2022 追憶と舞台裏と総決算
アローラ、岬サニーゴです。
本記事は今年の振り返り記事です。
2021年版は↓と↓↓。
いやはや、noteは本当にお久しぶりです。
他タスクがあったり、時間が無かったり、投稿モチベの低下だったりで、note更新が滞ってました。まあその話も追々。
前語り
元々このnoteはまとまった長さの文章を書きたいと思って始めたものでした。それで書きたいものから書いていった[要検証]結果、今や長文を書きたいと思えるほどのネタが尽きたため、その他要因も相まって毎月投稿が消滅しました。
イメージとしては活性化エネルギーが超えれないみたいなアレです。
ちなみに他タスクその1が↓のアドカレです。
いやぁ今年も全日埋まって良かった。
自分も2日だけ参加しているので、良ければご覧ください。青春18きっぷの話とぼっち・ざ・ろっく!の話をしています。
ナナシスの話はなぜかしていません。ええ、なぜか。
自分は「学生生活を楽しむこと」にそこそこウェイトを置いて人生を設計しているので、学生最終盤のこの一年もそれはもう楽しみに楽しみました。
そんな一年を振り返ろう!というのが本記事の目的ですね。そんなチラ裏で良いものをなぜ公開するかと問われると、んー…………趣味と慣習、ですかね。
学生最終盤とか書いてますが、もちろん確定しているわけではありません。が、まあ流石に大丈夫だろうと高を括っています。
今だから笑い話ですが、学生時代は仕入れた情報が間違っていたり遊びすぎだったりで進級が危ぶまれる場面はいくつかありました。ただ自分にはガチでヤバい状況を察知する嗅覚とそこで人を頼れる面の皮の厚みが備わっていたため、なんやかんやで突破できました。いやはや、本当に色々な方にお世話になりました、特に教務。
さて、イントロが短いのが近年のトレンド[要検証]だそうなので、前語りもここらにして本題に入りましょう。
この一年の各種イベントや思い出を程よく時系列順に羅列します。といっても自分の経験の全てを羅列するわけではなく、種々の理由で書けなかったり書きたくなかったり、そもそも存在を忘れてたりと、まあ過不足があります。ご了承下さい。
1月~4月前半
キモい分け方なんですが、まあ年明けてから年度明けの授業が始まるまでという意味です。
せっかくなので当時を思い出せる画像でも貼っておきますね。
デレ10th沖縄消失
いきなり縁起の悪い話ですね。
去年の1月の末にあったデレの沖縄公演ですが、流行り病で無観客ライブになりました。チケを握っていた記憶はあるんですが配信を見た記憶はないので、まあそういうことなんでしょう。
記憶が太古の昔なんですが、これってまだ今年なのか……
よくよく思い返せば、たしかに前の正月過ぎからCOVちゃん大判振る舞いしてましたね。
ウイルスの解析や感染の研究が進んだことととワクワクができたこと、そして何より医療従事者の全力の労働によって記事執筆時点ではそこそこ気兼ねない生活ができるようになりました。感謝感謝。
旅行-1 厄祓い@伊勢
だいたい厄年なので諸々を祓いに級友共と伊勢まで行きました。
といっても神道はファッションレベルの信者なのでちゃんとしたアレコレはせず、伊勢神宮をなんとなく観光しただけです。伊勢神宮は伝統があり厳かでいい場所なんですが、キャッチーさがあまりにも足りていなくて特段感動等はありませんでした。
ちなみにこれは往路で食べた歴史を刻め天理街道。
厄年は神道の概念ですが、その祓い方を神道に倣う義理は特に無いので「ニンニクマシマシ」「塩分過多」「清酒を煽る」等々、我々流の祓い方をしました。
や、わざわざ伊勢まで来なくても、これ全部京都でできるんだよな…………
ミリ8th
2月にありましたね。
良い、とても良い公演でした。
バレンタインという名目で種々の恋の歌を投げられた記憶があります。
day2の連番者が杏奈Pで、それはそれとしてもう一方の隣のオタクも杏奈Pだったので同じタイミングで膝から崩れ落ちていて面白かったです。
実際この公演は異様に杏奈の曲多かったですからね、良い曲なのでもちろん問題ありません。
ところで12月にミリオンのサブスク解禁されましたね。𝓝𝓘𝓒𝓔な𝓜𝓤𝓢𝓘𝓒が無数に存在するので毎秒全曲聞きましょう。
インターン!!!!!
ナナスタライブの翌日14日からn週間職務に就いていました。
東京の会社なので出社できれば種々のライブとシームレスに繋げれたんですが、流行り病で全日インターンになりました。カスがよ…………
職種や業務内容等は伏せますが、先輩方には大変良くしていただいた楽しいn週間でした。インターンなのもあるでしょうが仕事の負荷も低かったため当時は「もうここ就職でええな」となりました。それで結局どこに就職したかというと…………
ナナスタライブ@配信
インターンのせいで現地はいけませんでした。出社できればなぁ……
day1だけオタクの家で配信を見てました。
前述の通り自分はデレのライブを知っているので、「なんか天野聡美さんおるやん」とかオタクと話してた記憶があります。Stella MiNEも登場してまだ1年経ってないんだなぁ……
歯医者
恥ずかしながら、歯を治療しました。6本。
秋季にする話と被りますが、デンタルケアはガチでした方がいいです。検診とか行ってない人はとりあえず身近の評判のいい歯医者に予約のTELをしましょう。評判の悪い歯医者でも大丈夫だとは思いますが、一般に予約必須の場所の方が良いっぽいです。
奈良健康ランド
皆さん奈良健康ランドはご存知ですか?
