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それは、延命治療?③

 前回、体に酸素を届ける方法が、どの様な時に延命治療となり得るか?
 大掛かりさという方向から説明しました

 今回は、その治療が止められるか?という事を考えてみたいと思います。

 言ってしまえば、どんな治療も止めることは出来るので、器械を止めて、その患者さんの生きる力に任せるという選択は出来ます。
 問題は「それを止めることで、どんな社会的な問題が起きるか」だと思います。

 まず、マスク類
①鼻カヌラ、②リザーバー付き鼻カヌラ、③普通の酸素マスク、④ベンチュリーマスク
 これらに関しては、着けていても大きなつらさは無いだろうし、すぐに着け外しできるので、する・しないはあまり問題にはならないと思います。

 次に、⑤マスク型の人工呼吸器(非侵襲的陽圧換気)に関しては、気管内挿管の器械と同じではありますが、外したり、付けたりが大変じゃ無いのと、非医療界での認識がいわゆる「人工呼吸器」では無いので、外すのはそれ程社会的な問題には成らないと思います

 問題は、⑥気管挿管をしての人工呼吸です。

 長くなってしまうので、次回説明します

呼吸器外しに関する、弁護士さんの解説です。
コラム|第222回 終末期医療と人工呼吸器の取外し | 弁護士法人東町法律事務所 (higashimachi.jp) 

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