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yamabra disk: JOHANNA LINNEA JAKOBSSON / Alone Together

Johannna Linnea Jakobsson(ヨハンナ・リネア・ヤコブソン)はデンマーク生まれ、現在はスウェーデンを拠点に活動しているアルトサックス奏者にして、シンガー・ソングライター。本作は彼女のデビュー・アルバムです。

彼女はアルトサックスも吹いているのですけど、歌い手としての彼女が僕にとっては魅力的です。テクニカルに上手い、または強靭な声っていうわけではなくて、悪く言え少し心もとない、あるいは頼りないって感じる人もいるかもしれません。しかしですよ、逆にそこが彼女の歌の魅力そのものなのではないでしょうか。フェミニンで儚くて、小鳥の囀りのように、逆に歌手のみが専門ではない彼女の個性になっているように感じます。

メンバーは他にRobin Petersson (g.)、Gustaf Rosenberg (p.)、Anders Fjeldsted (b.)、John Fernold (dr.)。彼女のオリジナルの他、Oliver NelsonやDuke Ellingtonなどを取り上げていますが、彼女の曲ってどこか透明な憂いがあって、またそこが良いのです。


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