まあ要は健康ランドなんですが、知人(gakkaaka)が好んで頻繁に通っており、興味があったのと暇だったので一度ついていきました。
ちなみにこれは復路で食べた歴史を刻め天理街道。
奈良健康ランドの話なんですが、素晴らしい施設ですね。
自分はサウナはそこまで熱狂的なファンではなくアトラクション程度に楽しむ派閥なんですが、過去の経験と比較すると明らかに「良い」ものでした。
お気に入りの風呂はひのき風呂とナノ水バイブラバスです。
ひのき風呂は自分には少し熱めですが、明確に漂う木の香と合わせてリラックスできます。あと0.5℃低ければ爆睡してしまうので、そういう意味では適切な温度設定なのかもしれません。
ナノ水バイブラバスは要はジャグジー風呂です。自分は一切運動しない上に1日の3/5を着座姿勢で過ごしているため、首肩腰が常に終わっています。そのためジェットを身体の至る箇所に当てて肉を解すことができるジャグジー風呂は、自分の中では常時Tier1ですね。銭湯施設に行くと毎回やりすぎて身体を赤くして帰ります。
あと実は自分は岩盤浴が大好きで、サウナモクではなく岩盤浴モクで入浴料課金をしています。知人(gakkaaka)に限らず奈良健康ランド利用客は概ねサウナモクなようで、岩盤浴は常にガラガラです。まあ岩盤浴自体が男性向けというかは女性向けの施設というイメージがありますからね。実際、公式サイトを見たところ男性エリアより女性エリアの方が岩盤浴の規模が大きいです。
これは一切褒められた楽しみ方ではないのですが、水ガバ飲みした後岩盤浴で数時間爆睡すると本当に気分が良くなります。危険なのでガチで推奨しませんが、長時間の熱量摂取により全身の血流が明らかに良くなりますし、過酷な発汗でデトックスした気になれます(なおデトックスの科学的根拠は…………)。
旅行-2 北陸
18切符を持って北陸に遊びに行きました。
「福井の魚うんめぇですわ~~」とか、「金沢の魚うんめぇですわ~~」とか、「富山の魚うんめぇですわ~~」とか言ってた記憶があります。
この紀行はあまり観光に重きを置いておらず、食と読書を重視していたのであまり語れることがありません。
が、車窓はそれはもう素晴らしいものがありました。
日本三霊山なるものがありまして、霊山というのは山岳信仰の対象になる山のことで、つまり日本の中でTOP3に信仰された山のことを指します。この霊山の代表格は富士山です。まあ富士山が歴史的に山岳信仰の対象になっていたのはなんとなく察せますよね。もちろん日本三霊山にも入っています。
それでは残り2つは何か。正解は白山と立山で、この2つは北陸に存在します。この霊峰の雄大さが本当に素晴らしい。
特に氷見線からの眺めはエグくて、水平線の彼方に異常なシルエットの立山連峰が浮かんでいて、そりゃ信仰生まれるわなと納得できます。
車窓ではないですが、氷見の比美乃江公園?から海を眺めるのも世界一気分いいのでおすすめです。
旅行-3 高山
知人の卒業旅行も兼ねて、高山に日帰りで旅行しました。
高山というのは岐阜県の北の方にある土地で、思っているよりは深い歴史があり、街並みが美しく、何よりうまい酒を作ることで知られています。あとは両面宿儺とかの伝説もこの地域ですね。
さて、京都発の日帰り高山旅行ですが、ルートはこのようになりました。
なるほどわからん
discordのログがあるので、行程表を見てみましょう。
いやぁ、何度見ても惚れ惚れする完璧な計画ですね。
なぜ夜行バスを使うかというと、これは主に高山線の列車本数が少ないことに起因します。
仮に始発で京都を出たとしても高山に着くのは15:30ですし、高山を16:40とかに出ないと京都に帰れません(これは半分嘘で、特急課金すれば高山10:16着、高山18:48発が可能)。
一方で富山08:03発の電車に乗ることができれば高山に10:14に着き、最長6.5時間を高山で過ごすことができます。だから、夜行バスで朝の富山に行く必要があったんですね。
もちろん夜行バス以外の手法で富山に行ってもいいですし、そもそもに高山に宿泊のが世界一丸いはずです。ただ北陸本線は前通ったしなぁというのと18切符の枚数、あと日程調整のなんやかんやでこの旅程に落ち着きました。自分としては高山に再訪することと雪の高山線に乗ることが目的だったので、こんなカスみたいな旅程で十分ですし、実際この旅行は満足の行くものでした。
先程北陸には白山と立山があると書きましたが、高山線はその間を南北に通っています。つまり右を見ても左を見ても霊峰があるということで、いやぁ楽しかったです。機会があればまた乗車したいですね。
旅行-4 鳥羽
高校同期から声がかかったので、鳥羽に日帰りで旅行しました。
この期間に4度旅行してるのがそもそも面白いんですが、富山の土地を2度踏んだり伊勢の土地を2度踏んだりしていて、効率が良いような悪いような面白いことをしています。移動手段がそれぞれ違い別の楽しみがあるため、自分としては特段問題ありません。
この鳥羽旅行は、珍しく近鉄に乗車しました。
そもそも京都で近鉄に乗ることがあまりない上に、旅行といえばJRの18切符かレンタカーばかり使っていたため、私鉄での旅行はかなり新鮮な気分でした。といっても結局大筋は同じなので乗車後は別に真新しさなど無く、普段通り読書したり同行者と喋ったりしてました。
鳥羽では水族館に行ったり、海鮮を食べたり、二見ヶ浦まで戻ったりしてまったり観光しました。二見ヶ浦は神社があったりしますが、海岸がなかなか勝景でよかったです。
花見
級友が鴨川で花見してると聞いてフラっと参加して酒を飲んで帰るやつをやってました。
この頃は感染症の警戒薄かったんでしたっけ?正月のウェーブもまあ結局落ち着いたなガハハみたいなムードがあったので、自分達以外の団体はえらい賑やかに(京都弁)花見してた記憶があります。まあこの後の夏で大変なことになるんですが……
デレ10th東京
級友と連番で行きました。
出演者が完全にシークレットなライブということで、最高の予想とか最悪の予想とかして遊んでました。
最初にガミPが登壇して「すみません、集金です。」とだけ言ってライブ終了する予想が世界一好き(自画自賛)。
ライブの内容なんですが、自分も連番者もハシャげて楽しかったです。
楽しかったのと色々あったのは覚えているんですが、最速で取ったはずなのに両日席がおしまいだったので、あまりライブに真剣になるぞという姿勢になれませんでした。別に記憶が一切ないわけではないですが、人並みな感想しか出力できないのでまあいいかと。
まああれですね、10周年らしいアレやコレやが見れたのは良かったです。
4月後半~7月
新学期、授業があったり無かったり、研究を急かされたり、あと就活が終わったり終わらなかったりします。
旅行-5 北海道
春休みが終われば旅行が終わるとでも思ったか…………?
HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスなる超絶安いフリー切符を使って、北海道を東に西に移動しました。
雑に写真で振り返ってみよう!
車石
釧路の朝日
雪解けのオホーツク海
良すぎる旭川駅
羊蹄山
洞爺湖ビジターセンター・火山科学館
4U2nd@札幌
行きました。
いや~~~良かった。4U最高すぎね。
京7研のオタクその1と連番でした。
4Uのツアーは東京公演以外全部行って記憶が混濁してるので詳細は語りません。あとライブ後に北海道住みのオタクとエンカしたりした記憶があります。
旅行-6 天橋立
級友共と1泊2日で城崎温泉と天橋立に行きました。こいついっつも旅してるな。
恥ずかしながら、京都にn年住んでて城崎温泉はおろか天橋立にすら行ったことがありませんでした。ということで京都離れるまでに一度行ってみよう!という計画が即行で立って即行で実行されたのがこちらです。アグロデッキが上手く回った例。
4U2nd@福岡
行きました。
福岡のライブは京7研のオタクその2と連番だったので、一緒に行って帰りました。連番者の希望で博多で色々な飯を食らったり、自分の希望でカフェで仮眠を取ったりしていました。ライブは当然楽しかったです。
ライブの後、この連番者と筑7研の方との3人で一緒にモツ鍋を食べました。思い返すと、4Uのライブツアーでは毎回誰かしら初めての人と会うイベントがありました。7研の活動が広がってるのを感じれていいですね。
断捨離
しました。
人を家に招くとよく「お前の家モノ多すぎん?笑」と言われるので、今年度で下宿を追い出されることもあり断捨離を決行しました。
決行したものの、この断捨離は着ない服をUNIQLOのボックスに入れる作業を数回しただけで満足して終了してしまいました。「今は不要でももしかしたらいつか~」みたいな思考からなかなか脱却できないので、ひとまず様子見をしています。
といっても無意味に様子見しても仕方ないので「年超えたら本気出す」という標語で以て"見"の姿勢をしています。じゃあ年が超えた今本気出しているかというと…………。
4U2nd@河口湖
行きました。
連番者は京7研のオタクその3ですが、京7研の会長ことgakkaakaと道中を共に移動しました。往路とライブの感想は第六回会報に書いているので、よければ是非。
せっかくなのでどこにも出していない復路の話を少々。
記事に記載の通り、gakkaaCarは高速に乗れる一方で岬サニー号は高速に乗れません。そしてgakkaakaは翌日予定があり急いで帰る必要があり、逆に岬は特段帰京を急ぐ必要がありません。以上のことから、gakkaakaは高速を使いとっとと京都へ帰り、岬は下道でチンタラ帰ることとなりました。まあ妥当。
ライブ終演後に他の京7研メンバーとコンビニで合流し飯を食い、gakkaakaを見送った後、移動を開始しました。
山梨→京都の下道の帰路は大きく分けて2つあり、まあザックリ言うと東海道を使うか甲州街道・中山道を使うかの2通りです。
往路は東海道でした。えらい面白い法定速度(京都弁)での走行が推奨される国道一号などを通った経験があり、復路も東海道にすれば早く帰れることはほぼほぼ間違いありません。
が、ほんの些細な理由なんですが岐阜に寄りたい理由があったため、まず甲州街道で塩尻まで北上し、中山道に接続して岐阜方面へ抜けるルートを取りました。
ちなみにこの理由はこの記事では特に明かしません。理由がしょうもないのもありますが、まあ軽い身バレ防止みたいなもんです。
甲州街道は余裕でした。
甲府を超えてからは車通りが少なかったり街灯が無になったりもしましたが、何不自由なく悠々と走行していました。道中で一度警察のネズミ捕りを見かけましたが、自分は広義法定速度しか出していないため何事もありませんでした。まあ特段帰宅を急ぐ理由もないので法律でも守るかという気まぐれが功を奏しましたね。
甲州街道からの乗り換え先の中山道ですが、まずは以下の画像を御覧ください。
時刻は日付もとうに回った真夜中、街頭は一切なく時折コンビニエンスストアがぽつりと煌めきを放っている程度。
対向車さえほとんどない片側一車線の道を150分直進…………?
狂う~~~~~~~~
ということがありましたが、なんやかんやで岐阜の大垣までたどり着き、精魂尽きたので快活に吸い込まれて就寝。
適当に起きて漫画を読んで、思い立ったかのように用事を済ませ京都へ帰りました。滋賀県の下道が終わっているからかわかりませんが、何故か琵琶湖の北を通る帰路をレコメンドされたため、国道367号を通ることも相まってそちらを選択して帰りました。
以上。
8月~9月
夏休み的なあれです。
研究
研究をしていました。
いや、研究は一年を通じてしているんですが、この時期は訳あって毎日登校して研究をしていました。はい、訳あって…………
狭義の研究も広義の研究もたいへん捗った、たいへん価値のある夏でした。
旅行-8 九頭竜湖
え!?この期に及んでまだ旅行を!?
