マガジンのカバー画像

子育て

65
子どもとの暮らし,教育などについて記述した記事をまとめました。
運営しているクリエイター

2018年4月の記事一覧

たとえ全裸でいたとしても

 ちょっと,茫然としている。  何に対してって,様々なセクハラ問題にである。細かい経緯を追えているわけではないのだが,一連の騒動から私が感じたのは「どうも,この社会では『セクハラをしてはいけない』なんてことが社会的合意に至っていないようだ。」ということだった。  どういうことなのか,実はよく分らない。「セクハラをしていい」理由なんてあるんだろうか?どんな理屈がそこに成り立っているのか,ちょっと興味さえ湧いてくる。不謹慎に聞こえてしまうかもしれないが。 「ひとりで東京へ向

ひとりで東京へ向かうムスメに伝えたこと

「ひとりで東京に行く。」  この春6年生になったムスメはそう宣言して,おじいちゃんおばあちゃんの待つ東京へ旅立った。本当は一緒に帰省しようと思って文庫も閉館にしていたのに,ハハひとり置いてけぼり。国立科学博物館で人体展を見たかったのになぁとか,日頃ジェラシーを感じてやまない素敵な活動をしている場所を訪れてみたかったのにとか,ハハは色々未練たらたらのお留守番デス。だけど苦手な新幹線にひとりで乗ってみようって思えたこととか,お母さんがいなくてもきっと何とかなるって一歩踏み出した

子どもの意思を尊重するっていうけれど

 今から少し前、ムスメ・友人の息子ちゃんA君と一緒に自宅近くを歩いていると、「あっ!お財布!」とムスメが声をあげた。見ると道端に、びしょ濡れのお財布。A君がお財布をつまみ上げてくれたので中を見てみると、なんとそこには1万円札が。おおお・・・と驚く一行、「よし、交番に届けよう。」と言って交番に向かった。  おまわりさんと一緒に中身を確認すると、2万円を超える現金のほかには何も入っていなかった。身分を証明するようなカード類はおろか、持ち主の手がかかりとなりそうなショップカード類