FF14を、始めてみた話。(第2章)

FF14を最初に始めた時(一度辞めた時)の話からになるから、時系列的に1章と少し食い違いが生じたりもすると思うけど、あんま気にせず。書いてる方も適当なので、適当に流し読みしてください。


第2章 駆け出し冒険者

今回の内容を要約すると、『自分語り編』といった感じ。
「僕のFF遍歴はこう!」
「僕のネトゲ経験はこう!」
「僕はFF14に最初に触れて僕はこう思った!」
「僕はこういうスタンスでゲームをしてるので僕はこうやってこう感じるから僕はこうしていこうと思うんだ僕は!僕は!!僕は!!!僕は!!!!」
みたいな感じ。
フフフ、怖いか?


僕が初めてFFシリーズに触れたのは、確か、友達の兄ちゃんがやっているのを後ろで見ていたFFⅢだった。
細かな部分はあんまり覚えてないけれど、『しゅりけん』を持った『にんじゃ』がボスをボコボコにしていたことと、オニオンシリーズを装備した『たまねぎけんし』を自慢げに見せてきて、「これたったつえーげんぞー(※石川県の方言「これ、とても強いんだぞ」の意)」的なことを言われたことは覚えてる。今にして思えば結構やり込んでたんだなあの兄ちゃん。(オニオン装備はさすがにポーション99個のやつ使ってたと思うけど)

「しゅりけんは めちゃくちゃつよいんだ!」という刷り込みから、『しゅりけん』に対して強烈な憧れを抱いたこと、『クリスタル』という、なんかわからんけど象徴的でカッケーもの、またそれにまつわるBGMのインパクト、愛らしいキャラクターの見た目に惚れて毎日のようにその絵を描いていたこと(横向きでデカい目の"昔のFF!"って感じのやつ)なんてことを、書いてる内にちょっとずつ思い出してきた。



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こういうイラストね。マジでめっちゃ描いてたw


実際にⅢをプレイしたのはしばらくしてから。とにかく『にんじゃ』を使いたかったけど、使えるのはずっと後の方だと分かり、色々調べて「魔法も剣も使えるとか最強じゃん!」っていう安易な思考から全員赤魔の赤魔キッズとしてプレイしてた。

そういえば、FF14はちょうど今クリスタルタワーを解放したとこだわ。


・・・こんな感じでナンバリングタイトルの一つ一つに思いを馳せていくと、それだけで今日の分が終わってしまうから、14を進めながら記憶とリンクした時なんかにちょいちょい触れていこうと思う。

実際に触ったのはⅢ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ・Ⅶ・Ⅷだけなので、令和的にはかなり古めのプレイヤーではあるものの、同年代のゲーム好きはだいたい触れてるゲームだし、全部をクリアしてるわけでもないので取り立てて『FFファン!』っていう感じではないと思う。なんならⅩすらやったことないからむしろ世代的には"やってない方"まであるかも。
なので、14をプレイするにあたっては、FFが持つ大枠の空気感や設定・定番ジョブ・人気キャラ・アイテム等の知識はあるけれど、やってた時期がキッズ時代なので、"シナリオを掘り下げて考察する"とか"キャラクターの関係性や感情の機微を楽しむ"といった遊び方はしていないため、「これからあの、かつて憧れたファイナルファンタジーの世界に飛び込むんだ・・・! 」といった感傷はあまりなかった。

けどまあ、とは言え、


・・・とは言えね?


