【ブロール】《種選奴、カメリア》の考察
こんにちは、1001(センイチ)です。
今回は『ブルームバロウ』から《種選奴、カメリア》のスタンダード・ブロール+その他についてのデッキ考察になります。
対戦、よろしくお願いします。
1.《種選奴、カメリア》
固有色:黒緑 3マナ 3/3 「威迫」 リス・邪術師
能力は3つ
①リスに「威迫」を付与する
②「食物」をサクると1/1の「リス・トークン」を生成
③2マナでメカニズム「給餌」を行い、これでないリス・クリーチャーに+1/+1カウンターを置く
まず、《カメリア》についてですが非常に難しい統率者になります。
戦闘面では「威迫」がありますが、基本的にはシステムクリーチャーになるので殴り辛いと思われます。自身を強化できないので基本は3/3です。
また戦場に出た瞬間に単体ではアドバンテージを稼ぐことができないので、事前に準備が必要となる点が構築を難しくしてる点ですね。
しかしご存知の通り「リス」のカテゴリーは『ブルームバロウ』の一つのテーマなのでそこそこのサポートが追加されてます。
MTGアリーナのドラフトで《カメリア》をピックして黒緑のデッキを組んだなら運命です。スタンダード・ブロールやブロール(旧ヒスブロ)をぜひプレイしてみましょう!この記事はそんな貴方の助けとなる。はず。
2.《カメリア》の構造解析
基本的に3マナで唱えてもアドバンテージを稼げず、除去の対象にしかなりません。ものすごく例外はありますが…
最低限4マナある状態で《カメリア》を守る《蛇皮のヴェール》(呪禁付与)や5マナで《食物・トークン》が場にある状態の場合にプレイするのがベストでしょう。その点では実質5マナの統率者に相当します。
そのためゲーム的に1番多いのは5マナ以上ある状態で唱えて2マナ構えます。
マナの使用先は
①《カメリア》の給餌コスト
②除去呪文
③呪禁や破壊不能を付与する呪文
がベストです。②③は構築のバランスによりますので最低限どちらかがある状態にしたいですね。
「給餌」で《食物・トークン》をサクった場合は実質3マナ3/3と《リス・トークン》2/2なので標準スペックに到達してます。5マナで唱えた方が安定!安全!安心ですね!
相性が良いメカニズムも考えます。
サブタイプの《食物》は『ブルームバロウ』までにそこそこ収録されてきました。主にエルドレインの次元がテーマの時に。
基本的に《食物》はアーティファクトがメインで一部のクリーチャーに割り振られてます。
そのためクリーチャーやアーティファクトをコストに唱える呪文等はメリットに変換されますね。
やはりメカニズム「給餌」は必須になりそうです。デッキ的にたくさん《食物》を並べてリス・トークンに変換して盤面を強固にしていく方針が良さそうですね。
次です。
こちらは分かりやすく「+1/+1カウンター」に関連したメカニズムがシナジーとなります。めっちゃ多い。
って感じでスタン以外なら使用可能なカードプールが増えた分だけ取捨選択が難しくなるぐらい何でも強いです。
「給餌」のコストはほぼ《食物》で決まりなので、ゴルガリカラーの墓地を増やす強みは活かしにくい感じです。
3.スタンダード・ブロール
サンプルデッキレシピ(調整中)
スタンダード・ブロールの場合でも《食物》に関するカードが多数収録されてました。
仮組みしたデッキは「リス」「食物」+メカニズム「増殖」を採用した型になります。
5マナで《カメリア》をプレイしたいので3マナ枠は少し多いです。
《山積みの収穫》はETBとサクった時に土地をデッキから出せます。《カメリア》の給餌コストにしても土地を伸ばせるので良い感じのデザインに思えます。
サブ統率者的なカードも少し採用してます。
また《全てを喰らうもの、イグラ》と《カメリア》が場に出てると《リス・トークン》も「食物」になるので2マナでカウンターがばら撒けるようになります。《イグラ》自身も急激に成長するので神話レアのWCに余裕があればおすすめです。
《食物》を増やす手段としてはクリーチャーが生成するかエンチャントで継続的に出せるカードが有効に見えます。
《逆棘芽の農家》は4マナ枠としてコスパが優秀すぎます。殴る時の効果も《カメリア》のトークン生成トリガーになるのでベストカードに見えます。
《清掃人の才能》はブロール《カメリア》の為にデザインされたと言っても過言では無いぐらい相性が考えられてますね。
レベル1はクリーチャー死亡で《食物》トークンを生成できます。
レベル3は《カメリア》をリアニメイトできるので狙っても良さそうです。
スタンダードでは難しそうですがレベル2も無限にサクれる状況が作れたらライブラリーアウトを狙えるのでサブギミックとして悪く無いです(おそらく統率者戦なら色々コンボがあるはず)
ピックアップするなら《菓子の復讐の夜》です。
食物がそのままマナファクトになるので複数回《カメリア》の能力を起動できる場合がありました。奥義みたいな方の期待値は3〜ぐらいですね。
「威迫」付与と相性が良い珍しいカードです。
4.ブロール+統率者
カードプールが広がれば使いたいカードもかなり増えます。
《金のガチョウ》は1マナのカードとしてとても魅力的でしょう!
エルドレイン以外にも《食物》がテーマになったセットがあります。
そう、『指輪物語:中つ国の伝承』です。
《ペレグリン・トゥック》は《カメリア》と非常に相性がいいです。リストークンと食物が同時に生成できるので簡単に無限ドローが発生しますね。(食物を3個サクってドロー➡︎カメリアでリスと食物が3つ生成) 以上なのでできません。
つまり
MTGアリーナで調整されてますが一時代を築いた猫かまども採用可能です。
コンボパーツは《森の教示者》でサーチも可能になりました。
《犠牲》+《生き埋め》も有効そうです。
リスのサポートも統率者ではかなり増えました。
リスに関するサポートはブロールでもかなり実装されてますね。
以上です。
対戦、ありがとうございました。
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