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yamabra disk: BRUNO BERLE / No Reino Dos Afetos

鼻毛と髭が繋がってるんじゃないかとか、余計なことは無視しつつ、これはもう新たな「宅録の星」と言うべき素晴らしいアルバムです。

ブルーノ・ベルリは、ブラジル北東部のアラゴアス州マセイオの出身。それだけでもちょっと珍しいですよね。でもマセイオって人口が102万人もある大都市なのだそうで、だからこそこういう才能が出てくる土壌は十分あるのだと思う。

少し気怠い楽園的幸福感とでも言いましょうか、とても優しい、でも独創的で洗練されたな音楽です。ノイズやフィールド・レコーディングも交えた、くぐもったローファイ感の中、暖かで人懐こい歌声と甘い旋律と軽快に刻まれるリズムは、微睡の白日夢のように心地良い。

これ個人的には今年のベストに挙げたいぐらい好き。この夏のヘビロテになりそう。


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