シチュエーション別|センスのいい手土産15選(取引先挨拶、ホームパーティー、結婚挨拶)
ビジネスシーンや友人宅への訪問・結婚の挨拶など、誰かと会うときに用意することが多い手土産。思わず「センスがいい!」と言われる手土産を渡して、相手に喜んでもらいたいですよね。
とはいえ、何を選んだらよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「手土産を選ぶ際のポイント」と「センスのいい手土産15選」を、シチュエーション別にご紹介します。
形式的なやりとりにも感じられる手土産ですが、こだわりの一品を渡すことができれば、相手との距離をグッと縮めるきっかけになります。
また、シチュエーションごとに配慮が行き届いた手土産選びができると、相手にきちんとした印象を与えることができます。
感謝の気持ちを伝えるだけでなく、相手が最大級に喜ぶ手土産を準備したい方は必見!
おしゃれで高級感を感じられる、センスのいい手土産選びの参考にしてみてくださいね。
手土産を選ぶ際のポイント3つ
①シチュエーション別の予算
手土産の予算はシチュエーションによって変わりますが、相手が気を遣わないで済む2,000円~4,000円程度が一般的です。
親しい関係であれば、金額よりも気持ちが伝わることの方が重要な場合もあります。
しかしながら、厳粛な雰囲気のときに渡す手土産の予算が安すぎると、今後の付き合いに影響が出てしまうことも。
下記は金額の相場ですが、相手との関係性や場面に合わせて柔軟に決定しましょう。
<取引先挨拶・ビジネスシーン>
3,000円~5,000円
<ホームパーティー>
1,500円~3,000円
<結婚挨拶>
3,000円~5,000円
②シーンを想像する
シーンを想像した手土産選びができると、相手に好印象を持たれること間違いなし。
持ち運びに困ることがないか、日持ちはするか……など、相手の状況を把握し、配慮の行き届いた手土産選びを心掛けましょう。
特にビジネスシーンでは、さまざまな視点からの配慮が必要です。
例えば取引先の会社に手土産をお渡しする場合、切り分ける必要があるものだと手間がかかってしまいますよね。
また、冷蔵や冷凍が必要な生もの・賞味期限が短いものだと、出張に出かけている方は召し上がれない可能性があります。
このように、手土産を渡すシーンを鮮明に想像し、相手の負担にならないものをチョイスできるとよいでしょう。
③相手の好みに合わせて選ぶ
予算や場面など、一般常識を押さえた気遣いとは別に、「相手の好みのものを選ぶ」ということも大切なポイントです。
自分の好物や以前から気になっていたものを手土産にもらったら、誰しも嬉しい気持ちになるはず。
自分のことを思い、選んでくれたという事実があるだけで、心は温まるものです。
あらかじめ相手の好みを調べる時間がある場合は、余裕を持ってリサーチしてみましょう。
手土産とともに、この心遣いを受け取ったら、きっと喜んでくれるはず……!
手土産を渡すときの言葉添え
これまでは、手土産を渡すときに「つまらないものですが」と言葉を添えることが一般的とされていました。
謙虚さを美徳とする日本人らしい言葉の使い方ですが、昨今ではあえてこれを避ける風潮があります。
手土産を渡す際には「お口に合うと嬉しいのですが」や「心ばかりの品ですがお受け取りください」などの言葉添えをするとよさそうです。
相手の好みをチョイスした場合は「○○がお好きだと伺ったので……」などの言葉をさりげなく添えると、さらに好印象を与えられるでしょう。
また、その場での言葉添えだけでなく、手紙やメッセージカードをつけるとさらに丁寧で、好感を持っていただけそうです。
手土産とともに、言葉添えにも意識を向けてみてください。
シチュエーション別センスのいい手土産15選
取引先挨拶
1.京都祇園萩月の「花あわせ」
個包装かつ大容量の煎餅詰め合わせ。
1袋のなかにもさまざまな種類の味があり、飽きずに食べられます。
甘いものが苦手な人がいても安心!
