IQ90の東大生

自分には才能がないと悩んでいる方が多いようですが、たとえ才能がなくても一流になれることを現在の科学の力で証明したいと思います。

日本で一番優秀な人達が集まると言われている東京大学は生徒のIQが平均120と聞いてます。IQ120と聞くと高い気がしてきますが、このIQは多少癖がありまして、自分が賢いと思い込むだけで10も上がってしまうと分かっています。昔に脳トレが流行りましたが、実はプラシーボ効果と分かりまして、効果もないのに関わらずIQが同じように上がる研究結果が存在します。

東大生ならほぼ全員頭が良いと強く思い込んでいるでしょうし、実際のIQは平均110程度かもしれないわけですね。日本最高の頭脳を持った人達が集まる場所で平均IQ110なら、その年の最高がIQ170程度だったとして、その間にも高いIQの人達がいるわけです。ただ、あくまでも平均のIQ110ですから、その代わりにIQ90程度の人達がいなければ平均110にはなりません。

IQ90くらいなら手が届く気がしてきませんか?

でも、東大生になるためには受験勉強を一日十時間くらい努力するのが当たり前の世界ですから、やはり才能の世界だと思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、人間の集中力というのは一日四時間が限界で、それ以上は集中してないので意味がありません。一日四時間、集中した過去ありませんか?アニメ、ゲーム、ラノベ、ドラマでも良いですし、好きな人の事でもいいでしょう。いつの間にかそれくらい集中出来るようになったものは、誰にでもありませんか?

東大生になるために必要だったのは、才能でもなく、努力でもなく、習慣だけだったのです。

この事を思い付いた時、なんだか明日からでもなんとかなるような気がしました。もっと早く気がつけば、人生は幸福そのものだったかもしれない。でも、今から頑張れば間に合うかもと思い、習慣付けすることを忘れないようにしました。

習慣なんて簡単です。最初は意識するかもしれませんが、次第に全く脳を使わなくてもそれが出来ます。とはいえ、闇雲に進むだけではなんともなりません。毎日工夫するのが大事です。

工夫とはなんでしょうか。これは明確な正解は必要ありません。音楽やスポーツ、ほとんどの世界で、指の力の入れ具合を少し変えるだけでの工夫でも脳は集中するので、二倍の速度で上達します。

言い方を変えれば、飽きっぽいほど上達が早くなるんです。つまり「変化を習慣にする」だけで大抵の事は出来ます。それに加え、これはちょっと特殊なんですが、ひとつの事をやり続けるよりも色々手を出した方が良いことも分かっています。英語を二十五分勉強したら五分休憩して、数学を二十五分勉強するとかだと、脳が飽きないうえに集中するし記憶もします。

まずは、ノートと書くものを用意しましょう。次に、目標を書いて、それに出来る工夫をみっつ考えてください。失敗したらなぜ失敗したのか、成功したらさらに出来る工夫はなにか、みっつ考えてみましょう。そうしたら無限にやれる事が増えていきます。失敗しても笑えばいいです。また次の工夫があって楽しくなります。

目標が分からなければ悩む事から飽きるのもいいでしょう。そうしているうちに、自分が本当に欲しいものがいつの間にか分かります。凡人を名乗れるだけの自信があるなら、大抵の事はプロを名乗れるくらい、なんでも出来ますよ。

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