カフェ開業を目指す私が読む本【しあわせのパン】

私は映画も本も、読んだ後・みた後に
冷たい体に熱々のコーヒーが
流れていくような、
芯からじわーっと温かさが
体じゅうに広がる作品が好きです。

素敵なカフェに行った後や、
美味しいものを食べた後にも
同じような感覚になります。

最初にAmazonプライムで
この本を原作にした映画をみました。
原田知世さんと大泉洋さんが主演です。

とてもゆったりした映画で
出てくるお料理やパンがとても美味しそう。
見終わった後に、身体の芯からじわーっと
温かな気持ちになりました。

実は単行本はカフェを志したとき
ネットで『カフェ 開業 おすすめ 本』
と検索して出てきた一冊として
随分前に購入し、積読ゾーンに置いたままでした。

映画を見た後に
小説でもこの物語を味わいたいと思い
あっという間に読み切りました。

([み]2-1)しあわせのパン (ポプラ文庫)

物語の舞台は、北海道。
洞爺湖の湖畔にある
小さなパンカフェ「マーニ」を営む夫婦と
店に訪れる様々な客たちとの交流が描かれています。

マーニに訪れる客は
それぞれに悩みや問題を抱えていますが

カフェで過ごす時間、
夫婦が作る美味しいパンとコーヒーとお料理、
お店からの景色や
夫婦との関わり、
マーニを愛する街の人との関わりによって
温かさと本来の自分を取り戻し
マーニを旅立っていきます。

マーニは１階がカフェ、
２階が泊まれるようになっているオーベルジュで
私が理想とする、カフェ＋宿泊が表現されていて
まさにこんなカフェにしたい！と
とイメージが膨らみました。

建物の作りだけでなく
カフェでの時間を通してお客さんが
元気になる・前向きになる姿も
まさに理想とするものでした。

こんな温かい場所が作れたらどんなに幸せか。
妄想に浸ってしまいました…（笑）

ここ数日は自分の理想とするカフェを
思い描くためにさまざまな本や映画に触れ
少しずつその全体像が見えてきました。
そろそろプレゼントも近いので
コンセプトをまとめなければ…。
机に向かう週末になりそうです。

この映画が撮影された場所は
ゴーシュという名前のカフェをされているそう。
コロナが落ち着いたらぜひ行ってみたいと思います。

本日もお読みいただきありがとうございました。

ＭＩＳＡＫＩ