サルでもわかる為替解説


為替とは?サルでもわかる解説

まず為替について基本を述べます。
為替とは、異なる国の通貨を交換するときに交換レートです。日本とアメリカではればアメリカの1ドルを日本円なら150円で交換しますよ、ということです。この交換レートは日々変わります。

わかりやすく言い換えすると

例えば、あなたがバナナを持っていて、相手がリンゴを持っていて、交換をしようとします。
バナナの方が価値が高ければバナナ1つでリンゴ2つ貰えるかもしれません。
しかしりんごのほうが価値が高ければバナナを2つにしないとリンゴ1個と交換してくれないかもしれません。

この価値はその作物が豊作がどうかで変わってきます。

バナナが豊作で沢山あれば、1つあたりのバナナの価値は下がります。
沢山あるということは誰でも手に入れやすい状態だからです。

逆にバナナが不作で量が少なくなったら、バナナを手に入れられなくなる人が増えるのでバナナの価値が上がります。

もう一つ価値が変わる理由として需要があるかです。

去年と今年でバナナが同じ収穫量だったとして、去年はみんなバナナを欲しがってたけど、今年はみんなバナナよりリンゴを欲しがっている。

この場合、去年と同じ交換レートにしても誰も見向きもしません。だってみんなバナナじゃなくてリンゴが欲しいのだから。

それでも交換したければしたければリンゴの価値と見合う分だけ渡すバナナの量を増やさなければなりません。

円とドルの関係で見ると

バナナの例のように為替レートは需要と供給によって決まります。
例えば日本の商品やサービスが人気で皆が日本円が欲しい!と思えばドルを沢山渡しても円にかえたいという人が増え円の価値が上がります。

これまでは100円と1ドルが交換できていたけど、人気が出て円が欲しい人が増えたから100円と2ドルが交換条件になったという感じです。

円高と円安

上の場合、1ドル=100円だったのが、1ドル=50円になったことになります。

これが円高です。数字で見ると円の部分が少なくなって円安に見えるかもしれませんが、上のように100円=1ドルから100円=2ドルとなりドルに比べて円の価値が上がっているのです。

逆に円の人気がなくなってみんなドルにかえたい!となった場合
、100円=1ドルだったのが200円=1ドルじゃないと交換してくれなった、となります。

この場合は円を沢山渡さないと1ドルと交換してくれなくなった、つまり円の価値が下がった(円安)となります。

今どうして円安なの?

2024年3月時点では1ドル=150円前後です。
3年くらい前は1ドル=110円くらいだったのにどうして?

これは日本の衰退も理由の一つではありますが、非常に大きな理由は金利です。

今日銀が決めている政策金利は0.1%、この政策金利の数値をもとに銀行は預金や貸し出しの時の金利を決めます。

政策金利が低いほど預金した時につく利率は低くなり、同時にお金を借りた時の利率も低くなります。

2024年3月時点のアメリカの政策金利は5.5%。

なので日本円で預金するよりもドルに変えてアメリカで預金したほうが高い利息がもらえますよね。

だから円の人気がなくなり、ドルが非常に人気となっているのです。

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