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私がカンジダを克服した話

こんにちは。みそかつです。今回は私が膣カンジダを発症してから完璧に直すまでの体験談を包み隠さず話していこうと思います。私自身、膣カンジダがなかなか治りにくい体質で、2020年2月に発症し、5月まで直っては再発するを繰り返しました。そんな私の膣カンジダとの戦いを、どこかで同じようにカンジダに悩まされている誰かに役に立ってくれればいいと思います。

1, 膣カンジダについて

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まず、膣カンジダって何?という人もいると思うので膣カンジダについて説明をします。そもそも膣カンジダとは、膣内の常在菌であるカンジダという真菌の異常増殖によって起こる膣炎であり、5人に1人は経験する女性にとってポピュラーな病気です。ここで知っておいて欲しいことは、膣カンジダは性病ではないという事です。膣カンジダは常に膣内にいるカンジダ菌が免疫力の低下などにより悪さをして痒み等を引き起こす炎症なので、性交渉をしていなくても発症します。これはぜひ男性の皆さんにも理解していただきたいです。膣カンジダを性病と勘違いして浮気を疑われ破局するという話もありますので、注意したいところです。

症状としては外陰部(おまた)のかゆみとおりものの変化が挙げられます。痒みに関してはかなり強いです。私は発症した当初は生理中だったためナプキンによる痒みと思い放置していました。ですが3日ほど痒みは続き、掻かないと我慢できないほどになりました。当時はパンツ越しに手を押し付けてグリグリして掻いていました笑笑。そうするうちに夜も眠れないほど痒くなってしまい、これはおかしいと思い生理が終わったところで産婦人科に行って膣カンジダだとわかりました。おりものはカッテージチーズのような白くてボロボロした状態のものが出ます。私はこれに関してはあまりわかりませんでした(生理中だったからかも)。
膣カンジダについてまとめ

・膣内の常在菌が異常増殖することによって起こる炎症
・性病ではない。
・症状は膣内や外陰部の痒み、痛み、白くてボロボロしたおりもの


2, (多分一般的な)カンジダの治療法

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カンジダが発症したら、まずは産婦人科に行ってください。恥ずかしいことは何もないので、すぐに産婦人科に行ってください。病院の対応ですが、私の体験に基づくものなので、病院によって対応が変わると思います。

産婦人科でカンジダだと診断された場合、膣剤と外用薬を処方されます。膣剤とは膣の中に直接入れる薬のことで、中からカンジダ菌を殺菌します。外用薬は塗り薬で、1日2〜3回ほど外陰部に塗ります。膣剤はお医者さんが検査の時に入れてくれます。膣剤の種類は病院にもよりますが、1週間持続性があるタイプと1日用のタイプがあります。カンジダは薬を使えば1.2日〜1週間ほどで治ります。そのため1週間用であれば1度入れるだけです。1日用は毎日膣剤を入れることを1週間続けます。私のお勧めは1日用です。理由は体験談の方で説明します。

3, 私のカンジダとの戦い(2月〜4月)

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次に私がカンジダを発症してから2ヶ月間の戦いについて話ます。というのも2月から4月までに通っていた病院と4月から5月までに通っていた病院が違います。病院の対応が違ったため2部に分けてお話しいたします。

まず、痒みがあまりにもひどいため病院に行きました。そこで検査を行ったのですが、この検査が最初はかなり怖かったです。診察室に通されカーテンで仕切られた部屋でパンツを脱いでそばにある椅子に座ってくださいと言われます。このイラストのような椅子です。

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座ると、椅子が回転し上に上がり、後ろに倒れます。そして足を支えている部分が開脚できるように開きます。寝転がって開脚しているような状態で検査が始まります。

初めに膣洗浄と言って消毒(?)を膣内と膣外にかけられます。これはあまり痛くありません。その後、膣内を見るために器具を入れられます。これが結構痛いです。耐えられるけど痛いと言いたくなるぐらいの痛さでした。注射ぐらいですかね笑。その器具を使って膣剤を入れられて検査と治療は終了です。カンジダは検査してから結果が出るまで3日ほどかかるそうですが、結果が出る前に薬を入れてしまっても問題はないそうです。ですので検査と同時に薬を入れてもらえる病院が多いのではないかなと思います。