7親等の遺言でどうしても在学中に九頭竜湖へ行く必要があったため日帰りで行きました。
特に面白い話は無いんですが、たまたま旅先で仲良くなったバイカーのおじちゃん曰く「九頭竜湖はどの季節でも美しい」そうなので、ぜひまた行ってみたいですね。実際夏の九頭竜湖は空気が澄んでおり、抜けるような青空を中心にクリアな大自然を感じることができました。
旅行-9 曽爾高原
突発的に天の川が見たくなったため、適当に新月の日程を調べて行きました。
ちなみにこれは往路で食べた夢を語れ滋賀。
曽爾高原は奈良と三重の県境にある高地で、星が綺麗な穴場として知られています。
京大の天文部サークル?が合宿で行っていたのを思い出して行きました。
これも4Uと同様gakkaakaとツーリングで行ったのですが、道中はそこそこ長くなるので割愛します。
まあまあ色々なことがありましたが、最終的に見れた星がキレイなので問題ありません。
星空は写真映えしないんですが、せっかく撮ったので一応画像載せておきますね。
旅行-10 北海道
級友共と北の大地を踏みに行きました。
もしかして今年って旅行しかしてない…………?
書くと長くなるんで割愛しますが、とりあえずなんか色々しました。はい、なんか色々です。
個人的ハイライトは札幌で食べたスープカレーです。
スープがCLASSIC、BOSSA、PHYCO(あと自家製麻辣醤?)から選べてPHYCOにしたんですが、かなり尖った味で良かったです。当時は色々考えながら食べてた気がするんですが、山椒が効いていたことしか思い出せません。何らかの出汁の味もあった気がしますが、とにかく初めて食べる組み合わせの味付けで大変美味でした。
ワクワク3rd
陰茎をワクワクさせるやつをやりました。
どうせ体内にインストールするならオミクロン株対応のやつが欲しかったので、京都市がそのワクチンを仕入れるのを待ってから接種しました。
1,2回目はモデルナで今回はファイザーだったんですが、圧倒的にファイザーのが副反応薄かったです。生化学はサッパリなので何が違うのかはよくわかりませんが、4回目の接種をするならばファイザーを選びたいです、経験則的に。
高校部活の集い
これはあまり知られていない事実なんですが、実は自分は高校を卒業しており、その高校時代には部活に所属していました。何とは言いませんが、まあ軽率に音楽をする部活です。
その部活の卒業生でなぜか同じ大学に通っている人が複数いるため、そのメンツで集まりました。学年が違ったり浪人があったりコロニウスが蔓延したりで度々延期され、ついに有史以来初めてこの会合が開かれました。
そしておそらくこの会合はこれで最後です、色々あったため…………。
なんというか、久々に岬サニーゴを知られていない人と会話すると「自分は大学で変わっちまったんだな」となれていいですね。といっても自分は自分で周りに対して「お前、大学で変わっちまったな」と思いながら話してたので、やはり大学は人を歪める機能があるらしいです。俺じゃなく世間が悪い。
10月~12月
夏休み明けの後期です。
この時点で就活は優に終わっていましたが、研究をしなければと言う強迫観念が日に日に増す時期でもあります。思うだけじゃなく手を動かさないと意味はありませんよワライ
高校部活の集い2nd
なんやかんやで次がありました。
といっても前回とは少し顔ぶれが変わっており、具体的に言うと社会人がいます。
地方公務員になった彼は折を見て「労働はカス!!!!!」と叫ぶ習性が身に付いており、労働って大変なんだなぁと思いながら酒を注ぎ話を聞いていました。
旅行-11 保津峡
親に誘われて行きました。
これは明かしていなかった事実なんですが、実は岬には親がいます。しかも2人。
トロッコ列車に乗ったり保津川を船で下ったりして秋の京都を浴びていました。
自分はトロッコ列車が一番楽しかったですし、親は下船後の嵐山散策で一番ハシャいでました。親子でツボが違いすぎる。
ちなみにこの日の本当の一番は親と合流する前に一人で赴いた真如堂。
岬セレクションの京都紅葉スポットは真如堂、竹中稲荷社、将軍塚の3つです。
自分の行ったことのないエリアはたくさんありますし、行ったとしても自分にたまたま刺さらなかった紅葉はたくさんあると思いますが、京都にn年いて今でもその場所のことを克明に思い出せるのはこの3つだけなんですよね。まあ読者の方の何かの参考になれば幸いです。
旅行-12 正暦寺
祖父母に誘われて行きました。
これは明かしていなかった事実なんですが、実は岬には祖父母がいます。しかも2ペア。
正暦寺は正直名前を聞いたことがなかったのですが、歴史的文脈がそこそこ面白い寺らしく、また住職?の説法が京都弁で楽しめました。
なんでも奈良の坊主がパワフルだった時代、あまりにも坊主が目障りで反感を買い平家に興福寺を攻め立てられたそうで、その興福寺のえらいさんが逃げたエリアが正暦寺らしいです。が、このエリアの存在がバレ1180年にメラメラ燃やされます。
その後1218年に再建されるものの、なんやかんやであと3度燃えて再建してのセットが繰り返されます。サウナ?
