地物としてのCSV読み込み(ジオコーディング編) | QGIS 3.4.8 LTR

この記事では、地物としてのCSV読み込み(ジオコーディング編)について説明します。

記事の概要です。
地物としてのCSV読み込みは、ジオコーディング編・ジオコーディング検証編・実践編に分かれています。
この記事はジオコーディング編です。
ジオコーディングとは、住所を緯度経度に変換する技術のこと。
実践編の準備をするために、ファイル(つくば市の指定緊急避難所)に記載された住所を実際にジオコーディングします。

ジオコーディングする住所

ジオコーディングするのは、つくば市の指定緊急避難場所の住所です。

以下からダウンロードして下さい。

余談ですが「指定緊急避難場所」と似た言葉に「指定避難所」があります。
本題からそれるので深入りしませんが、指定緊急避難場所は“命を守る”場所、「指定避難所」は“生活を守る”場所と表現されることがあります。
イメージは掴めますよね。
ご参考まで。

ジオコーディングを行う

ジオコーディングとは、住所や郵便番号を緯度経度に変換する技術のことです。
アドレスマッチングとも呼ばれています。

ジオコーディングする方法はいくつかありますが、今回は私が業務で使ったサービスを利用します。

以下にアクセスして下さい。

CSV Geocoding Service

CSV Geocoding Service

1から5については同じように選択・入力して下さい。
2以外はデフォルトで同じ値になっていると思います。
6の変換したいファイル名は、「ファイルを選択」をクリックし、先ほどダウンロードした「緊急指定避難場所_つくば市.csv」を選択します。

最後に「送信」をクリックすると、ジオコーディングされたファイルがダウンロードされます。
ファイル名は変換前と変わらず「緊急指定避難場所_つくば市.csv」です。

ファイル名が同じだと紛らわしいので「 指定緊急避難場所_つくば市(緯度経度付き).csv 」に変更しておきましょう。

おわりに

お疲れさまでした。
次回は、ジオコーディング結果の検証を行います。

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