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「文章の書き方本」まとめました

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note開始4か月、「書く」ことを掘り下げたくて、文章の書き方本をまとめ読みした記録です。
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記事一覧

考える練習_20221017

日常の出来事から記事を書く場合。 あったことを、そのまま書くのでもいいのですが、なるべく多くの人に伝わる記事にしたいな、と目論みます。 そんな時にやるのが、出来事の抽象化です。 その出来事を、皆が共有してるような経験や一般則にしてみる。 ここが、起承転結の「転」の前半部分になります。 出来事を抽象化したことで得られる、一風変わった視点が「転」のまとめ部分。 noteの記事を書くのに時間がかかるのは、このあたりの思考の切り替えが、上手くいってないのかもしれません。

4行日記_20220810

こんな記事を見つけました。 毎日noteのネタがない時でも、この方法を使ったら記事が書けるかも。 潜在能力のことはわからないけど、この記事に書かれている方法を身につけたら、毎日noteの継続に役立ちそう。 というか、一年くらい毎日noteを続けている人なら、自然と身につけてる方法なのでは? ** 4行日記は、事実・発見・教訓・宣言の4つの要素で成り立つそうです。 事実 :今日あった「出来事(客観的事実)」のなかから1つ選んで書く 発見 :上の出来事から「ひらめいた

省力化の一年間_20220502

現在、毎日noteを一年継続したところです。 今回は、自分のnoteの作成方法の振り返りです。 当初は、頭からダラダラと文章を書いていて二時間近くかけて1000文字を書いていました。 それがどんな風に、省力化されていったかをまとめてみました。 起承転結 当初は自分の文章力をなんとか改善しようと、いろんな文書の書き方本を読み漁りました。 すると、どの本でも「起承転結」に触れられてるんですよね。 それだけ効果的なテンプレートということなのでしょう。 この起承転結(または

夜にnoteを書くときは_20220111

皆さんは、着地点を決めてnoteを書きますか。 私は、noteを始めたばかりの頃は、しっかりプロットを決めて文章を書いていた気がします。 最近は、違います。 文頭に結論を書いた後、なんでこの結論になったんだっけ、と探りながら文章を書くようになりました。 この書き方の面白いところは、思いがけない自分を発見できるところです。 どうしたら、まとまるんだ。 どうやったら、終われるんだ。 そもそも、まとまってる考えなんてあるのか。 と、ズルズルと文章を書いているうちに、思い

実験、確認_20211226

観察→仮説→検証、のサイクルの手前の、実験→確認、も大事だと思う話です。 ** この2021年、大きく影響を受けた本の一つがこちらです。 この本を読んで私は、仮説検証サイクルを回してみたくなったのでした。 文章を書くためにも、役に立つぞ、と思ったし。 そして約半年、noteを書き続けて感じたのは、「仮説検証も面白いけど、実験確認、という考え方もあるかも知れない」ということです。 面白そうだったら、後先考えずに、まずやってみる。やってみて、結果を確認する。 仮説検証サ

習慣化とコンフォートゾーン脱出のせめぎ合い

例えば、毎日noteをやりたいなら、毎日noteを習慣化してしまうのが早道です。私の場合は、前夜にメモを書き、翌日の朝~午前中に清書する、という習慣を続けています。 下書きを溜めるとリズムが崩れるので、あまりやりません。なるべく毎日、同じ時間に同じことを、楽な状態で、自分を責めないでできる心持ちで、やるようにしています。 一方で、人間が成長するためには、自分が快適だと感じる環境を、たびたび抜け出す必要がある、といいます。 自分が慣れきって、何でも思い通りに進み、快適だと

1ギガバイトの脳を、どうやって上手く使おうか_20211019

人間の知識量をメモリ換算すると、約1ギガバイト、なのだそうです。 思ったよりずっと小さいですね。256ギガバイトのiPhoneからみたら人間の知識量なんて、無いに等しいのかもしれません。 ** 我が家の上の子ハル(9歳)が、車中でヒマだといいます。 そこで、ヒマつぶしの方法を教えました。 近くを走る車のナンバーの4つの数、全てを1回ずつ使って計算式をつくり、答えを10にする遊びです。 「8591」というナンバーがあるとします。 式を作るコツですが、まずどれか一つ