ここで私は1週間用の膣剤を入れてもらったのですが、私の膣の形のせいなのか1日も経たずに薬が膣から出てきてしまいました。そのため膣剤が効かず、カンジダが長引く羽目になりました。私が始めに2ヶ月ほど通っていた病院では、1週間の膣剤を半分にして入れ3日に1回通院して新しい膣剤を入れるという対応をしてもらいました。膣剤を入れて3日ほどは痒みも治るのですが、しばらくするとまた痒みがぶり返していたため何度も通院を繰り返していました。生理が来ると膣剤が入れられないため治療が途中で中断となり、また生理の血によってカンジダ菌が活性化してしまうので悪化するという悪循環を繰り返していました。

私も早く治すために病院の治療以外にも個人的に対策をしました。体を洗う石鹸ではカンジダ菌を倒すための菌が殺菌されてしまうため、石鹸では洗わずにお湯を使ってきれいに洗っていました。カンジダは体調不良によっても引き起こされるので、栄養バランスの良い食事や、睡眠をしっかりとるなど日常生活を見直したりもしました。しかしこちらの二つはあまり効果がなかったように感じます。私のオススメはおしり拭きシートを使うことです。赤ちゃん用のおしり拭きシートを常備し、トイレに行くたびにお股を拭いて清潔を保ちました。シートで拭くことでカンジダの痒みも治りますし、清潔な状態が保てるので効果があると思います。今はもう完治していますが、たまに使用しています笑笑。

そんなこんなで治りかけては悪化してを繰り返しながら私は一度実家に帰り、実家の近くの病院に通い始めます。次はカンジダとの戦い(4月〜5月)です。

4, 私のカンジダとの戦い(4月〜5月)

実家の近くの病院では、1日用の膣剤を6個処方してもらい、家で寝る前に自分で膣に入れるという対応をしてもらいました。私は膣剤がすぐに体外に出てしまう体質だったので、これはとても効果があり、1週間で完治しました。ですので私のお勧めは1日用の膣剤というわけです。タンポンを使用したことがあったり、指などを膣に入れたことがある人は、膣剤を入れることに苦労することが少ないんじゃないかなと思います。大きさは女性の小指ぐらいの大きさで、人差し指の先にのせて膣の中にぐっと押し込みます。違和感がなくなるまで押し込んだら終了です。タンポンより小さいので入れる際も全く痛みはないですし、私にとっては難しくなかったです。

そして私はカンジダに完全勝利したと思っていたのですが、次の生理がきたところでカンジダが再発してしまいます。カンジダは再発しやすいと言われています。毎月カンジダになる人もいるそうです。そんな調子で私も生理によるホルモンバランスの乱れが原因で再発してしまいます。また病院で膣剤を処方して貰えば、1週間で治りますが、やはり再発したくない。ということで再発対策を考えることになりました。

再発対策をいろいろ調べているときに出会ったのがこちらの石鹸です。

こちらの石鹸はデリケートゾーン用の石鹸で、肌に優しく、カンジダ菌を殺菌する効果があります。この石鹸を使い始めてから、カンジダが再発しなくなりました!石鹸の宣伝とかではなく(笑)心の底からお勧めなのでぜひ使ってみていただきたいです。泡タイプと液状タイプがありますが、泡の方が優しく洗うことができるので泡がお勧めです。
ただ、この石鹸は炎症があるとひりひりとした痛みがあります。これは耐えましょう笑。炎症が治ってくると、痛みも引いてきますし、膣の匂いも減少します。私は膣剤と塗り薬とこの泡石鹸の3つを併用することで、カンジダを完璧に直し、5月末から今まで、再発していません。

私がお勧めするカンジダの治療法をまとめると

・産婦人科で膣剤と塗り薬を処方してもらう。(膣剤は1日用がオススメ)
・おしり拭きシートで常に清潔な状態を保つ。
・コラージュフルフル泡石鹸で洗う。(一番効果あり!)

ぜひ参考にしてください!

5,最後に

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最後に、カンジダは痒みも辛いですし、友達や親にも話にくい病気です。ですがきちんと治療をすれば治りますし、治療費も毎回500円程度と高価ではありません。恥ずかしがらず、病院にいきましょう。

私自身カンジダになったことはショックでしたが、勇気を出して彼氏に打ち明けたところ、彼もカンジダについてたくさん調べて応援してくれました。もしこの記事を読んでいる男の人がいらっしゃったら、彼のようにサポートしてあげて欲しいです。

今、カンジダで悩んでいる方は今回の記事が参考になれば良いなと思います。またこの記事を読んでくださった方の中でまだカンジダを経験したことがない方も、もし発症してしまった際にはこの記事を思い出していただければと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。また何か書こうと思っているので次も読んでいただけると嬉しいです。

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