yamabra disk: RICARDO DIAS GOMES / Muito Sol
Domenicoの最新アルバムをプロデュースしていたのがこのRicardo Dias Gomes(ヒカルド・ディアス・ゴメス)。90年代半ば以降、リオデジャネイロの音楽シーンでイノベーターとして活躍してきた彼は、Caetanoの3枚のアルバムでの「Banda Cê」での活動で知られています。
このアルバムはニューヨーク、リスボン、リオデジャネイロで録音され、Jeremy Gustin(dr.)、Will Graefe(g.)、Ryan Dugre(g.)、Gil Oliveira(perc.)、Alex Toth(tp.)、Tiago Queiroz(sax, fl.)、Jonas Sá(sinthe.)、Julian Desprez(g.)、Pedro Sá(g.)などが参加。
エッジの効いた楽曲とノイズの要素、アヴァンギャルドで幻想的で、時に呪術的ですらあるサウンド・クリエーションと、Ricardo Dias Gomesの優しく夢幻的な声で構築された、極めてオリジナルな音楽です。最後はゴリゴリのメタルで終了。
本作は、ブラジルのライターたちによって、過去10年間に生み出された最高の実験的なブラジルのロックアルバムの一つであり、奇妙でいて美しく、現代のブラジル音楽の最先端と評価されています。うん、そう思う。
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