見出し画像

働いた対価が給料であることを忘れない

介護施設で働いていると、自分たちの給料がお客様からの支払いによってもらえている意識が薄れていく気がする。

実際に施設で何人入院しようが、空床があろうが、介護施設職員の給料は増減することが無いからだと思う。

稼働率が良いからと言って、職員にインセンティブを与えることが難しい介護施設の業態で、働いた対価が給料であることを伝えていくことはいつも難しいと感じる。

もっと、介護業界全体が大きく給与形態が上がればいいが、そのような状態になるのは今の日本では難しいだろう。

来年2025年には団塊の世代が後期高齢者(75歳)以上になり、人口の約20%はお年寄りの世界が待っている現代で、若者の負担は増えるが、給料がそれに見合うだけのものになることはないだろう・・・

現在の若者が働けなくなる頃までは、介護業界の需要も少なくならずに、走り抜けることが出来るが、本日生まれた子供が働く歳のころにこの業界が今のような需要があるかは多分ない。

誰が言っていたかは忘れたが、人口推移予想は全世界割と外れないで水位が予想できていると言った話を聞いたことがある。

でも決して無くなる業界ではないので、職員1人ひとりが働きたくなるような業界にしていくことが今この業界で働いている人の役割だと思う。

そして僕は一つの施設のトップとして、介護を始めた頃のあの想いをみんなに伝えていくことが僕の働く対価で給料なので頑張って発信していこう!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?