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【スプレッドシート】関数 セルのカウント

こんにちは! 水崎りんです。
今回はおまけの関数編です。内容はちょっと初心者向けではない……かもしれません。

あと、大変恐縮ながらあまり解説らしい解説はしていませんので、悪しからずご了承ください。
関数を理解し、普段から使える方には今更の知識かもしれません。「こんな使い方もあるんだ」っていうアイデアの種みたいなものになれたら嬉しいです!

関数使えるとたくさん面白いことできますよ!

ただ、Googleスプレッドシートの関数とエクセルの関数は、似ているようでちょっと(だいぶ)違うことも多いです。あくまでも、紹介しているのは「水崎がGoogleスプレッドシートで使用しているもの」です。


COUNTA 入力されているセルの数を数える

まず、「COUNTA」関数。「COUNTA(範囲)」で記述します。
=COUNTA(A:A)
この記述だけで、「A列全体の、何かが入力されているセルの数を数え」ます。

ただ、1行目には見出しが入っていることも多いですよね。そんな時は、
=COUNTA(A2:A)
とすることで、「A2のセルからA列末行まで」となります。


COUNTIF 条件に合うセルの数を数える

次に、「COUNTIF」関数。「COUNTIF(範囲,条件)」で記述します。
=COUNTIF(A:A,"TRUE")
A列全体の中にある、「TRUE」の数を数えます。

条件の項目は文字列でなくても、「>0」って書くと「0より大きい数」、「<=0」って書くと「0以下」となります。「=5000」だと「5000と同じ」です。
得点とか価格チェックとか、数値のチェックでも大活躍ですよ。


CONCATENATE 文字列などを結合する

これは結合の「CONCATENATE」関数です。「CONCATENATE(値1,値2…)」と、複数の文字列、セル、数値など、色々なものをくっつけられます!
文字列を使いたい場合は、「""」でくくってあげましょう。

たとえば……
=CONCATENATE("買い物担当は",D2,"さんです!")
と書いておくと、「買い物担当は(D2のセルに名前が書かれている人)さんです!」と表示されるわけです。


買い物チェックリストのサンプルから見るおまけ関数

E2のセルとE3のセルが今回のおまけ。

E列の「買い物ミッション」の状況を表すメモを追加しました。
仕事の進捗など、個人的にスケジュール管理とかでなんとなーく使う関数です。
どちらが管理しやすいかは、お好みで!


おまけ「買い物ミッションの結果を 2/5 と表示する」


さて、まずは「2/5」と進捗状況をチェックする方法。
先に紹介した3つの関数を使います。

どうやって使うかというと、

  • チェックボックスがオンになっている数を数える

  • スラッシュで区切る

  • 買い物リストに書かれているリストの数を数える

この3つの組み合わせですね。

チェックボックスはA列にあり、「オンになっている」=「TRUE」なので、「COUNTIF」を使用します。
=COUNTIF(A2:A,"TRUE")
ということですね。

次に、「買い物リスト」はB列にあります。買い物内容は、何が書かれているかはわかりません。
なので、「COUNTA」で「入力されているセルの数を数え」ます。
=COUNTA(B2:B)
ですね。1行目は見出し「買い物リスト」が入力されていますので、数える範囲を「B2」からにするのを忘れないよう、ご注意ください。

そして、この2つをスラッシュで区切ります。つまり、文字列を結合したい
CONCATENATEの出番です。

=CONCATENATE(COUNTIF(A2:A,"TRUE"),"/",COUNTA(B2:B))
チェックボックスのオンの数 / 買い物リストの数
ができました!!(*´▽`*)


おまけ「買い物ミッションの結果を あと何個 と表示、全部チェックが付いたら『完了!』と表示」

これは上の進捗チェックよりちょっとややこしいです。
今回紹介していない「IF関数」も使います。
もしも「条件」が「TRUE(正)ならA」、「FALSE(偽)ならB」という、分岐をする関数です。

カンタンに言うと、「もしもテストの点が80点以上だったら合格、この条件に当てはまらない場合は不合格とする」って言う感じ。


今回の場合は、「チェックボックスのオンの数と、買い物リストの数が同じだったら『完了!』と表示し、そうじゃない場合は『あと(買い物リストの数からチェックボックスオンの数を引いた数)個』と表示」します。

つまり、IF関数の最初の「条件」はチェックボックスの数と買い物リストの数が一致するかどうか

COUNTIF(A2:A,"TRUE")=COUNTA(B2:B)
チェックボックスのオンの数 = 買い物リストの数
を条件にします。

これがTRUE(正)の場合はただ「完了!」と表示すればOK。
まだ完了していない場合は、残りの数を表示したいので…

まずは「残りの数」の計算。
COUNTA(B2:B)-COUNTIF(A2:A,"TRUE")
買い物リスト - チェックボックスがオンの数
を計算します(単純な引き算です)

残りの数は「あと何個」と表示したいので、CONCATENATEでくっつけましょう。
CONCATENATE("あと",COUNTA(B2:B)-COUNTIF(A2:A,"TRUE"),"個")

これらを「IF関数」で組み合わせると、
=IF(COUNTIF(A2:A,"TRUE")=COUNTA(B2:B),"完了!",CONCATENATE("あと",COUNTA(B2:B)-COUNTIF(A2:A,"TRUE"),"個"))
となるわけですね~。めちゃ駆け足でメモしましたが。


私の今後のためにも面白い関数はメモしておきたいですね。
プライベートで遊んでいて仕事にも役立つ発見することもありますし。
今回はチェックボックス発見のおまけの関数でした!

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