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パンチパーマのお兄さんが優しかった話



先日、車検をするために車屋さんに行きました。
受付の方に「車検なんですけど」と言うと
「そちらでお待ち下さい」と。
待っていると、現れたのは
パンチパーマのお兄さんでした。

年はおそらく30代後半〜?くらいで
私の感覚だとおじさんと呼ぶには
まだ早いくらい、の感じ。

お店の方とはいえ、
失礼ながらパンチパーマというだけで
怖そうな人かな?と先入観を持ってしまい、
少し怯えてしまったんです。




けれどそれは、彼が話し始めた瞬間に
一気に消えてしまいました。

最初の一言「〇〇様、でしょうか?」の
声色が、まぁ優しい、穏やか。
よく見れば顔もとても優しそうな方。
更に、説明のペースも良い意味で
接客業らしからぬ、ゆったりとした話し口調。

お客である私(常にボケーっとしている)
のペースに合わせてくださったのか、
その方がもともと持ち合わせているものか
わかりませんが、素敵な接客だと思いました。


そういえば私も、接客業を始めたばかりのときに

「お客様のペースに合わせることが大事」

と教えて頂いたことを思い出しました。


でも仕事に慣れてきちゃうと、
ついつい慣れた台詞を早口で
言っちゃったりしちゃうんですよね。 


パンチパーマのお兄さんに
なんだかハッとさせられました。
もしかしてパンチパーマすら
フリなんじゃないか、と思うくらい。笑


なんてことないことかもしれないですけど
ここに残さなきゃ、と思った出来事でした。








おまけ。


車を預けて代車に乗って家に帰っているとき、
なんとなく聞いていたラジオから
とある豆知識を教えてもらいました。


「サボテンの棘は、実は葉っぱなんですよ。」


へえええええぇ


水分を逃さないようにしてるんだとか。



サボテンも、パンチパーマも、
尖った見た目の裏には
何か大事な理由があるのかもしれませんね。

(上手いことまとめた!!
…って思って良いですか?笑)