「今はまだ 己の運命を知らぬ者……」っていう"我々"の大好物なフレーズから、


「神々に愛されし地 エオルゼアの歴史に名を残す者……」とか言いながら"例のBGM"を流し始めて、



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"ここから、始まる"って感じのロゴを挿入されたら
まあ、さすがにアガる。 ※拾い画。スマソ


そもそも、『エオルゼア』って名前がカッコ良すぎん? これまで目にしたゲームの地名でこれよりカッコ良い地名はあんま無かった気がする。なんか行きたくなるもんね、『エオルゼア』。なんかめっちゃ広大そうだし、空を見上げたら見たことない鳥とかすげー飛んでそうだもん。うん、行きたいわ『エオルゼア』。


閑話休題。


そうやってまあ、そこまで深い思い入れがあるわけではないけど結構好きなゲームをテーマにしたネットゲームに足を踏み入れたわけだけど、OPのアガりっぷりとは裏腹に、実際のプレイは順風満帆とは程遠いものだった。


まず、操作がつらい。次いで、やること・やらなくていいことの取捨選択が直感的にできない。


元々、所謂ネトゲと呼ばれるカテゴリで多少触ったことがあるのは、「オタクくん、こういうのが好きなんでしょ(ワラ」ってイラストにまんまと釣られた某〇糞ンの『マビノギ』とかいうMMO(萌え萌えオタ釣り←うまい!w)RPGと、リネ、あとその派生のスマホ版を少し。その程度。
なので、なんとなくお使いをしながら気長に進めていくっていう感覚はあるものの、ネトゲ特有の効率的な進め方とかやることやらなくていいことの取捨選択を経験値でできず、全部やるからなかなか進まない。


これは1章で前フリしてたことなんだけど、

そんな感じで自分なりの楽しみ方を見出しながら、マイペースに進めていたんだけど、とある理由(※後述。2章参照)でまあ遅々としてストーリーが進まなくなり、新鮮な食材を集めたり燭台に油を差したりするファンタジーに若干の疲れも感じてきた。

この理由というのが、『発生するサブクエ全部やってた』っていうもの。文字通り、全部。経験値100くらいのクエストとかも全て余さずやってた。そのことを一度辞めてまた始めるか考えてる時にツイッターで言ったら、まあ結構な数のツッコミをいただいて、そこで「あ、やらんでええんか」って気付き、リスタートした『僕の新生エオルゼア』は別ゲーのようにサクサク進んだ。思えばあの修行僧としての日々で鍛えられたものも多分にあった気がする。

話を戻して、もう一つの問題の"操作"の部分。これについては覚悟して自分から選んだことなので、ある程度予想はしていたけれど、まあ大変。
前に少しやってたネトゲはマウスクリックで移動かパッド操作だったし、まずWASD操作がキツイ。要するに"歩く"のがキツイ。「ま、まあ、慣れるやろ・・・」とは思いつつも、最初の数日は普通にめげそうになった。

加えて、ネットで強く推奨されてたのでとりあえず買ってみた『Logicool G600』とかいう『人体エアプマウス(※1)』。こいつが無理ゲーに拍車をかける。おおよそ人体の構造を理解している人物がデザインしたとは思えないクソ小さくて無駄に硬い12個のサイドボタンに、「人間の薬指は!これを押すために!!生えていない!!!!」ってキレそうになった『狂気の人体破壊ボタン(※2)』こと『Gシフト』。・・・まあ、G600については語りだすと記事1本分くらい申し上げたいこと多いので、気になる人は『マウス G600』とかでググって。

(※1)現在のアルティメットスーパー神マウス
(※2)現在の有史以来最高の頭脳を持つ天才設計者による完全かつ完璧に計算し尽くされた構造の最強天才ボタン


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『Logicool G600』とかいうキモキモオタクマウス。おれがJDならこれ使ってる男子と絶対に付き合いたくない。


「ほななんでパッドにせんかったん」って言いたくもなるだろうし、おれも何度も思った。「ほななんでパッドにせんかったん」って。これについては明確な答えがあって、


キーボード+マウスの方が、なんかツウっぽくてカッコいい。


マジでこれ一点なんよね。「長い目で見たら絶対にキーボード+マウスの方がいいです!」みたいなオタクブログの文言も多少の後押しにはなったけど、95%は「うまぶりたい」一心。でも、地味な戦闘とどうでもいい部分でモタつく操作。ずっと「こんなんで続くんか・・・?」って思ってた。



そんな風にして、最初にFF14を始めた去年の秋は、1章に書いたみたいに程なくしてやらなくなったわけだけど、『操作性』『物語の進まなさ』等々、総じて『爽快感の無さ』がやらなくなった一番の理由なのかなと思った。


なので、そこまで自分なりに分析ができていたので、リスタートした10日ほど前には、その"爽快感"を少しでも得られる選択に全振りすることにした。(ようやくFF14ブログらしくなってきた・・・!)

