「されど愛しきお妻様」を推す理由1
あちこちで既に言いまわっているが、鈴木大介さんの「されど愛しきお妻様 『大人の発達障害』の妻と『脳が壊れた』僕の18年間」はとにかくすごい。前作「脳が壊れた」と併せて全人類が読むべきなんじゃないかな、と半ば本気で思っているし口に出して言ってもいる。著者の鈴木大介さんは苦しんでいる当事者やそのご家族に届いて欲しいと願っておられるが、(もちろん私もそれを願いつつ)いわゆる「支援」の現場にいる人々にだって必要だと思うし、別に発達障害や高次脳機能障害に(現時点で)関わりのない人々に