行きつけのバーと私
これは先日の話。
私は仲が良い行きつけのバーに行きました。
入店してすぐに、カウンターに先にいた女性3人に対し黙礼。
そこから一席空けてカウンターに着席しつつ、バーテンダーに皮肉を言ったり軽口を受けたり冗談で返したりしながら、注文をしました。
着席するとおしぼりとともに「お先にどうぞ」と、金属トレイに乗った乾き物と包み紙に入ったチョコレートが出てきました。
素っ気なく「ハイハイ」と返しつつ、包み紙のチョコレートに手を伸ばしたのですが……何か異様に手に掴んだ包み紙が軽かったのです。
いい感じでバーに浸ってたのに、思わず我に返りました。
(この包み紙、中身チョコレートじゃなかったのかな?)とまじまじと手のひらに持ち直し、慎重にキャンディのような大きめの包み紙を広げたら……バサアッと圧縮して押し込まれていた包み紙(中身のないゴミ)が手のひらで弾けました。
私「ゴミやん(クソデカボイス)」
バーテンダー「え!(手を止めてこちらを見る)」
私「ゴミやんけwww(笑いが込み上げてくる)」
バーテンダー「どうされましたか?(よくわかってない)」
私「君が出したこれ(乾き物)、チョコレートの包み紙開けたら中身のない包み紙が出てきたんだけど、これゴミやんwww私にケンカ売っとんかwwwwww」
バーテンダー「え!すみません!えー?あっ!前のお客様!手を付けてなかったからチョコレート回収したんですが、それもしかして……(実際にはそのお客はチョコレートに手を付けた上で、食べ終わった包み紙のゴミを別の包み紙で綺麗に包み直して置いてたと言う…)」
私「一度お客に出したもんを確認せず別のお客に出すなよwww私じゃなかったらクレームだわwwwww(ツボに入って笑い続ける)」
バーテンダー「すみません!えー…そのよければこれを……本当にすみません(謝りながら追加でよいチョコレートを出してくる)」
私「そんなん要らんわwww(クソデカボイス)」
という事がありました。
いやまあ何ていうか、色んな部分で駄目だったんですけど、行きつけのバーじゃなかったらクレームつけて二度と行かんレベルの事されて、ツボに入って永遠に笑ってました。
気持ちは解る。
でもやるなよ。
因みに行きつけのバーだったので、クレームはせず、この後このゴミの話をネタにし続けて、大いに笑って帰りました。
きっと又このゴミの話をネタに行くでしょう。
それが行きつけのバーってものです。
まあでも同じ事が次あったら許さんでしょうがね。
そんな話でした。
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