最終的には明治の廃仏毀釈の割を存分に食らって荒廃し、流石にこの歴史ある寺まで消えるの不味くね?となって踏ん張って今コレという感じです。
庭園は平城京の時代とは異なり借景を用いた京都スタイルだそうで、それはそれは良い紅葉でした。
まあそんな寺の話はどうでもよくて、デンタルケアの前フリの回収をします。
この寺には祖父母と行ったんですが、祖父の滑舌が異様に悪く全発話がモゴモゴしていて、微妙に会話が噛み合いませんでした。
ついに老いか……と悲しくなっていたんですが、単純に入れ歯のハマりが悪いらしく、入れ歯を外せば何不自由ない滑舌で、痴呆も始まっておらず無事会話ができました。
祖父曰く「幼少期に入れ歯の存在知って『虫歯なって歯失ってもまた歯ハメればいいんや!』って歯磨き疎かにしてたけど、入れ歯って不快やしメンテナンス必要やし、着けなくていいなら着けなくていいほうがいいらしい」だそうで、デンタルケアの大切さを説かれました。
流行り病のせいで1,2年顔見れんかった孫にいざ会えたと思えば滑舌悪くて交流消化不良なの、泣きアニメが過ぎるだろ…………。
皆さんはデンタルケアを大事にしましょう。自分はどうせ末代なので、まあどっちでも……。
リステ4th@配信
友人宅でリステ4thの配信を見ました。
ちなみに参加者の3/4が京7研です。京7研リステ支部、いよいよ本格的に始動すべきなのかもしれない。
前座に競馬をみんなで見たり、この配信ライブを見に来たせいでオタクのES提出が間にあわなかったり、配信外で色々なドラマがありました。
正直大した感想は語れないんですが、やっぱ良いコンテンツだなぁとしみじみしました。
でも俺は銀河の雫フルで披露しなかったことまだ忘れないからな。とはいえこれはもしかすると「フルの初披露は現地で聞け」というお達しかもしれないので、次のイベントは現地行きたいですね。ワンマンまたやってくんねぇかな。
ナナシス6+7+8th
なんやかんやで全日参戦してました。
いや~最高でしたね。
始まる前はチケ代高っかとか言ってましたが、満足度としてはまだ払い足らないくらいです。
払い足らない分は円盤の購入で賄おうと思います。オンラインチケットは……まあどうしても発作が抑えきれなくなれば…………。
ライブの内容について話すと到底収まりきらない分量になるため、あえてしません。ナナシスの周年ライブは初参戦でしたが、とにかく良かったです。
ということで、代わりに移動経路について少しだけ。
11月のDay1,2公演は京7研の会員共とレンタカーで行って帰りました。
おぞましいことに免許取得者が2人しかいなかったため、極めて過酷なドライブになりました。オタク、免許とりな…………。
12月のDay3公演は18切符期間なのもあり、18切符で行って帰りました。
こちらの移動のおもしろポイントは、往路と復路で全く同行者が異なるところですね。行きは2人で帰りは3人。なんのなぞなぞ?
復路のうち1人はそもそも18切符利用が初だったので、静岡王朝の大きさに辟易する新鮮な様子が見れて面白かったです。JR東海の怠慢がよ…………。
7研連合アドカレ企画2022
闇のリレー企画に今年も参加していました。
昨年会長が見切り発車で始めてなんやかんやで走りきれたのが前回のアドカレですが、それを軽いノリでまたやるかと会長が始めたのがこの7研連合アドカレ企画2022です。
今年も数々のナナシスの考察を深める記事やナナシスの愛を語る記事、ナナシスに関係のない記事や嘘の記事が多数投稿されていて、いやあ壮観壮観。
アドカレ、概念として結構好きなので、こうして記事が繋がっていくのを見ると嬉しくなるんですよね。
自分はあくまで企画側ではなく参加者側ですが、企画に参加していただいた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。あとついでに企画者の会長にも感謝の文字だけ認めておきます。
今年は研究会の外部の方からの寄稿記事も頂いており、もしかして京7研の知名度上がってる……?とか密かに思ってました。碌な研究会ではないので恐縮なのですが、誠にありがたい限りです。
ちなみにその寄稿記事はこちら。我々もこれくらい精度の高い考察記事を書くべk…………アレ?
番外編
番外です。通年でやっていたこととか、上であぶれたものとか。
麻雀
体感月2ペースでやってました。
麻雀マットと麻雀牌が完備しており、所属学生が全員知人で、関係ない人がいても怒らなさそうな先生しかいない素晴らしい研究室があったため、夜な夜な級友共と集っては牌を積んで遊んでいました。
自分はエンジョイ勢なので麻雀よわよわなんですが、本を買ってちゃんと勉強してるレベルの人もいたりします。嫌な研究室だなぁ……
深夜徘徊
していました。
特に今年はよく徘徊していた気がします。というのもですね、
↑がリリースされてガン刺さりしてしまったんですよね。
NOMELON NOLEMONさんのこと正直あまり知らなかったんですが、このアルバムのsyrupが本当に好きで鬼のように聞いていました。cocoon→INAZMAの繋ぎもいいですし、ゴーストキッスもカラオケに行けば必ず歌うくらいにはハマっています。何よりアルバム全体を通して聞くと起伏の激しい人生の一幕を浴びたような気になれて、なんというか"整う"んですよね。全ての線が繋がり折れ曲がりつつも一つの漸近線に集積するような、広義カタルシスが詰め込まれているような、そんな収まるべき場所に収まる感覚です。
そんな魅惑的なこのアルバムは、社会に出ることの現実味を帯びてきた自分の心情にピタッと寄り添うわけで、これを流して人気のない深夜の鴨川を宛もなくフラつくことを定期的にしていました。
