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noteをはじめました

南インド屋の店員Aこと八島操です。

寅年蠍座58歳体重は非公開。

個人ブログhttp://yashima-misao.com/も書いているのですが、こちらでは夏休みの絵日記的な内容を書くことにしたの。

誰かが読んでくれたら良いなあ。

使い方もよくわからず、ハズキルーペが低い鼻からずり落ちるのを直しながら書いています。

2021/08/21

朝から壮二郎がクッキーを焼いている。

オーブンから漂うクッキーの香りで目が覚めるって香山織江の娘のかの有名なリカちゃんになった気がするのだけれどもパパのピエールはどこにもいないのよ。

わたしが女の子だった頃、リカちゃんママの香山織江は切れ長の目で生き別れになった長女のリエを飛行機の中で見つけたのよ。目印はリエの耳の下にあるほくろ。

実際に売っているリエさんのお人形の耳の下にもちゃんと黒子があってそれを見て満足したものだったわ。

リエさんは親と離れてからどうやってスチュワーデスになれたのかは不明。身元調査が厳しいと思われるJALのスチュワーデスの入社試験を美貌と機転で切り抜けたのかなあ。機転ってなんだろ。

あ、そうよ。クッキーの話よ。

仙台に住んでいた頃に大好きだった「けんとのクッキー」を完コピして更に南インド屋のスパイスを加えて販売して大儲けをするという野望に燃えた壮二郎は毎朝クッキーを焼いているのよ。

毎朝焼くのでわたしは六花亭のお菓子を食べるのを中止してクッキーを食べている。前日のクッキーをあっさりと捨てる壮二郎の目を盗んでこっそりとビニール袋に入れて隠して自分の部屋で食べるという家庭内コソ泥、いや子リスさんのような暮らしを続けてもう4日目。そろそろ飽きてきたわ。口の中が常に酸っぱい。

息子が焙煎したコーヒーを好きなだけ飲んで、クッキーを好きなだけ食べるという夢のような生活なのにどこか貧乏くさい感じがするのはやっぱり隠れて食べているからなのかな。

南インド屋のスパイス入りクッキー、きっと美味しくできるはずだから待っててね。





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