食べる事は大変です⑨
前回、栄養のうち五大栄養素のうち炭水化物、タンパク質、脂質の話をしました。
今回は、五大栄養素のうち、ビタミンについてです。
ビタミンは全部で13種類あって、それぞれ違う働きしていますが、大まかな機能としては、各器官や全身の生体機能を調節します。
ビタミンは、大きく分けると脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンがあります。
脂溶性ビタミンは、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKの4種類。
水溶性ビタミンは、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの9種類です。
各々のビタミン類の機能は、下のリンクを見てください。
ちなみに、脂溶性ビタミンは体内に蓄積されるので、過剰な摂取で過剰症を起こすので注意が必要です。
吸収は、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンで、違う経路から吸収されます。
脂溶性ビタミンの吸収は、脂肪の吸収と同じです。
胆汁と混ざって乳化され、小さな脂肪の粒子(ミセル)を形成し、小腸の絨毛を作っている小腸上皮細胞から吸収されます。
水溶性ビタミンは、そのまま小腸で吸収されます。ただ、脂肪のように小腸上皮細胞の細胞膜を通り抜けるのではなく、トランスポーターと言われる、細胞膜上に存在するタンパク質の分子が、ビタミンを取り込みます。
小腸上皮細胞に入ったり、取り込まれたりしたビタミンは、そのあと、絨毛の中心にある毛細血管に入り、まず肝臓に送られた後、全身に送られます。
ビタミンの個々の機能です。
キッコーマンのサイトです。
調味料を使って料理を作ってもらうための知識の提供が目的と思われるので、使用しました。
ビタミンはなぜ重要? 種類と働き、食べ物からの効率的な摂り方 | キッコーマン | ホームクッキング (kikkoman.co.jp)
気に入りましたら、投げ銭をください。 飛び上がって喜びます。