yamabra disk: BITTY McLEAN / On Bond Street
誰かが言っていたのですが、確かに「ブラジル音楽好きはレゲエを聴かない」っていうのはあるかなぁ。ブラジル音楽ファンにとっては緩すぎるのかもしれないけど、そこが「好き」と「興味なし」の別れどころかも。しかし僕は、それ程熱心ではなかったけれど、SKAぐらいは聴いていたのです。で、最近はもう少し幅を広げて聴いてはいるのだけど、そっち方面の知識は残念ながらほとんどないのです。
だからこのイギリスはバーミンガム出身の歌い手、Bitty Mcleanについても全然知らず、長らく廃盤状態が続いていたという本作が待望のリプレス、という話題にのっかって聴いて見た、というのが本当のところです。2004年にリリースの本作はロックステディ/ラヴァーズ・ロックの究極の名盤なんて言われてるみたいです。
実際このアルバム、1曲目からもう最高なんです。スウィートなメロディーに、Bitty Mcleanの柔らかくソウルフルなハイトーン。寄り添うコーラスの心地よさ。スカタライツのTommy McCook & The Supersonicのトラックをアルバムまるごと使用したという極上のサウンド。ロックステディのリズムの快感に酩酊する逸品。期待に違わぬ傑作!
この方面詳し方は、ぜひ良い作品を教えてください。
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