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yamabra disk: PEDRO MARTINS / Rádio Mistério

Pedro Martins(ペドロ・マルチンス)は、ブラジルの首都ブラジリア生まれのギタリスト/多楽器奏者。現在は主にLAに拠点を置いているそうです。演奏家としてのメインの楽器ははギターだと思いますが本作でもドラム、パーカッション、ベース、ピアノ、そしてギターを演奏しており、もちろん歌も歌っています。

本作にはなんと、Thundercat (vocals, bass)、Omar Hakim (drums)、Kurt Rosenwinkel (synth.)、Eric Clapton (guitar)など凄まじいゲストが参加しています。

時にミナスの音楽を思わせるような独特のスペーシーな浮遊感、そしてプログレッシブな質感は変わらないけれど、それらを含めて彼だけの音楽が持つ唯一の質感を創り上げています。正直曲調はちょっと一本調子なところもあるけれど。

歌をすごく褒めている人もいるけど、僕は彼の歌は上手くないし頼りないというか線が細いとは思います。しかし彼の想像するサウンドにはそれがとてもマッチしていることも否定できません。


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