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yamabra disk: Bernardo Zen / Tudo É Sinal
Bernardo Zen(ベルナルド・ゼン)については、もう諦めるしかないぐらい情報がほとんどないのです。かなり若い(18歳?)ようなのですが、なかなか音楽的には曲者だと思います。アルバムをフルに聴いても、ちょっとまだこの人の本音がどの辺にあるのかはわかりかねるのですが。
しかし彼が若いとすれば、この独特の空気感は素晴らしいのではないでしょうか。気怠く、微睡の中のようなでもあるのですが、創造のモチベーションとしては意図的な不安定さもあり、ミステリアスでもあり、結果として緩くもアヴァンギャルドでもあります。
Bossa Nova的なものもあり、北東部的なものもありますが、決してそれで終わってはおりません。曲想はバラエティーに富み、時にはフォーキーでありジャジーなHipHopもあり、サイケデリックな感覚にも横溢していています。メンバーは、Uma Lira、Beto Villares、Ire Chapuis、Vic Lagunaなど。なんとBeto Villaresの名前を久々に発見。なるほど、彼が絡んでいれば、そんな単純ではないはずだと妙に納得してしまいました。結論を言えばとても面白い。僕は推しです。
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