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寂しい時はどうしてるんだろう

久々の投稿なのになかなかエモくなっております。

仕事柄、寂しいと思われることはあまりないようです。なぜなら、コミュニティマネージャーという仕事は有り難いことにつねに人に携わることが多いから。

でも、ふとした瞬間に思い出すのです、寂しさというバクッとした感覚、それに付随するひやっとした恐怖。
夏という季節は特にいけない。夏至を過ぎた頃からすでに年末感に襲われて、日に日に短くなる日照時間に気づかないようにさえしている。こんなことを言うと笑われるかもしれませんが、私が場所を作りたいと思う理由の大部分は、極度の寂しがり屋だから、ということに尽きる。

なんとなく、いつからか「みんなそれぞれ違う人生があり、会うこともあれば会わずに離れていくこともある。」ということに気付いてしまい、呆然としていたが、何かしらの場所があれば、なんとなく「いつの日か戻ってくるんじゃないか」という都合良い考えに流されたと言っても過言ではない。人生、諸行無常。ただ、あのケビン・コスナーの映画の中のトウモロコシ畑の声のように、

君が作れば彼は来る

的な妄想に取り憑かれているのだけなのかもしれない。

私の場づくりの感覚は、それでも年月と一緒にスケールしてきた。最初はカフェ、次はコミュニティ(コワーキング)スペース、そしてイノベーションスペースへと徐々に転化してきている。

今後は人のコミュニケーション手法も変わり、移動手段も変わるだろう。私が今2拠点ないし3拠点間で行き来するのに四苦八苦してるのも、ちっちゃい問題になると思う。だから、

私の作りたい場所のイメージは、だんだんと変わっていくのだろうけれど、物理的に人が出会い・圧倒的なリアリティの中で、記憶に残る場所にはしていきたい。それは居酒屋でも、レコードショップでも、ゲストハウスでもいいんだけど、何か。

寂しい時にどうするかは、まだわかりません。


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