2.ISHIYAの「ラングドシャ」
北海道土産で定番の「白い恋人」と同じ工場で焼き上げられたラングドシャ。
包装も彩りがよく、華やかです。
3.Butter Butlerの「バターフィナンシェ」
外側はほんのりサクッと、内側はふんわり柔らかい、濃厚な味わいのフィナンシェ。
焼きたてのようなバターの香りがたまりません。
4.ガトーフェスタ ハラダの「グーテ・デ・ロワ」
手土産の定番ですが、もらったら嬉しいハラダのラスク。
1袋2枚入りのラスクと、ハラダならではの缶でできたギフトボックスは、満足度の高い重厚感があります。
5.YOKU MOKUの「シガール」
こちらも言わずと知れた名品ですが、ハラダのラスクよりもコンパクト。
持ち運びも楽々、上品な甘さとサクサクで軽い食感がたまりません。
ホームパーティー
6.Garrettの「ポップコーン」
大人数でも問題なし!子どもから大人まで、みんなで美味しく食べられるポップコーンです。
おすすめのフレーバーはシカゴミックス。キャラメルとチーズの濃厚なポップコーンはお酒にもピッタリです。
7.タケノとおはぎの「日替わりおはぎセット」
おはぎとは思えないほどの芸術性で、盛り上がること間違いなし!
ただし、賞味期限は当日中。さらに、世田谷本店のみで世田谷本店のみでの受け渡しとなっているので注意してくださいね。
8.MERCER bisの「シフォンケーキ」
ホームパーティーであれば、切り分けるケーキでも大丈夫。
特に生キャラメルのシフォンケーキは、ふわもち食感とキャラメルの甘さが際立つ人気商品です。
見た目もキュートで、パーティーに映える一品です!
9.しろたえの「レアチーズケーキ」
赤坂にある、老舗洋菓子店のチーズケーキ。
小さめでシンプルですが、このさっぱり感は唯一無二の美味しさです。
行列必至なので、時間には余裕を持って訪問してくださいね。
10.GOOD TOWN DOUGHNUTSの「ドーナツ」
原宿にある人気ドーナツ店。
可愛いスマイルと色鮮やかなドーナツは、見た目がよいだけでなく味も美味しい!
大ぶりサイズで、お腹も心も満たします。
公式Instagram
https://www.instagram.com/good_town_doughnuts/?hl=ja
結婚挨拶
11.白樺の「たらふくもなか」
もなかは上下が重なり合っていることから、夫婦や両家の結びつきを連想させる縁起の良い手土産。結婚の挨拶にもふさわしいとされています。
猫の形をした珍しいデザインが、手土産にピッタリ!
12.福砂屋の「フクサヤキューブ」
カステラは長い形から、「末長く」という意味を持つ半面、切り分けることで「縁起が悪い」と捉えることもあるようです。
基本的には手土産として渡しても問題ないと言われていますが、個包装のものを選べば安心です。お味はもちろん、コロッとしたフォルムが目を惹く一品です。
13.アランミリアの「ジュース詰め合わせ」
リッチな葡萄ジュース。お酒が飲めない方にも、安心してお渡しできます。ジュースとは思えない高級感のある見た目で、凝縮された葡萄の旨味を味わえます。
14.TOKYO TULIP ROSEの「チューリップローズギフト」
とにかく見た目が可愛く、箱を開けた瞬間のインパクトが強大。
繊細でカラフルなラングドシャは、女子会の手土産や結婚挨拶など、華やかな場面に映えるお菓子です。
15.地元の名産品
話のネタになるような、地元の一品を選んでみるのもおすすめです。
例えば静岡県出身の方ならうなぎパイ、京都出身の方なら生八ツ橋など。
自分の故郷や現在暮らしている地域の名産品を渡せば、自分のことを知ってもらうきっかけになり、話もはずむことでしょう。
終わりに
予算や好み・シーンなど、考え始めると意外と奥が深い手土産選び。
手土産は、一言でいうならば「心遣い」です。
相手の立場で考え、気持ちよく受け取ってもらえる品を選び、よりよいコミュニケーションを築くきっかけにしてくださいね。