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yamabra disk: Vinícius Cantuária / Psychedelic Rio
Vinícius Cantuária(ヴィニシウス・カントゥアリア)のアルバムを聴くのは個人的にはとても久しぶりに感じる。彼のサイバー・ボッサ的な諸作は僕にとっては忘れられない好きな作品ばかりなのだが、最近は彼の動向を失念していた。ごめんなさい。
本作はPaolo Andriolo(bass)、Roberto Rossi(drums, percussion)のイタリア人二人とのコラボによる新作である。ヴィニシウスは以前から彼らと活動を共にしていたとのことで、本作はそれが形として結実したものである。
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率直に言ってその音楽は僕の好きな時代の彼の音楽と大きな隔たりはない。というか基本的な方向性はほとんど変わりがない。ボサノヴァをベースにクールで退廃的で、幻想性を感じさせるサウンドは、以前と変わりのない彼の音楽そのものでありで、僕としてはその変わりのなさこそが嬉しい。
どちらかといえば陰鬱で助平そうな声質と、そのサイバーなサウンドで、相変わらずいやらしくもかっこいいではないか。
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