マルクするってよ


今週マルクありますから。

担当医にさりと言われた。

マルクとは骨髄検査のことである。
骨の中心部にある骨髄から骨髄液を注射針で吸引する。

マルクは白血病患者とはもはやお友達で何回も検査する。

私は次で2回目だ。

本当に情けない話しなのだが1回目は号泣だった。
気持ちの整理もつかないうちに廊下とカーテンだけで仕切られた部屋で作業が行われてすごく長い時間に感じた。
痛みはそんなになかったのだが腰をぐいぐい押されて何か(髄液だけど)を取る感覚が気持ち悪かった。

考えただけで気分が下がる‥

でもやらなければならない。やりたくないけど‥

骨髄液の中にどれだけ癌細胞が残っているか確かめる為の大事な検査なのだ。

白血病になるまで白血病と言う病気のことを詳しく知る事は無かった。
周りになった人が居ないからと言うのが一番大きいのかもしれない。

白血病になって白血病にも種類があり、治療法は違うけど私は私の治療法、その時の思いを書いて誰か同じ人が居たら頑張っていこうと伝えたい。
そして頑張っていた事実を残したい。

私には言葉しか残すことができない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?