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「週刊素Vol. 14 手を貸してもらうということ」


インド・ムンバイからこんばんは。

今週も日曜日がやってきました。

今日は、
ここ1ヶ月で大きく変わりつつある、
そしてインドに来てもっと、
やっぱり根っこから変えていきたいなと思った
自分の考え方について。

___

私は兼ねてより、
人に頼るということがとことん苦手です。

それはきっと、長女だからとか
完璧主義だからとか、
迷惑をかけたくない、嫌われたくないとか。

色々理由があります。

何をしてもらっても
"時間を割いてもらってしまってすみません"
"お手数おかけしてすみません"

と、まず「すみません」と
言ってしまう癖があります。


LINEをするときにも、

🙇‍♀️ ⇦これや

😭🥲 ⇦これ

ばっかり使ってしまう。
とにかく下に下に、ぺこりぺこり。

みたいな日本人精神(?)があります。

___

2ヶ月ほど前。

大好きな人生の先輩が、
夜中まで電話で相談に乗ってくださったとき

「こんなに遅くまですみません...」と
伝えたことがありました。

そしたら先輩が

「すみませんより、"ありがとう"と
先に伝えてくれた方が嬉しいよ。
わたしがこんなに美咲ちゃんのために
何かしたいと思って時間を使ってるのは
見返りを求めてるわけじゃなくて、
本当にただ、力になりたいと思って
私がやりたくて時間を使ってるんだよ。」

と伝えてくださったことがありました。

その時私は本当にハッとして。

「すみません」とぺこりぺこりしていたら
逆にそれがしてくださった方にとって
失礼になることもあるのか...!!と気づきました。




今回のインド渡航も同じです。

クラウドファンディングで
77名の方が応援してくださり、渡航しています。

その方々に支援してもらってすみません🙇‍♀️
なんて言いたくないし、言わないし、
もう伝えたいのは本当にありがとうございますだけ。

このクラウドファンディングは、
私にとっての"受け取る練習"です。

何かをしてもらうことが苦手な私の大訓練です。

やってあげる、は得意だけど
してもらう、は苦手な人は

きっと私だけじゃないんじゃないんでしょうか

受け取るがうまくできるようになったら
もっともっともっと生きやすくなるなぁと思います。



渡航してきてからもそうです。

インドのフェアトレードNGOの皆さまが
もーう、それはそれは
何と言葉にしていいのかわからないくらい

皆さん「you most welcome!!」と
伝えてくれて、
工房内、町、食事。

色んなところを案内してくださいます。

「休みの日、観光で
行きたいところがあったら車出すから
いつでも連絡してね。」とまで。



それに、
「いえいえ、大丈夫です。すみません🙇‍♀️💦」

で返すより、

「本当に!?ぜひ一緒に行きたいです!
ありがとう!嬉しいです😆」

と出来た方が、絶対お互いにとって良い。



そうやって、手を貸してもらうこと
"ありがとう"と、人に頼ること。

見返りなんて考えず、
してもらったら、何か違うことでしてあげる。

それはお金じゃない何か。

お金では測れない、物々交換のような思考。


そうやって、色んな場所で
助けられ、気を配り、生きあって
ニコニコで生きていけたらなぁ

そんな気持ちになっています。


インドには、ムンバイで映画撮影後も
より農村部にある別のNGOを訪問したり
バイヤー向けの展示会に参加したりする予定です。

ゲストルームがあるから無料で泊まっていいよ、
迎えにいくから時間教えてね。
この日はここに観光に行くよー。と
既にたくさんの愛の手を差し伸べてくださっています。

インドでの2週間で、
どこまで自分の価値観が動くか、
固定観念が解れるか、楽しみです。

また来週の週刊素で書きたいと思います。

今日も読んでくださりありがとうございました♡

それでは!

___

「週刊素(そ)」

自分らしく生きていくって?
人生を楽しむって?

まだまだ模索中のわたしが、
経験をもとに思考を整理するメモ。

そしてそれが、誰かの思考を
整理するメモにもなればなぁという週刊です

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