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相手の気持ちが知りたければまず自分の気持ちを語ろう!

私の職業は美容師です

若いころの私は・・「接客」が
本当に苦手でした(笑)

これだけは本当にいろんな人と話しないし
経験を積まないと身につかない技術
なんですよね汗

もしかしたら・・・

「美容師になるための技術」
より難しいのかもしれません・・・

現在、接客業をされてて
「人と話すのが苦手」とか・・
「目の前の人と話がはずまない」など・・

悩んでる方に私の経験から学んだ
「接客」をお話したいといおもいます

まず私が今だからこそ言えるアドバイスは
「接客」するのをやめる!こと!です(笑)

え?

接客の仕方が知りたいのに「接客をやめる」?
意味が分からん!!ていう声が聞こえます

過去の私は毎日毎日、目のまえに現れる
お客さんに「接客」をしてました

ここでポイントになるのは・・
・お客さんには「接客」
・友達や家族には「雑談」
て分ける必要があるのか??

この境界線を越えた時に気持ちが楽になり
美容師として自分を指名してもらえる人数が
格段に上がったんです

慣れないうちは・・

とりあえず目のまえのお客さんに
なんか話しかけんとあかん!(-_-;)
でも何を?・・天気の話?野球の話?
ヤバイ!野球に全く興味ない汗

当然髪の毛のアドバイスや希望の
ヘアースタイルは聞きますが。
問題はそのあと!

「今日はどこかにいかれるんですか?」
「仕事は何をされてるんですか?」
「趣味とかあるんですか?」
「今日は暑いですよね?」・・などなど

あたりさわりのない正直どうでもいい
質問で・・今思えばお客さんに迷惑??(笑)

かけてましたね(笑)ほんと懺悔・・
自分がその時のお客さんの立場なら・・
「そんな話どこが楽しいん?!(笑)」

ここは関西!なかなか会話の評価は
厳しめです(笑)
もし私がお客さんの立場なら・・

「もう、そんな質問どうーでもいいから
ちゃんと髪の毛切ってな~」って思う(笑)
いや、まじで。。
そんなどうでもエー話より・・
明日から引き連れて歩く髪型のほうが大事!


当時の私は年齢もかなり若くお客さんの
ほとんどが年上になります。なので当然
相手は大人で私が「接客してあげてる」

というよりお客さんが私のしょーもない
質問に付き合ってくれてた・・(笑)
が正解なんですよ。ほんと。汗

こんな会話を淡々と続けてて正直、自分も
楽しくない!(笑)

ある日、一年くらい私を指名してくれてた
男性のお客さんの髪の毛を切ってる途中に
言われた一言が私のその後の会話の仕方に
大きな影響を与えたんです

その一言とは・・・

「いつも(僕に対する)質問は多いですが
あなた(私、美容師)の話はあまりしま
せんよね?」

・・・・・・・・・・・
?????????????・
もう頭の中がハテナマークだらけ??

それまでの私はとにかく自分の話をしては
いけない・・って思い込んでました
えっ?自分の話していいん?(・・?

なぜならお客さんの話をを聞いてその人
を盛り上げることが最重要事項だと
思い込んでましたから(笑)

髪型の話以外、私のどうーでもいい
プライベートの話なんてどうーでもいい
って思ってると思い込んました涙

なぜそう思ってしまってたか?・・

誰かに言われた訳でもなくたただた
自分の思い込みだったんですが・・

それ以来、、

目のまえのお客さん(特に新規客)
には相手のペースを観ながらですが・・

まず自分の事を開示する
開示っていうとかたくるしく
聞こえますが。。

「自分のことを先に話す」

例えばなぜ美容師になったのか?とか
休みの日は何をしてるか?とかどんなことに
興味があるのか?好きな(嫌いな)
食べ物などなど・・

当然、相手の人が興味を持ってるかどうか
も確認しながらですが(興味なさそうなのに
延々と話すのは相手にとって
罰ゲームでしかない(笑))

自分の考えを自分の言葉ではなす
自分の事をさらけ出す?
くらいの感覚で接するようになったんです

そうなるとこっちが警察官のように色々
質問しなくても・・(笑)

相手のほうから自分の事を
色々話してくれるようになったんです
私はただ、先に自分の話をしただけなのに

自然に出てきたその人のプライベートの
話を少しずつ自分との共通項を探しながら
会話を進めていく

こうなると会話自体が自然だし・・

何より自分がしゃべっててつかれない(笑)
し楽しい!♪

こちら側が(お客さんだから。。)で
変な気を遣えば相手にはすぐ伝わって
しまいます。

自分がその会話を楽しむ気持ちが
めちゃくちゃ大事♪

友達や家族と話してる感覚と
大差をつけない。年下、年上でため口や
敬語を使い分けることも必要かとは思い
ますが。その時の自分が話すのにため口が
自然なら相手が年上でも気にしなくてもいい
と思う

ここで一番重要なのが・・
「自分が疲れない」っていうこと

長年、美容師をしてて思うんですが..

意外とみんな自分の気持ちを誰にも話して
ない。。(友達?や家族にさえも・・)

無理やり話を聞きだすのではなく
自然に「この人に話を聞いてもらいたい」
って思わせることこそが真の接客・・

(接客・・とはなんかちがうけど。。)
会話力だと思う

自分だったらこんな人に話を聞いて
もらいたい!っていう事を自分がやる!

その小さな積み重ねが自然な会話(接客)
を生み出し相手からの信用にもつながる
んだと思う!

どうせ同じ時間を過ごすなら。。

「目のまえの人の人生」に興味を持って
共有しいろんな角度から質問したり・・
ついでにこっちの話も聞いてもらう
・・(笑)くらいの感覚で話す

これだけで自分のファンは確実に
増えます!

要はその時だけのうわべの会話を
するんではなくて。。。

髪型以外の話でも
相手から発せられる言葉一つ一つ
全力で傾聴する!!

そんなんいちいちめんどくさい!!
・・・・・・・
こう感じる人は接客業には向いてない(笑)

ちょっときつく聞こえるかもしれませんが
接客側とお客さんの会話に限らず・・

人と人との会話もすべて同じ。。

目の前の人の話を適当に聞いてる人に
自分の話を聞いてもらーとは思わない
から・・

「あの人にまた、あって色々話したいな」
って思われるからこその再来なんです。
長々、書いてしまいましたが。。

今日私が言いたかったことのまとめ

人とのコミュニケーション(接客)を
自然にしたかったらまず、自分の事を
オープンに話す。そのあと相手が色々
話しだしたら相手の話を「傾聴」する

長年美容師業をしてきて学んだ
私流の「接客」のおはなしでした
どなたかのお役にたてたら幸いです

変な美容師 たなか みさ

淡路島にある山の中にあるカフェでランチ
自然がいっぱいで気持ち良かったです♫








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