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性教育は小さい頃からすべきと思う理由

こんばんは。

私は大学のゼミで、ジェンダーセクシャリティについて学んでいます(^^)

今日は、子どもの性教育について。

ゼミで学んだ事と、
私が個人的に、子どもの性教育講座を
娘達がまだ小学生・未就学児の時に受けた経験を踏まえて、お話しできたらと思います。

結論:  性教育はもっと小さい頃から学ぶべき

ゼミで学ぶもっともっと前から、なんとなく気になっていた子どもの性教育。

子どもの人権から、性教育を考えるというテーマのイベントがあり、親子で参加したことがあります。

大人向けに人権についてのお話や

子どもにもわかるように
絵本を読んだりしながら

赤ちゃんはこうやってできるんだよ、
デリケートゾーンについてのお話、
そしてそこは自分だけの大事な場所なんだよ、

などなど、お話してくれました。

まだ小さくてなんとなくしかわからないかもしれませんが、受けてよかったなと思っています。

なぜ小さい頃がいいのか?

性教育って、小学生中学年〜中学生くらいに学校では授業がありますよね。

どうして、もっと小さい時に学んでおくべきと思うのかをいくつか挙げてみます。

①性被害の抑止力になる

知識があるだけで、性被害に遭いにくい状況をつくることが出来る、と私は思います。

もちろん、性犯罪をする方が100:0で悪いですよ。

ただ、子どもが
デリケートゾーンという名称を知っていたり

正式な名称(ペニス、ヴァギナ等)を
知っているだけでも、抑止力になるということもあります。

2017年の調査
【わが国の中学生〜大学生に関する第8回調査報告】での

『初めて性的接触をしたのは何歳のとき?』
という質問に対して

中学生では、最低年齢が男女とも4歳という結果だったそうです。

また、高校生では、初めてのセックスが最低年齢で女子8歳、男子10歳
大学生では、なんと女子4歳、男子9歳

そして、小さい頃の性被害は
実は身近な大人によるものが多いです。

知識がないのをいい事に、単なるゲームや、ちょっとしたいたずらとして行うこともある。
なので、子ども自身が何をされたかもわからず、大人になってから自分は性被害を受けていた、と気づく人もいます。

それを避けるためにも、
小さい頃にデリケートな部分は他人に触らせてはいけない、と自覚させておくことも実は有効な方法です。

②学校での性教育は、性交は教えない

日本の学習指導要領では、受精に至る過程妊娠の経過は取り扱わない、というのはご存じでしょうか。
地域によって学校が必要と判断すれば教えることもできるらしいけど、バラバラです。

令和3年から『いのちの安全教育』が実施され
性暴力や、性的同意についてにも触れられるようになってきていますが、やはり性交には触れない方針らしいです。

性教育がタブー視される背景もあり、まだまだ日本は性教育に対して他国よりかなり出遅れているのです。

③日本の性行為同意年齢の低さ

性行為同意年齢とは、自分の意思で性行為をするかどうか理解できる年齢のこと。

アメリカは16〜18歳

韓国、イギリス、カナダ、ロシアは16歳

スウェーデン、フランスは15歳

ドイツ、イタリア、台湾は14歳

そして日本は13歳とかなり低い事がわかると思います。

(13歳って、中1ですよ!)💦

ここで、あれ?って思いませんか?

日本は、性交については学校で教えないのに
セックスの同意年齢は、上に挙げた国の中で1番低いんです‥🥲

矛盾してますよね。


なので、親は学校に頼らず
もうちょっと積極的に性について考える必要があるんじゃないかな、と思っています。

でもね、、
思春期になってから、誰が親から知りたいと思います?‥😅

そうゆう事も踏まえた上で、やっぱり小さい頃からなんとなくでも、性について触れておくのがいいのかなと思います。

性犯罪から子どもを守るために

性犯罪をする人がもちろん悪いです。
それでも親として、子どもを守るために必要なことについてお話しました。

私は、娘だから余計に気をつけなきゃ!と思っていましたが、男の子でも性被害はあります。

そして、知識のないまま、AVやネットだけの情報から偏った知識がついてしまう事もある。
加害者にならない為にも、性教育は大事です。


小さい頃は、絵本で伝えるのもいい方法だと思います☺️


私が性教育講座で読んでもらった本を載せておきます。

↓こういう視点で考える事も大事かなぁと思いました。

他にも性教育の本は、結構沢山あります✨
是非好みのものを探してみて下さい👍🏻

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