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なぜ大学の中国語授業で赤点しても、3ヶ月後にはHSK5級に合格してネイティブとペラペラ話せるようになったのか?

こんばんは、みさです。

前回までは、努力しているにも関わらず中国語が上達しない原因について語ってきました。

もちろん、惰性で何も考えず勉強を続けていてもHSK4級程度なら、1年あれば合格できる確率は高いでしょう。

しかしながら、もしHSK4級どころか5級に合格したとしても、中国人と会話ができない状態というのはよく起こるものです。

最短で検定に合格し、且つ中国人と会話ができる力を付けるにはどうしたらいいのか?

最後までお読みいただければ、きっと今、中国語学習を頑張っている、もしくは頑張ろうとしている人のヒントになるはずです。

なぜなら、今では沢山の人の中国語学習を支援してきた日中ハーフの私ですが、ハーフだからといって中国語ができるというわけではなかったからです・・。


中国語を教えるまでの経緯

「どうしてそんなに中国語を教えることができるのか?」

と聞かれることがたまにあります。

日中ハーフですが私は大学まで中国語を話せることができず、

発音だけは一人前という状態でしたので、

もともと、中国語を話すのが上手かったというわけではありませんでした。

なぜなら、生まれたほぼ当初から日本人と関わり、日本語だけを読んで書いて喋っていたからです。

(ちなみに、同じ理由でハーフなのに日本語しかしゃべれないという人はよくいます。)


教授から言われた

先程も言ったように、日中ハーフにも関わらず、育ちはずっと日本だったことから、他の人と比べて特段中国語が読めたり書けたりするなんてことはありませんでした。

むしろ、中国語の実力に関しては周りよりも劣っていました。どれくらいのレベルかというと、毎回ある小テストで赤点スレスレ。クラス順位で数えると、下から数えたほうが早く、成績も最初はC、よくてはB程度でした。

大学1年生の頃、中国語の授業中にいくら教科書を読んでも、内容が入ってきませんでした。

ピンインも覚えてないため、授業中はただひたすらボーッと、黒板と教科書を眺めているだけでした。

毎回ある小テストは、ほとんど不合格。ある日、いつもの様に教授に指されて、「その文章の、ピンインと意味を教えてください」と言われた時です。

ピンインも、文章の意味もさっぱり分からなかった私は、いつもの事ながら、ただ「分かりません」と答える事しかできません。

その後の教室が静まる雰囲気に、私は慣れかけつつありました。

静かな教室の中で、教授が「またお前か」と言わんばかりの表情を浮かべました。少し怒っているような、呆れているような目をしていたのを覚えています。

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何も言えない自分を前に、だんだんともっと険しい顔をして、そしてとうとうある一言を私に言い放ったのです。