月を追いかけて南へ川を下ったり、手すりに腰掛けて北斗七星をなぞったり、水面に揺蕩う信号の赤を飛び石から眺めたり。こういう何気ない動作も夜という時間帯バフと思わせぶりな楽曲のアシストによってなんとなく傷心的になれるのでおすすめです。
ちなみに深夜徘徊する夜は決まって眠れなかった夜です。許すまじ睡眠障害。
内定者同士の交流
まだ数人ですが来年度から職場同期となる内定者と繋がっていまして、そこまで頻度は高くないですが定期的に交流をしています。
交流と言ってもそんな高尚なものではなく、平たく言うと雀魂をしています。
同世代のオタク気質所持人間、8割は雀魂やってるような気がしてるんですけど、どうなんでしょう。
麻雀はルールと役さえ知っていれば実力が無くともトップを狙える競技ですし、また対局中も自由に雑談できるため、共通言語としてなかなか優秀な気がしています。なので、未来の職場同期と雀魂で交流できるというのはなかなか良い環境なのかなぁとか考えながら打牌しています。
就職って要は知っている環境から知らない環境へ移ることなので、色々と不安が募る時期だと思います。が、こういった未来の職場同期との交流があると、そこで不安の合意形成を行ったり確認し忘れていた情報を教え合ったりできるので、不安は消え楽しみばかりが増していきます。
この場を借りて、discordの鯖作成者に感謝の意を示させていただきます。このハンネ教える気無いけど。
コンテンツ
今年一年で、摂取して良かったコンテンツの話を軽くします。
コンテンツとか書いてますが要はアニメ漫画ゲーム楽曲書籍の話で、今年のオタクくん活動を追想するだけです。
プロセカ
実はやってます。といっても主にエピソードを読むのがメインで音ゲーの方はあまり真剣にはやっていません。
訳あって鳳えむが圧倒的に刺さっているため、ワンダショのエピソードを中心に読んでいます。でも曲はニーゴが一番好き。
言うてプロセカについて話せること無いな。良い感情が摂取できるので良いコンテンツだと思います。
モンハンライズ サンブレイク
ゲームはそんなに胸張れるほどちゃんとやってきてない人生なんですが、モンハンシリーズは気に入っていてちょくちょくやっています。
級友共と定期的に集まってやっていました。
が、アプデ待ちに飽きたり研究の忙しさが増して集まりづらくなったりで、なんやかんやで集いが空中分解してやらなくなりました。やっていない間にそこそこアプデ入ってるので、時間ができればまたマルチでやりたいですね。
スプラトゥーン3
買いました。
購入当初は結構真剣にやっていたんですが、コントローラの不調で移動が覚束なくなったため、現在は封印しています。
公式のプロコンが正規価格で変えればなぁ……。
こちらも周りにやっている人がそこそこいたため、人を募ってバイトを募集したり、プライベートマッチを開いたりしていました。
プリチャン
友人が見ていて面白そうだと見始めたのですが、とても面白いです。
実はまだ完走しきれておらず、今でようやく90話くらいですね。
いわゆる女児向けアニメはアイカツしか知りませんが、クール毎での完成度で言うとプリチャンに軍配が上がるような気がします。
プリチャンは各クール内での物語の構成が大変上手で、クール全体の大きな山場があり、かつ各話での見せ場も用意されています。
これだけだとクオリティ高いね~くらいにしか思っていなかったのですが、プリチャンで74話でこの作品のエグさを知りました。
プリチャンには虹ノ咲だいあというキャラクターがいるんですが、このキャラは他のメインの登場人物と異なりアイドルではありません。
74話ではこのキャラの家が映されます。といっても別に変な家ではなく、普通のマンションです。
(※画像は用意していないので、軽率に74話を見てください。総集編みたいな立ち位置(多分)なので、比較的気軽に見れます。)
問題は、他のアイドルの家はかなり現実離れしたものが多いということです。
例えば主人公の桃山みらいはケーキ屋さんですし、赤城あんなに至ってはギャグみたいに豪華な城に住んでいます。その他のキャラは比較的現実にありそうな家もありますが、かわいかったりキャラに合っていたりと、基本的に映像映えするファンシーでカラフルなものになっています。
それらと比較すると、虹ノ咲だいあの家は分かりやすくコンクリートで固められた無骨なマンションで、内装も子供っぽさに欠けた単調で現代みのあるものです。
アイドルになれる人材とその他のキャラで環境の描き分けを行っている、この事実に自分が気づいたのがこの74話です。
しかもよりによって最も現実と乖離している赤城あんなの家にみんなでワイワイしている直後に、この虹ノ咲だいあの家のシーンに移るんですよね。楽しく華やかな城から一転、冷たい夜に現実の灰色へ戻る、この映像の変転。時間としてはほんの2,3秒の差し込みですが、このカットをわざわざ入れたことを考えると、とても厳しい感情になります。素晴らしい。
ぼっち・ざ・ろっく
アニメから入った人間ですが、ドハマリしました。
アニメ本体や各種オマージュの細かさも好きですが、天才か?となる曲が多すぎてそこから引き込まれました。
↓のようにアドカレで記事にしたりしてます。
なんだかんだ曲数は増えましたが、やっぱ一番好きな曲は青春コンプレックスですね。アニメの1話で聞いたときの衝撃はなかなか忘れそうにありません。
せっかくなので星座になれたらの話をするんですが、Cメロの「遥か彼方僕らは出会ってしまった カルマだから何度も出会ってしまうよ」なる歌詞めちゃくちゃ良くないですか?
