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お金を使う罪悪感

皆さんはお金を使うことに罪悪感を感じた事はありますか?

私は若い頃はお洒落やネイル、食事代から電車のグリーン券までお給料は全て好きなように使ってきました。しかし結婚して、退職して自由に使えるお金がなくなると、「必要な物だけ買おう」「子供のものや家族の食費を優先しよう」となってきますね。世帯を持てば、進物や贈答品、お礼なども独身の頃より大きくなるものです。

お化粧品やネイルサロン、トレンドのファッションにお金をかけるべきではない。と、気付かない間に自分に縛りをかけていたようです。

少し前に
時代が変わる。
過去を一旦全て捨てよう。

という内容をいろんなところで聞きました。もうだいぶ前に「好きなことだけして生きよう」といった内容の書物を読みましたが、当時はそれを実現することはありませんでした。


コロナ


時代が変わりました。
まさかこんなわかりやすい形で世界が変わるとは想像もしていませんでした。
同時に今現在は想像できない未来がこれからも待っているのではないか?と当たり前のことに気が付いたのです。仕事中に嫌なことがあると「これは我慢料だ」と言い聞かせていたことがありました。我慢すればお給料がもらえる。と考えていたと言うことです。長い通勤も退屈な会議も理不尽な上司も「辛抱強く我慢すれば」次のお給料は振り込まれるからです。

今、しがみついていた方が「特」だと思っているもの。企業や年金や親族、貯金…。
もしかしたら役に立たなくなるかもしれません。
お金すら価値がなくなってしまうかもしれません。
逆に怖くないですか?

え?私が今まで我慢して、節約して、自分を押し殺してまで将来のために残しておいた貯金は私が思うほどの価値はなくなる可能性があるってこと?
私ははっとしました。確かな物価は年々上がり昔のように缶コーヒー100円の時代がはるか昔のことのように感じられます。私たちの貯金は少しずつ少しずつ価値が目減りしているのです。


だったら自分の挑戦したいことにお金を使った方が良いに決まってる。
自分のやりたいことがわかりやすくお金や収益に変換されるか、わからない。やってみたら、やりたいことと違ってた。違うと感じたら、それで方向転換。またその時やりたいことをするだけです。
ゲームで言う経験値が増えるだけ。失敗しても経験は減りません。むしろ、失敗などありません。間違いもありません。あるのはやってみたという経験だけです。その時の自分のやりたいことを尊重したというプラスのみが残ります。

でも怖いですよね。笑。
やっぱり出来なかったとか、周りの人に迷惑をかけてしまったらとか考えるとなかなか踏み出せない。それ少し前までの私です。
それでも!
それでもお金をただ銀行に置いておくより、毎日苦痛を堪えて家族のため、将来のために耐え忍ぶより、良いのだと直感でわかりました。
好きなことにお金をかけて良いのだろうかと罪悪感を感じる方の気持ちが痛いほどわかります。それはその結果、損をするのではないか、貯金がなくなって、無駄なことをしたと後悔するのではないだろうかと考えているからです。

期待するのをやめましょう。
今、同じ場所にいることは本当に安全でしょうか?答えはNoです。変わらないことはイコール退化することです。時代が猛スピードで変わっているのだから、あなたの中の過去の常識も捨ててみてもバチは当たりません。
大丈夫。やってもやらなくても未来は波乱万丈です。我慢を続けても未来は嵐。やりたいことをやっても台風。

好きなことにお金をかける罪悪感、勇気を出して、私と一緒に捨ててみませんか?

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