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脇撮りは美味しい

私のポートレートセミナーでは、基本的に脇撮りをOKにしています。

メインで撮影する人は1人ずつ。
モデルとコミュニケーションをとりながら撮影するように、指導しています。

それ以外の方は、メインの撮影者の前に出ない、写真に写り込まない(反射含む)、光を遮らない、モデルに声をかけないなどのルールを守った上で、場所を譲り合いながらの脇撮りをしてもらっています。

OKにしているというか、むしろ推奨しています。
自分が撮った写真は後でゆっくり見られるのだから、モデルが目の前にいてシャッターを切れる今、この瞬間の方を大切にして欲しいなってことで。

脇撮りって自分の順番じゃない分、モデルの表情や衣装、光の状態、撮影場所の状況などをしっかりと見られるので、余裕を持った撮影ができるっていうメリットがあります。

特に、自分の順番になると緊張してしまう方、モデルと何を話していいかわからない方は、この脇撮りを沢山して、そのモデルに向けてシャッターを押すことに慣れることが大事です。

見つめられると照れちゃってじっくりモデルを見られない方も、モデルの目線は他のカメラを向いているので、照れずに落ち着いて撮影ができます。

最終的には、モデルとコミュニケーションを取りながら撮影できるようになって欲しいけど、最初から無理をする必要はないので、照れ屋さんは脇撮りを重視することから始めましょう!

そして、カメラ目線ではない、ムードある写真が撮れるのも脇撮りのメリット。
私もレクチャーしながら、レフ当てをしながら、隙を見ては脇撮りしてます😉

モデル:山上ひかり
撮影機材:Nikon Z6 II


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