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M&Aアドバイザーのつぶやき

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M&Aアドバイザーとしての日々の気づきを徒然に書きます
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#挑戦

「いいM&A」チャンネル全編

ご縁あって、Youtubeに出演させていただきました。 少し前からリリースしておりましたが、全編リリースされましたのでまとめてリンクを貼っておきます! M&Aに対する価値観を同じくする吉川将平さんの運営する「いいM&A」チャンネルです! よろしければご視聴いただき、「いいね!」とチャンネル登録をどうぞよろしくお願いいたします。 第1回:「いいM&A」って何? #1 M&Aの流れと注意点 第2回:「いいM&A」って何? #2 買い手豹変!?アドバイザーの使い方 第3

Twitterでつぶやいたことにチクッと刺された件|M&Aアドバイザーのつぶやき

こんにちは。かきもとみさです。私は世の中に少ない女性M&Aアドバイザーの仕事をしています。 私はM&Aアドバイザーとして、Twitterでも発信をゆるくしています。 アカウントはこちら。良かったらフォローお願いします♪ noteはせっかく毎日投稿が続いていて、年内には100記事の目標を達成できちゃいそうなので、最近、noteで書いたこともTwitterでサマリー発信しようかなと思ってつぶやいてみた矢先のこと・・・。 これは、noteのこの記事を元ネタとして

ネガティブな妄想に潜む敬意|M&Aアドバイザーのつぶやき

つくづく人間はネガティブな生き物だなぁと思うことがあります。 Negativity bias(ネガティブ・バイアス)というのは、脳科学的には、太古の昔から人間が持っている「リスクの高い状況で賢い決断をするための能力」であるとされています。人間も動物も、脅威を予測できないとサバイバルできないという環境下で進化を遂げてきたわけですから当然でしょう。 そのネガティブバイアスについて科学的に詳しく綴ろうという気はないのですが、そもそも人間は油断するとネガティブ思考に陥りやすいとい

紙一重|M&Aアドバイザーのつぶやき

こんにちは。かきもとみさです。私は世の中に少ない女性M&Aアドバイザーとして仕事をしています。 「もしあのとき、あの人に連絡を返していたら、あの人と結婚していたかもしれない」 そんなの経験をしている人はたくさんいると思います。 人生のあらゆる場面で、紙一重で運命が決まるものですね。 M&Aの世界も紙一重で結果が分かれるケースというのは本当に多く、何が正解だったのかなんて誰にもわかりません。 「あのときのあの発言のおかげで、成立に決定的になった!」 「あのとき

スモールM&Aの方が難しい理由|M&Aアドバイザーのつぶやき(ぼやき?)

こんにちは。かきもとみさです。私は世の中に少ない女性M&Aアドバイザーとして仕事をしています。 本日は「M&Aアドバイザーのつぶやき」です。もしかしたら今日の内容は、「つぶやき」よりも「ぼやき」が近いかもしれません。。 スモールM&Aの面白さは、財務や法務などの専門知識を駆使する必要があるだけではなく、結局は人の気持ちが大事な部分が大きいので「人の気持ちに寄り添える力」やコーチング的な関わり方も必要になる部分も大きく、ビジネスの「総合格闘技」と言えるところだと

「風通しの良さ」は、英語で?|M&Aアドバイザーのつぶやき

こんにちは。かきもとみさです。私は世の中に少ない女性M&Aアドバイザーとして仕事をしています。 今日は「M&Aアドバイザーのつぶやき」として、参考書籍紹介および気づきを書きたいと思います。 「JTのM&A」組織に求められる要素として良くでてくるキーワードに「風通しの良さ」という言葉があります。皆さんだったら、英語でなんと訳しますか?そもそも、風通しの良い組織と聞いたら、どんな組織を思い浮かべるでしょうか。 M&Aアドバイザーの必読書として知ったこの本の中で、

交渉に大事なマインド|M&Aアドバイザーのつぶやき

こんにちは。かきもとみさです。私は世の中に少ない女性M&Aアドバイザーとして仕事をしています。 今日は「M&Aアドバイザーのつぶやき」として、交渉の場で大事にしていることを書きたいと思います。 アウフヘーベン(augheben)ずっと昔から大事にしている理論があります。 「アウフヘーベン」と呼ばれる哲学用語なのですが、皆さんご存じでしょうか。 M&Aだけでなくともビジネス場面でよく活用されるべき考え方ですし、人生のさまざまな場面で生きるものです。 “au

M&Aの失敗事例の多くは|M&Aアドバイザーのつぶやき

こんにちは。かきもとみさです。私は世の中に少ない女性M&Aアドバイザーとして仕事をしています。 今回はM&Aに関する書籍をご紹介したいと思います。 「スモールM&Aのビジネスデューデリジェンス実務入門」です。 著者のひとりは私が尊敬してやまないスモールM&Aの第一人者です。 “デューデリジェンス”と聞くと、法務リスク、財務、税務リスク、コンプラリスクなど、さまざまなリスクを買収前に可視化させて、できるだけリスクを最小限に抑える策を講じるか、もしくはリスクが大きす

仲介は賛否両論だけれども|M&Aアドバイザーのつぶやき

こんにちは。かきもとみさです。私は世の中に少ない女性M&Aアドバイザーとして仕事をしています。 最近、案件が立て込み過ぎていて本当は「M&Aアドバイザー超初心者向け基礎知識!」をちゃんとまとめて更新したいのですが・・・体系だって記事を書く時間がなく、「M&Aアドバイザーのつぶやき」の軽めの雑談回ばっかりになってしまっています。もし、読んで勉強してくださっている方がいらしたらすみません・・・。 ちなみになぜトップ画がワインばっかりなのかというと、ただ、吞兵

買手企業に必要な素質①|M&Aアドバイザーのつぶやき

こんにちは。かきもとみさです。私は世の中に少ない女性M&Aアドバイザーとして仕事をしています。 今日は、日々、私がM&Aアドバイザーとして仕事をする中で思ったことなどをつぶやく「M&Aアドバイザーのつぶやき」と題する雑談回とします。 最近、M&Aの買手企業に必要な要素についていろいろと思うところがあったので綴ってみたいと思います。 M&Aは手段であって、目的じゃない まず、M&Aというのは経営戦略のひとつであって、M&Aする=企業を買収することという