喜多ちゃん視点での結束バンドや音楽も、ぼっち視点での喜多ちゃんの住む世界も"遥か彼方"だという点。お互いがお互いの世界に対し浅からぬ憧れを持っている点(ぼっちは言わずもがな。喜多ちゃんは山田に憧れるようなタイプなのと一度楽器から逃げたのでそこからの類推)。
そしてこの感情をカルマと歌うことで、互いの世界に踏み入れることに罪悪感を感じていることが表現されるんですよね[要検証]。
あとこれは自分が此縁性論者だからですが、カルマの仏教用語の意味である宿命の話が為されていて、素直に感動です。
ONE PIECE FILM RED
とても良かったです。
複数方面の友人が絶賛していたので見てみたんですが、実際良かったです。
といっても自分の感動は内容や映像よりも圧倒的に曲の方ですね、どれだけ多く見積もっても3:7くらい。
もちろん作品を語る上で内容や映像、演出に音楽を分離して評価するのは不誠実で褒められた行為ではないんですが、まあ体よくまとめるとこの程度の差があるという意味です。
逆光とウタカタララバイが好きと申します。
この2曲が群を抜いて刺さってますね。
結局歌詞の話なんですが、逆光はサビの歌詞の解釈に一家言あります。
これ「眠くは」に対しては「ないや」or「ないな」で事実の羅列なのに対して、「悲しく」and「寂しく」に対しては「ないさ」で自身に言い聞かせるタイプの表明なんですよね。絶叫。
ウタカタララバイはあれですね、最後の「欺きや洗脳お呼びじゃない ただ信じて願い歌うわたしから耳を離さないで それだけでいい」という歌詞が、結局は自分の築こうとしている新時代に共感してほしいんだなぁと分かって気分良くなります。あと単純に曲調が超絶好み。
熱源
数年前の直木賞の受賞作で、明治初期から太平洋戦争終結までの時代のアイヌに焦点を当てた、限りなくノンフィクションに近い小説です。
自分は本作で多くの二項対立を感じました。
例えば単純なところでいうと明治時代の科学文明と自然に生きるアイヌ文化は対照的ですし、地理的な侵略と文化的な侵犯の違いも描かれます。
そしてこの対立は単にアイヌとその他の比較だけでではありません。
政府による富国強兵とそれにより薄れる日本の伝統、その明治政府よりも強固に文化の弾圧を行うロシア帝国と学生を中心に構成された革命軍、ロシア帝国と吸収された弱小国家群、列強とそれに遅れを取った日本という国、科学文明を柔軟に取り入れ生存戦略を図るアイヌ人ヤヨマネクフとアイヌの伝統に反すると言い最後までワクチンを打たずに亡くなった多数の人々。
本書ではこれほどの文化的格差が入り乱れていた当時の空気を再現しており、文章の精緻さもあり否応なく物語に引き込まれます。
アイヌが日本やロシアに翻弄される時代、アイヌの青年ヤヨマネクフは移動を余儀なくされたアイヌの土地や消えゆくアイヌの文化のことを考えると、何か心に灼けるような情動が湧き上がることを悟ります。
この熱さは単にモチベーションという言葉では表せない、何か根源的で非論理的な衝動です。この感情を読者である我々が体感するためには彼らアイヌの文化や宗教、そして苦境の歴史を知る必要があります。
また、この熱さを作中で自覚するのはアイヌ民族だけではありません。
前述の対立構造のマイノリティ側、彼らがどうしても守りたいものに対して類似の感情が発生します。そしてこの事実は、上記の対立の中には多くの類似点があることを暗に象徴しています。脱帽。
シンプルに文章に胆力があるのと、フィクションとしても歴史モノとしても楽しめる内容でもあるため、読んで損はないと思います。
本書をおすすめする理由には、自分が今年読んだ書籍の中で最も強い感情を摂取できたというのもあります。
また、なんといっても直木賞受賞作なので、大衆文学としての良さはお墨付きです。文体がそこまで硬くないため、ゴールデンカムイでアイヌや北海道の土地について興味が出たという人でも気軽に読んで頂ければなとかも思っています。まあ気軽に読めるほど短い作品ではありませんが。
百年文通
こちらは熱源と異なり、気軽に読める短い作品です。
また、自分が今年読んだ書籍の中で二番目に強い感情を摂取できた書籍でもあります。短期間に強い感情を摂取する羽目になったため、これを読んでから2日寝込みました。
本作は短いのに大作で、SFは前提としてキモすぎるn角関係と重厚な百合が描かれます。
タイトルに文通とある通り、ある2人の少女同士の手紙(+αで手紙以外のものも)のやり取りが話の中心です。作者の語彙レベルと選定センスがずば抜けているため、その手紙の内容だけで相手の心情や背景が精緻に読み解けるのがまず第一に優れている点ですね。
手紙のやり取りだけなのにお互いの感情(百合)が強く伝わるの、異常すぎてこれだけで芸術です。プラトニックで愛執的な百合しか喉を通らない自分にとって、文通という唯一の繋がりに縋る女性同士の関係はまさに極上。SFアイテムのおかげでその繋がりがいつ消えるともわからないのも秀逸ですね。
すでに盛りだくさんではありますが、本作はセカイ系というべきか、歴史改変のような操作が行われます。
たった2人の楽しむための繋がりだったものが大きな事象を引き起こすトリガーになる、その事実に気づいた際の入り組んだ後悔からしか得られない栄養素。自分は半年に一度はこの栄養素を取らないと窒息死するので助かりました。
本作は文通ペア以外に他2人のネームドの登場人物でてきます。
この2人の存在や計4人の背景、百年という時空を隔てた場面設定と日本史で学んだ種々の知識、これらの情報が本当に物語の広がりにとって必要十分性を持っており、全ての要素が不可欠でプラスに働いています。だからこそ、この短さでありえない質量の感情が詰まっており、興奮のあまり体調を崩しました。
ちなみに一番好きな登場人物は日向寿々お姉様です。対戦よろしくお願いします。
パジャミィ
良すぎ!!!!!
