたら楽しそうだ。いやちゃうな、楽そうだなと思った。


さすがに初めての場所、初めての人たちとしゃべるといくらテキトウに対応していても疲れた。終わって駅までの道でコンビニがあったので、久しぶりに紙タバコを買って吸ってみた。久しぶりに吸うと新鮮な感じだった。匂いはキツイが手になじむ感じが懐かしかった。


帰りはお酒が飲みたくなって、よく行くカフェで赤ワインをいただく。バーが完全にしまってるから助かるわ。久しぶりに店長さんをみかけた。「お仕事帰りですか」と聞かれた。いつもラフな服でしか行ってないもんな。違う、と答えて「前に来た時いらっしゃいませんでしたが、」と聞くと、別の店舗に最近はよく行ってるので、ということだった。二店舗あるなんて知らなかった。ワインを飲みながら本の続きを読んでると、「何の本を読んでるんですか」と聞かれた。なんとも答えにくくて、不思議な話のエッセイのようなものです、と答えた。こんなに話しかけてくるのも珍しい。そしてこんな本を読んでるときに質問しないでほしいなと苦笑いしていた。あとはほっといてくれたのでまた少し続きを読んで、買い物をして帰った。


帰ったとたん両親は買い物に行くというので留守番となる。ワイン二杯で気分が少し上がって帰ってきたので、好きな曲をかけて部屋で少し踊った。体を使うのは楽しい。体も表現性があるのだった。

そうこうしてるうちに両親は帰ってきて、母の機嫌は直っていた。よかった。フォーカスしなければそういうものって消えていくんだなと思った。どうしようもないものはね。


でも妹からはLINEで生きづらい云々を告白された。自分の問題でない時、ややこしいなと思う。この問題も然るべき時に解決の方向に向かうだろう。今は彼女はそれに浸りたいのだ。って言うと怒られそうだけど。すべては自分の責任なのだからほんと、仕方ないとしか言いようがない。親ガチャ間違えたのも自分のせいよ。


さて今夜は瞑想は10分くらいにしてさっさと寝よう。明日はハローワークのおっちゃんに会って報告や。弟のとこに行くのは明後日木曜日に決定〜。東京駅まで迎えにきてもらう約束をとりつけたので新幹線は明日予約しよっと。

おやすみごろり。



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