このままヒーラーで地道にやっていってもどこかで同じようなダルさを感じることになると思ったので、180度方向転換して近接DPSに。久しぶりのログインで優遇鯖じゃなくなってたり、色々ボーナスが消えてしまっていたので、ツイのオタクとも相談して「どうせ一度は死んだ身」と、鯖選択から完全にやり直すことにした。伴って、キャラクリもDPSっぽい見た目に変更できたのもやる気に繋がった。キャラクリだいじ。


結果的には、この選択が全てだったように思う。


起こりえなかった世界線のことを想像しても仕方ないけれど、たぶん、前のアカウントでそのまま復帰していたら、やっぱり早期に脱落してたんじゃないかなって思う。

僕みたいなネトゲ初心者として始める場合、序盤(少なくとも今僕がやっている辺りからもうしばらくの期間)は、このFF14というゲームはネトゲ初心者が漠然とイメージするMMO RPGとはかけ離れた、『ストーリーを読むソロゲー』という認識であるべき。(これまで色んなネトゲをしてきて、十分な知識・経験・コミュニティ等がある人はまた違うだろうけど)

ここの部分を微妙に履き違えていたので、最初のプレイでは『ゆくゆく自分がやりたいロールをできるように我慢して慣れる』『後々効率的にプレイできるように序盤からギャザクラもしっかり』みたいに、将来的なネトゲとしてのやり込み部分にばかり目が行ってしまっていて、「今、このゲームを楽しく遊ぶ」ということをほとんど考えてなかったように思う。(まあこれは、『新生は我慢の時。蒼天までは耐え忍ぶもの』みたいな風潮が共通認識として確立しすぎてる所も大きいw)

そうやってまず自分の中で割り切って、『読み物』くらいのスタンスで初めてみたら、思った以上にストレスなく進められるようになった。

・使い慣れたメインキャラ1本で真っ直ぐ進む
・サブクエスルー
・ギャザクラ一切やらない
・ソロゲーなので今進められるだけの育成がされていればいい
 →レベルレとか一切やらない。やる気ない日は寝る。
・ゲームは1日1時間!(~4時間くらい)

これくらいのスタンスでやってるので、なんならソシャゲより適当にプレイしてる。適当にプレイしてるので、コンボが綺麗に繋がらなくても気にしないしその内できるようになればいい。押しにくいボタンは無理して押さない、使いにくいスキルはそもそも使わない。だってソロゲーだもん。

僕自身が人に勧められるほどやってるわけじゃないし、むしろ始めたばかりのご新規様だけど、だからこその視点で言うならば、これから新しく始める人はあんまり敷居高く考えなくていいというか、マジで当面の間はソロゲーなのでやり込み要素ガン無視で週3くらいで1~2時間遊ぶ感覚で始めたら良いと思う。というか、その方がきっと楽しめる。

『ネトゲ=廃人・ギスギス・ペットボトル・オフパコ・晒し』とか、そこまで昭和なイメージはいい加減無いにせよ、重たく感じる部分は大なり小なりあるとは思うけど、ぶっちゃけ今日びソシャゲの方がよほど廃プレイしてるんじゃないかなって思う。ソシャゲを休日に10時間するオタクはTLにも少なくない数散見されるけど、ネトゲを10時間やってそうな人ってほとんど見かけないし、大多数はめちゃくちゃマイペースに遊んでるっぽく感じる。


まあ、つまり、あれだ。


気分転換になんかしたい人とか、今やってるゲームひと段落した人、次のヒマ潰しを探してる人、




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なかなか冒険が始まんねぇな。

ほなまたノシ


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