言語化することのリスク_20211007

最近、自分が気になってるキーワードが「観察力」です。 面白い文章を書きたい。だから、身の周りの出来事を自分なりの視点で切り取りたい。引き出しも増やしたい。 そのためには、自分の「観察力」を鍛えておかないと、というのが目下の課題です。 観察力を磨くための第一歩は、自分が見たものを表現してみることです。文章で表現したいのなら、言語化をしてみます。 ところが最近、別の本を読んでいて、言語化により、取りこぼすものもあるぞ、と気がつきました。 この本には、武術の習得方法と、習得

インプットのやり方を変えたら、アウトプットにつながるか_20211003

試行錯誤してたら、アウトプットが変わってきたぞ、というところをまとめておきます。 ああでもない、こうでもないと試してるうちに、2か月前には想像してなかった記事を、自分が書いていることに気がつきました。 ** 2か月程前「書くってなんだろう、どうやったら上手くできるようになるのだろう」と思い立ち、文章の書き方本を読みあさってきました。 書く人の思考をたどり、彼らに共通する「文章を書く人の心構え」「文章を書くコツ」を読み取ろうとしてきました。 特に大事だと思っているのは

読書メモ:佐渡島庸平さん「観察力の鍛え方」_20210927

佐渡島さんは、よい仮説を立てるには、よく観察することが必要、と主張します。 そして、観察結果から、新たな問いをたてることで、仮説はアップグレードしていくそうです。 「問い⇒仮説⇒観察」のサイクル。 これを、佐渡島さんは「観察サイクル」と呼んでいます。 このサイクル、おこがましくも、自分のnote毎日投稿している状況と似てるなぁ、とおもいます。 一つの記事を書いて、頭の中を言語化することで、次の記事への問い・仮説が生まれてくる。 「note毎日投稿」は、自分の観察サ

読書メモ:田中泰延さん「会って、話すこと。」_20210924

38.8℃の熱があっても読めちゃう。そのくらい面白かったです。 田中さんが世間の会話術・話し方本を40冊ほどリサーチして、全ての本に判で押したように同じことが書いてあるのに驚き、全部逆のことを書いた本、だそうです。 通して読んで分かる著者のメッセージは「会話はテクニックではない。正直に、気楽に話をしよう。」ということ。 あと、田中さんは、言葉に謙虚な人なのだろうな、と感じました。 ハウツー本ではない、と言いながら、本の作りはハウツー本です。 まず主題が掲げられて、そ

読書メモ:「観察力の鍛え方」と「無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語」のコンボ_20210918

観察力がある状態 = 観察対象について、文章で説明できる、ということなのではないか! 発見! って思ってたら、佐渡島さんの「観察力の鍛え方」に書いてあったわ!、という話です。 ** 以前「無名の男がたった7年で270億円手に入れた物語」の読書メモを書き、著者の竹ノ内社長は、観察力があり、課題の切り分け方がうまいから、他者の事業を真似するのが上手いのではないか、と考えました。 その後、何気なくYoutubeをザッピングしてたときに、竹ノ内社長とキンコンの西野さんの対談

読書メモ:要約できない文章本 2冊_20210913

私は現在、文章修行中です。目に付く面白そうな文章の書き方本を読みあさり、そこから学んだことをnoteに共有しています。 でも、どうしても要約できない文章本があります。こちらの2冊です。 どちらの本も、プロのライターの著者が、プロのライターの読者に向けてに書いた本です。 ライターに必要なことが全部、書いてあります。素人の私が読むと、発見だらけです。 なぜ、この本を、私は要約できないのでしょう。 私は考え続けて、「この本を読むと、自分の中にレンガを積んで建物をつくるよう

note執筆用メモ、私の場合_20210909

毎日note投稿は大変。時短できないか? という方におすすめなのが、手書きメモです。メモなど使ってないよ、という方がいたら、是非、やってみてください。 私も1か月前まで、メモはとっていませんでした。note執筆時間は、早朝の1時間。凝ったことをする時間はないだろう、と考えていました。 メモを使い始めたきっかけは、中田さんのYoutubeです。 文章術の本もみんな、メモ使え、って言ってるし。 おぉ、メモって面白そう、とゆるく始めてみました。すると、執筆時間が2割ほど短く