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雑さくら考察 固着について その3

本当は1日1記事でさくさく終わらせたかった所ですが、思ったよりも時間がかかってしまいました。

「固着」についての考察記事としては、これが最後となります。

固着を回収するカードについて

〆に入る前に、最後に「固着」を直接回収するカードを紹介します。

こちら、登場時に手札を一枚クロックに置く事で、山札から「固着」を持ってくることが出来ます。

基本スペックがパワー2500で、固着回収のテキストを使うと何故か自身のパワーが+1000されるので、アタッカーとしても運用が可能です。

悪くはないカードではあるのですが、山から「固着」を持ってこれるカードがこれしかないので、控え室に落ちていなければ1クロックを受けて回収するしかないのです。

もちろん回収出来る分全然ましなので贅沢は言えませんが、他の選択肢も欲しかったかな、という感じです。

そしてこちらが、唯一の控えから「固着」を回収出来るカードになります。

手札を控え室に置いて控え室の「固着」を回収出来るので、非常に使い勝手のいいテキストを持っています。

しかしこいつ単体では、アタック時に任意で自分の山札一枚を控え室に置き、それがクライマックスだったら1ドロー1ディスという効果しかありません。

正直このカードの第一印象は、勿論テキストが無いよりは全然いいのですが、他に何かなかったのか・・・と思っていましたね。

アタック時に任意で山削りが出来ます、が。
違う、そうじゃない感が強いです。

「固着」を利用するデッキで、特に<共鳴>を使用する型の場合、安定の為にどうしてもこの二つのカードを複数枚積む必要が出てきます。

ここをどういう比率にするか、が最も意見の割れる所ではないでしょうか。

固着自体の評価について


その1にて各種「固着」についてお話しましたが、特筆して弱い物はないので、全て採用圏内に入るスペックではあると思います。

ただ、控え室の「固着」を参照するカードが主軸であれば、ノーコストで打てる赤色がかなり多めになるかな?といった印象です。

<共鳴>メインにすると、基本的に一枚以上「固着」というイベントカードを抱えたままゲームする事になるので、そこを考慮する必要が出てきます。

そして「固着」はイベントカードである為、使用してしまうと手札から控え室に移動する為、効果的に使用するタイミングを見計らう事が重要ですね。

<共鳴>型になると、使用した直後に無理矢理もう一枚を抱えにいくという行為はあまり強くないので。

固着を参照するカードについて

こちらに関しては、流石に条件を限定しているおかげで、それさえ達成してしまえば非常に強力なカードが多いです。

問題は、査定の都合上、条件を達成していなければ相当カードパワーが落ち込んで使い物にならないカードが多い所でしょうか。

なので死ぬ気で「固着」を真っ先に用意する必要があり、その準備にかなり手間がかかってしまうので、そこをどういう風に安定させるかもキモになってくると思います。

条件達成できなかったせいで、道中のゲーム展開がズタボロになるというのは何よりも避けたい所ですね。

個人的な総評

「固着」関連のギミックについて、正直な所はかなりカードパワーをデザイナーによって調整されてしまっているのではないか? と感じました。

あくまで僕個人の見解ですが、明らかに「固着」を拾ってくるカードの基本スペックが、現2019年環境において明らかに低いです。
(回収出来るだけマシではありますけども。)

「固着」自身も、それぞれの効果は勿論ある程度の強さを誇っていますが、ただ使い勝手がいいかと言われるとそうでもないな。と言う印象です。

細かい部分が拙く、意図的に使い勝手が良くならないように調整されている為、このギミックを使用したデッキに関しては割と「上級者向け」だと思います。

特定の条件を達成していなければカードパワーが落ち込むと言うのに、条件達成や回収手段に難がある上、気軽にイベント自体を使えない、または控え室に落とす場合であれば、無理に使用しなければならないと言うのは、かなり億劫ですね。

しかし、億劫とはいえ、条件さえ達成してしまえば高めのカードパワーは約束されているので、そこまでどう綺麗に持っていくかが試される面白いタイトルだと思います。

僕自身も、スムーズに回すのに難があるタイトルではあると感じているので、使用する際、相手する際には気持ち程度ですが時間には気をつけたい所です。

さて、三つに分けた事により長くなりましたが「固着」についての記事は以上となります。

今回は、僕のカードキャプターさくらというタイトルにおける「固着」に関する大まかな考えを記載してみました。

但しあくまで「僕個人」の考えなので、参考程度にするくらいが丁度いいと思われます。

割と結構、ヴァイスに関する考え方が浮世離れしているとか突っ込まれたりするので・・・。

今回は、記事のスピードを優先させた為、特に編集作業をそこまで行っていない事もあり文章が拙くなってしまう事を考慮し、タイトルに「雑考察」と入れさせて頂きました。

私自身がかなり遅筆で飽きっぽいと言うこともあり、乗っている間になるべく早めに記事を上げたいので、基本はこの「雑」と言う方針で行こうと思っています。

カードキャプターさくらと言うタイトルについて、実際に使ってみた使用感の記事も別途有料で書くかもしれないので、その際には是非読んで頂けると嬉しいです。

ちなみにカードキャプターさくらに関して、もくもくとフリーや大会等でぶん回しているので、対面した際はよろしくお願い致します。

今回はこの様な内容となりましたが、記事のネタはいつでも募集しております。

こういう記事を書いて欲しい等あれば、ツイッターなりマシュマロなりコメントなりで意見を頂けると幸いです。

後素直に記事に関する意見や感想も聞きたいので、そちらもよろしくお願いします。

三部に渡る記事にお付き合い頂き、ありがとうございました。

では、今回はこれにて。

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