自分はボーカロイドあまり詳しくなかったんですが、プロセカを機にちょくちょく聞くようにしています。
歌詞とか考察とか色々と話できなくはないんですが、単純に曲が好きです。
底抜けに明るい曲調から、「最後は地獄へ落ちるだけなのに」という歌詞でファンシーさを残しつつも淡く切ない別れの空気をもたらし、「それならば誰があなたを起こすの。パジャミィ」という歌詞で再び盛り返すの、歌詞ちゃんと聞いてなくても思うところが多数存在して素晴らしい。
この展開で底抜けに明るい曲調であることとドラムが意図的にリズム不安定なことが意味を持っていると悟るこのドミノ倒しのような感覚。この初見時の感動が色あせないことと、単純にこのBPM帯の曲が好きなので一生聞いています。
歌詞の話しないとか言ってたんですが、「映画も陽だまりも卒業式も あふれる音楽が流れ終わったなら 寂しいけれどお片付けをしなくちゃ」があまりにも切なくて閉塞的で、なによりも現実を感じられて好きです。優しい言葉しか使っていないのにこうも現の甲斐性の無さを表現できるの、ヤバくないですか?
銀河の雫
素晴らしい楽曲。
トロワアンジュは三拍子が映える。
こんなアイコンしてて言うのもあれなんですが、自分はユニットコンセプトや楽曲という点ではトロワアンジュが一番リステで刺さっています。
そもそもトロワアンジュのコンセプトがアイドルコンテンツ全体を見ても結構珍しいんですよね。
彼女たちはアイドル活動に終わりが設けられていて、本人達もそれに納得して活動しています(※解釈は自由)。また、必ずしもアイドルとしての頂点を目指しているのではなく、三人の望みや欲求を満たすためにアイドルという手段を取っている(あるいはそれしか知らない)というのは、リステの他のユニットがプリズムステージという唯一の目標に走っているのとは勝手が違います。
彼女達のアイドル活動に必ず終わりがある、その事実を鑑みてこの曲の歌詞を読むと、優しさの中にある強かさを汲み取れて大感情になりますね。
この話を以前友人にしたのですが、「でも俺は"はじまり"のオタクだからな~」と返されて取り付く島がありませんでした。彼と違って自分が起承転結でいう"転"のオタクなので、その差異が災いした例ですね。
とはいえ、自分と同じ"転"のオタクには本楽曲ラスサビの尋常ではない彼女達の御心で大感情になれるのではないでしょうか。ガチで銀河の雫の話をしたいので該当者は軽率にコメントください。
舞台裏
とまあ↑だけ見るとこの一年遊び呆けていたかのように見えますが、個人的にはそこそこ就活には翻弄されつつも真摯に向き合いましたし、研究も身を入れて継続的に進めてきましたし、スプラトゥーンもコントローラが不調を訴えるまではコンスタントにバイトに勤しんでいたりと、やることは十分やっていたんじゃないかと自己を評価しています。
その前提の上で記述してきたこの一年の略歴を見ると…………や、遊びすぎだろ。
はい、反省しています。
まあここまで旅に出ているのは、社会に出て環境が変わるストレスを京都から出ることと同一化し軽量化を測ることの現れな気がしています(自己分析)。
といってもこれは強いストレスを受けると金使いが荒くなるみたいなあれで、自由時間の長さ自体はそれこそソシャゲ全盛期の過去の方が酷かったはずです。
つまり記載事項の多さは必ずしも余暇時間の変化を表現しているわけではなく、余暇の質の変遷の現れだという主張です。社会人になるとそれはそれで別の趣味にハマったりするんですかね。disco鯖のお陰で今は未来に楽しみしかありません。
そしてこれを書かないといけないんですが、noteの更新をやめた理由の一つに、いよいよ換羽期が近づいてきたこともあります。
換羽期とは比喩表現で、俗な言い方をすると軽度の人間関係リセット症候群です。はい、私はこういう刺胞動物です。
自分は1年毎に懇意にする人間の顔ぶれが一部変わり、3年毎に懇意にするグループが変わる特性があります。
そしてその3年と同時にアカウントを破壊ないし放置する性分があり、いよいよこの刺胞動物を切り離すのも遠くないなという心象がなんとなく体内に響いているんですよね。
といっても岬サニーゴ自体は壊さない気がします、アイコンに愛着があるため。
まあ未来の職場同期と仲良くすることはほぼほぼ確定していますし、そもそも自分は就労すると確実に自由時間が減るため、交流頻度の減る人員は明らかに発生します。
換羽はこのシフトチェンジの一手段なのか、あるいはこれを言い分に換羽を実行するのか、また換羽期はこの就職と独立して迫っているのか、どれが正解なんでしょうね。皆さんはどう思いますか?
ざっとまとめると、多分近い将来岬サニーゴ休業しますという話です。
といってもなんだかんだ京7研の活動はやってそうですし、noteも更新ペースを復活させないだけで、書きたいネタと時間さえあればボチボチ更新しそうではあります。
まあ未来は未定というやつですね。衝動に身を任せてどうにかします。
総決算
ということで、既に18k文字のnoteが錬成されましたね。軽いnoteにするつもりだったのに……
さて、年末といえば総決算です。何の決算かというと、様々なモノです。
学生の内に断てるものは精算するべきですし、そうでないものは過不足なくリストアップして処遇を明確にしていくべきでしょう。社会へ解き放たれるまでに残されたこの3ヶ月は、新天地に清く移るための準備期間です。
何の話かというと、概ね引っ越しです。断捨離が終わりません。
下宿生活n年の間に数度しか使わなかったアレやこいつ使うくらいなら新しいの買うわみたいなコレが無数に積まれているため、これをどうにかして破棄できないかと考えあぐねています。家に粗大ごみ予備軍が多すぎる。
まあ引っ越し以外にも、卒業に必要な大事な大事な論文だったり、インターネット上に遍在している消すべきログだったり、HDD4台に保存されたデータの整頓だったり、肌に刺さる羽の除去だったり、やるべきことの種類は無数にあったりはします。
が、ひとまずは物理的に物を片すのが先決ですね。論文とこれはデッドラインを超えると大変なことになりますし、えいと一息に片付くものでもないので。
ということで、自分は余計なものを捨てるのでこの辺で。
次の更新があればそのときに、無くとも7研合同アドカレ2023があればそこでお会いしましょう。それでは!