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成し遂げる力を育てるには【非効率】がいい

こんばんは😄

今日は、成し遂げる力のある子を育てるためにはどんなことをしたらいいのか?についてお話しします。

結論:効率を求めてはダメ

残念なお知らせかもしれませんが、
結論から言ってしまうと
特に小さい年齢の時期は
効率を求めてはいけません!
(なんか偉そうですが😄)

でも、これは事実です。

頭の良い人ほど、
よりスピーディーに
より要領よく
仕事や、物事に取り組もうとします。

言ってしまえば、
より楽に成果を得ようと考える、という事です。

もちろん、雑務をこなすためだったり
ビジネスでは活用される場面も多いです。

でも、それは
経験者が、経験に経験を重ねてそうなったというプロセスがあると思うのです。

簡単にすぐ稼げる方法!
的なやつ、よくあるじゃないですか。

あれも、誰かの経験から作られたものであって
なかなかそれを未経験者がマスターする事って難しいと思いませんか?

そんなようなイメージです。

頭で考えるより体で覚える

なぜ効率重視だと成し遂げる力が身につかないのでしょうか?

それは、
経験を積まなくなるから、です。

人間は、一度楽するとどんどん楽な方へと流されていく生き物のようです。

例えば、学生のうちは算数の授業で、筆算や暗算など、自力で問題を解きますが、大人になると、ほとんど計算機を使いませんか?

ましてそろばんなんて、使ってる人いないですよね💦(いたらごめんなさい)

効率よく間違えずに早く答えを出すことはできますが、小さい時から電卓は使わないでしょう。

そして子どもの頃
暗算が得意だった人は、今でも計算機なしでパパッと暗算できてしまう。

それが、体で覚える、ということなのです✨

字を書くことの大切さ

私は、大人になってから大学に入学しました。
授業を聞いたり、教科書を読んだりしながら、ノートに書き写したり、まとめたりします。

私の場合は、このノートに書き写すという作業をすることで、かなり頭に入るということがわかりました。
目で見るだけではなく、言葉を書くことで、体に覚えさせるのです。

こう言った反復学習は、小さい頃からたくさんありますよね。

漢字ドリル、音読、計算ドリル、
英語の単語練習など‥

私は子どもの頃、公文を習っていたことがありますが、あれも何回も何回も問題を解くことで体に覚えさせる学習法じゃないかなと思います。

今はタブレット学習が増えつつありますが、
文字を書く、ということに意味があるということを忘れてはいけないな、と思います。

成し遂げる力=愚直にやることの積み重ね

頭でより良い方法を!と、考えすぎてしまうと、自分自身を磨くことを疎かにしてしまうことがあります。

一見非効率に見えるものも、
愚直にコツコツと積み重ねて言った方が、自己実現への何よりの近道だったりします。

ある学校の元校長先生は、こうおっしゃっていました。

昔子ども達の名簿は、担任が手書きでそして筆で書いていた。間違えたらまた最初からやり直し。
とても非効率だが、これは一人一人の生徒の名前を体に叩き込むためにあるんだ、と。


そして、大人がひたむきに取り組む姿を子どもに見せることも、地道に鍛錬をつむことができる子を育てるポイントのひとつ。

親から学ぶことはやっぱり多いですね。
そんな、背中をみせられる大人になりたいなと思いました😊



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