「君は、他の人より遅れてるね」

その言葉を言われた瞬間、自分の中で思ったことは、

「なんで日中ハーフなのに中国語が出来ないんだ」

という悔しさや、

「晒されものにされている」

「周りの同級生からも見下されてるのではないか」

という恥ずかしさ。

掌にはびっしょり汗をかいて、うつむいたまま、

ただひたすら、その感情に耐えるしかなかったのです。

そして、密かに決意しました。「必ず中国語の実力を上げてやる」と。


真面目に授業に取り組んだ

「中国語が出来る様になりたい!」と思った私ですが、勉強を始めようにも、やり方がさっぱり分かりません。

なので、まずは大学の教授が言っていた通り、授業中にやった教科書の部分を読み込んでみました。

同じ文章を何度も日本語に訳したり、教科書に乗ってあった単語のピンインや、文法をただ闇雲に覚えていったのです。

そうやってピンインや文法を闇雲に勉強した結果、成果が出てくるのかと思いきや、小テストの点数は相変わらず不合格のまま。

「中国語が上達している」という実感もイマイチ得られず、HSK4級の問題を見てみても、さっぱり頭に中国語が入って来ませんでした。

しまいには、中国語を知識で理解しようとしすぎて、反射的に中国語を読み取る感覚が鈍ったせいか、中国人留学生の友達と、うまく会話することが出来なくなってしまった。

そんな気さえしたのです。


暗記してばっかしてた

そういった失敗続きの勉強をしていた日々が続き、息抜きとある中国のバラエティ番組を見てみたのです。

「中国人が実際に喋っているところを、なんとな〜く見てみようかなあ」と適当にYoutubeで調べて観た番組です。

そんな何気なく観ていたバラエティ番組ですが、中国人同士の会話を聞いていました。

何気なく私はたしか、無意識に「どうして日本語は無意識でも聞き取れるのに、中国語は全然聴き取れないんだろう」と考えていました。

なぜ、日本語は聴き取れて中国語は聴き取れないのか疑問になり、そして薄々と、ある事に気づいていったのです。

それは、日本語と同様に「中国語には、一定のパターンと型がある。」ということ。

「今までの勉強法は間違っていた」ということに薄々と気づいていった後日、さらに拍車をかける様に、中国人留学生の友達から衝撃の一言を言われました。

「中国人ですらピンインを知らない言葉もある」

・・・と。

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その時の私は教授から耳にタコができるほど、「ピンインを覚えろ」と言われていました。そんな私からしたら、

『(言葉によっては)ピンインを知らない中国人が普通にいる』

その事実が、衝撃でしか無かったのです。

その時から、「ピンインを覚えるだけでは意味が無い」「知らない語彙がありすぎること」など、いろんな事に気付いていき、今までやっていた勉強法を1から見直してみました。

そうした苦労があった甲斐もあり、無駄の少ない『結果に結びつく勉強法』を生み出したのです。


やればやるほど

新しく考え出だした勉強法を実践していくと、自分でも面白いと感じるほど、中国語が上達していく感覚がありました。

それは小テストの結果にも現れていき、赤点を取ることがほぼなくなっていきました。

そして、短い文章なら何を言っているかを聞き取れたり読める様になり、なにより上達することで中国語を勉強する事自体が楽しくなっていったのです。


上達によって

今までだったら出席するのが嫌だった中国語の授業。

中国語の勉強法を身に着けてからは、むしろ行くのが楽しくなっていきました。

その時からようやく流暢に中国語を読める様になったので、

1ヶ月ほどすると教授からは「すごい上達だね」と褒められ、小テストも満点を連続して取る様になっていった事から、クラスメイトから「頭良くなったな」と驚かれたり、

発音はもとからよかったので、最終的には「中国語を教えて欲しい」と言われる事がどんどん増えました。

そういった事もあり自分の中国語に自信が付いていき、4ヶ月後にはHSK5級を、一発で合格することが出来ました。

この経験を活かして、今では多くの人に中国語の勉強法や楽しさを伝えています。


漢字がわかる

「中国語が全然伸びない・・・」そういった人たちに、私が勉強法を1対1で教えていく事で、彼(彼女)らの成績がぐんぐん伸びて最終的に、成績が良くなったり、検定に合格したり、中国人の友達が出来たりする。

頑張っている人の努力が実っていく過程を見ていると、私も嬉しいのです。

そもそも、日本人である時点で中国語最大の難関である「漢字」を理解しているので、後はもう正しい勉強法を知るだけでいいとも言えます。

身に付ける知識の量自体は、他の言語と比べて圧倒的に少ないと言えます。

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なので、中国語を学ぶのは、絶対に楽しいです。

ただ、『間違った勉強法』をしたり、正しい勉強法を知らないと、一向に実力が上がらず、最終的には中国語が嫌いになってしまう人が跡を絶ちません。

まるで、過去の私の様に(笑)

そうならないためにも、

『正しい勉強法』を世に広め、中国語を学ぶ楽しさを伝えていく。

中国人と楽しく話せる人がどんどんと周りに溢れていく。

そのためにも、今私はこの活動をしています。


最短最速

『正しい勉強法』と『ネイティブと話せる会話力』を身に着ける講座を募集します。

教えてきた人の殆どは、勉強法を改めることによって今までにない実力アップをし、また日中ハーフのわたしがマンツーマンでレッスンし、現地で通じる会話力を身に着けました。

ただし、本気で向き合って実力をアップしてほしいという想いから、誰でも募集するというわけではありません。

今まで通り、少人数制講座参加のための条件をつけますので、そこはご了承ください。

あなたの中国語が、効率よく上達し、いつか中国人とコミュニケーションを流暢に取れる日を楽しみに待っています。

それでは・・・!



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