佐々木莉佳子ちゃんと彼女に助けられた1人の人間の話。


これは私が推してるアイドル、佐々木莉佳子ちゃんに向けての伝わらなくてもいいラブレターです。そんなに明るい話でも無いしただの1人の人間の戯言なので、暇な人は適当に読んでふーんとでも思ってください。

私が佐々木莉佳子ちゃんの事を知ったのは大学1年生、2021年の夏〜秋頃だったと思います。絶賛コロナ禍。コロナ新規という枠組みに入るのでしょうか。
当時というかその前から自分はなんとなく眠れない日々を過ごしていました。ひとつは、ステイホームで十分な運動も出来ておらず、寝る事が出来るほど疲れていないということ。ふたつめの理由は、寝たらなんとなくそのまま帰ってこれないんじゃないかという不安があったから(これは後に鬱病と診断されて通院中です)。
私は高2の時に母を亡くしていて、その時から死について強烈に考えるようになっていました。天国や地獄はあるのか?とか、死んだ人は本当に自分の事を見守ってくれているのか?とか。その当時部活をゴリゴリにやっていたんですがそれがまた大変で、忙しすぎて毎日往復通学3時間、練習と授業で16時間、4時間睡眠、ご飯食べながら寝る、玄関で力尽きて寝る、お風呂場で眠くなって寝てるなんて事もあったり。しかも練習は厳しい。頑張って練習してきたものを毎日違うと言われる。ちょっとでもできないと目の前で物を壊される、怒鳴られる、脅される。 なんなら母が亡くなる直前はこの線路に飛び降りたらどうなるんだろう、などと考えていたくらいで、母が亡くなった当時の私は『本当に見守ってくれてるならこんなに人生が辛いわけがない』という結論に至り、死んだら天国も地獄もなく、テレビの電源を切るみたいに何も無くなるんだろうなとか考えてました。その状態に近いのが睡眠という行為なのかなと思っており、高校卒業して十分に時間が出来ると、寝たら死ぬという勘違いから必死に起きて、睡魔が限界になった時に気絶するように寝る生活をしていました。
そんな感じの生活をしてると、暇なんですよね、寝る前の時間。何もすることがないんでYouTube見たりするしか無いんです。

そんな、片手間で見ていたYouTubeで佐々木莉佳子ちゃんに目が止まりました。

元々そのちょっと前の時期ローカルアイドルを題材にしたアニメにハマっていて(『ゾンビランドサガ』という作品。是非見てください!!!)、当時の私はイキり倒していたのであまりにそこに出てくるグループが好きな故に現実のアイドルより全然凄いだろ‼️とか思って優越感に浸るために現実のアイドルを調べるという最悪行為をしていて、そしたらミイラ取りがミイラになる形でハロプロの動画を見ていいじゃん……(激チョロ)とか思うようになった訳なのですが、そんな時、オススメ動画にでてきたのが、アンジュルムの『愛されルートA or B?』のMVでした。
画面に映るどの子も可愛いし、楽曲も素敵なんですが、妙に1人の子に目がいくなあと思って気になり始める。この子はなんて子だろう?
調べたところ、佐々木莉佳子ちゃんと言うらしい。なんと同い年!(大人っぽすぎる!)さらに気になる。もう少し色々見たり、調べよう。
色々調べているうちに、少しずつ分かっていきます。心優しい性格、涙脆いところ、拘られたパフォーマンス。そして、彼女がアイドルになるきっかけのこと。
同一視するなんておこがましいですが、同い年の女の子が、私がこうやって何も出来なくなってしまう何年も前から、辛い記憶を糧にして人を笑顔にする手助けをしたいと頑張っている事に私は衝撃を受けました。そして、実際にこうして塞ぎ込んでいる私を勇気づけている!その素晴らしさや凄さに感嘆しました。
自分も元々音楽をやっていて、パフォーマンスで人の心を動かすという事の難しさは何となく分かっているつもりで、それに挑戦して成功している凄さに感銘を受けました。この子を応援したい。そう思いました。

莉佳子ちゃんを推し始めて、頑張る理由ができました。今まで惰性でやっていたバイトも、莉佳子ちゃんのために頑張るようになりました。
そうしているうちに、いつのまにか夜も眠れるようになりました。自然と死の事を考えなくなりました。
嘘みたいですが、明らかに自分の人生が変わったんです。莉佳子ちゃんの存在が私の心にひまわりのように咲き、太陽のように照らしたのです。

莉佳子ちゃんは様々な媒体で皆の事を笑顔にしたい、太陽のような存在になりたいといった旨をよく話します。そう言ってくれる莉佳子ちゃんの人生を応援したいと思ったんです。これから莉佳子ちゃんがどんな活動をするかも分からない。もしかしたら、中々見れることがないかもしれない。だとしても、ここに1人間違いなく救われた人間が、私が居ることが揺るぎない事実である限り、佐々木莉佳子さんの事を、彼女の人生を、応援し続けたいと思うのです。

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