(124)秋の短さと手づくりブラウス
日が昇りお日様がキラキラしていいお天気だなあと幸せを感じている間に、あっという間に陽が沈む。秋の日はほんとうに短い。そういえばと茶の木を見に行くとやっぱり花が咲いていた。小菊と一緒にお茶にしてみる。生葉や花に湯を注いだお茶はスッキリした味わいなのにカフェインかカテキンかが強いようで、空きっ腹だと胃にくるので、お湯の温度を下げるか他にも何か混ぜるといいような気がするが何がいいのだろう? 頭がクリアになるからカフェインかな。
秋の花は可憐だな。
二つめのブラウスが完成した。ひとつ作るごとに知識も経験も増えるので、すごく上手くなった気になって楽しい。長年分からなくて合わないまま穿いていたスカートも、お直しが出来て、ほんの少しのことなのに今まで分かろうとしなかったのが不思議。やれば出来たのだろうけど、忙しくてそれどころじゃないと思ってたんだろう。でもこういう生活のささやかな行為が、昔ながらの手の技は出来ると楽しいし、暮らしが豊かになるような気がする。
袖がふんわりして動きやすいブラウスの一枚目は赤い格子柄の生地で作ったものだったが、それを着た日に「リンゴちゃんみたいね」だの「ミニーマウスみたい!」と言われ、母に譲った。おばあちゃんがかわいい服を着ている方がいいと思う。
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